
著者:加藤秀樹緊急課題のインソーシングとは何か?東大大学院教授・松井孝典が、ジャーナリスト・桜井よしこが、構想日本代表・加藤秀樹が、私たちひとりひとりに鋭く問う!!
まずは、あなたから始めよう。
10年来の「改革」をめぐる議論と紆余曲折は、単に改革派と、既得権益を守ろうとする抵抗族の押し合いへし合いではない。その背後に、これまで私たちが正しいと信じきってきた価値観(自由、公正、豊かさなど)と、その総体としての「発展」や「近代化」そのものの是非を問うべき状況が生じているのであり、それらのいろいろな階層の考え方がからみ合い、ぶつかり合っているところに分かりにくさがあるのだ。(中略)
本書でさまざまな次元の問題をうまく整理できたかどうかはわからないが、私たちの生活とそこで起こっているさまざまな現象、そしてその間にある国家や国際的な仕組み、制度を関連づけようと試みた。読者にとって、これからの社会をどうつくるべきか、誰がそれを担うべきかということを考えるヒントになれば幸いである。
(「はじめに」より)
| ★目次 |
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| 第1部 成熟時代の社会システムをどうつくるのか * 加藤秀樹 |
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● 何のための「改革」か ● 日本は「公」をどう変質させたか ● 「私」的分野の深刻な空洞化 ● フリー、フェア、グローバル ● 安定的な人間圏のためのシステム |
| 第2部 DISCUSSION 発信できない日本の命運*加藤秀樹、櫻井よしこ、松井孝典 |
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● 人間圏から見た現代社会の様相 ● 「戦後」に断ち切られた日本の叡智 ● 他者との関わりがシステムを強くする |
| 第3部 未来は「民」の手の中にある |
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● アメリカ憲法に見る「官」と「民」の役割分担 * 阿川尚之 ● これからの人材育成と日本経済 * 猪木武徳 ● 経済の論理/環境の倫理 * 岩井克人 |