
タイトル:地方の工夫が国の財政を救う! Part2
発行日:2004/11/26
読者の声
■ 加藤文太郎 長野県(2004.11.29)
前回の栄村と今回の下條村の件についての記述を読ませていただき、正直言って
あまり良い感情を抱きませんでした。
というのも、加藤秀樹代表をはじめとする構想日本は政策シンクタンクとしてすばらしいものを持っていると言うことは、前々から知ってはいたのですが、田中康夫と組んでからはどうも、そう思うことが買いかぶりであったのではないだろうか、と私の近くのものは皆、そう思っています。
特に、栄村についてはその思いを強くしました。
本来、栄村や下條村や泰阜村でやっているようなことはことさら珍しいことでも何でもなくそれを鬼の首を取ったようにマスメディアを通じて流すことは、さすが学士様のするような、物事を何も知らない輩の集まり、と判断するしかないのです。
これらの村は、私の町の一集落しかない世帯数・人口であり、こういったところだからこそ可能な施策が取れるといった特殊事情です。この特殊事情が財政負担となっています。
かく言う私の町も周辺集落は過疎に悩み、中心部に1万人が集中しているといった現象がここ数年顕著となってきています。
基本的には、老人が自活して国土を保全していくのを阻害するといった政策を日本国がとろうとするのには大反対ですが、かといって構想日本の加藤秀樹さんが言うような「脳天気」な批評家集団の戯れごとを垂れ流して欲しくはないのです。
■ 鈴木明夫 NPO法人TSK事務局長 (2004.11.29)
構想日本の政策にの研究には頭が下がる思いです。私達NPO法人「TSK」でも都市づくりのテーマの取り組みをしています、ひと口に都市づくり、と言っても非常に難しい課題です、町の独自性を生かし何を課題で取り組んでいけばいいか、など研究課題は盛りだくさん、我が生まれ故郷「富里」は農家地域、だが最近は成田空港が開港しサラリーマンが大半の状態、しかし財源は農家の税金が多いのが実情、農産物、特にスイカ・ピーナッは有名ですが、最近スイカの生産は減少気味、又生産者も高齢化し跡継ぎ問題にも頭を抱える、農家がどの様に生きて行くか?問題は山積み状態である。
しかしその中でも農家が集合体を作り、共同での耕作も出来つつある、一部では有るが、それなりに生き残りをかけて試行錯誤である。私儀も25年前、商工会の青年部の時代、富里村と商工会と建設業界が一体となり2万坪程度の敷地を村が農家から借り受け、そこに建設業界の事務所を作り、同敷地内にショッピングモールを作る、その施工は地元建設業界がし、代わりに建設業界は消費物は全て購入すれば相互が利益を享受出来るし、地元業者だから施工にも責任が持てメンテも良い、こんな提案をしました、総論は賛成、各論は反対、今の店舗はどうするか、今の借財はどうするか、それに加えこれから借金をする、どんな状態になるか分からない、などの理由で結果は出来ないで終わる、32歳の若造が提案して、又説得する事が出来ない人間性で有ったのです。25年の歳月が流れ当時のメンバーの8割が倒産、もしくは夜逃げ、事業の縮小、スーパーの店主に久しぶりに巡り会ったとき「鈴木さん、以前協同店舗の提案をした時、私は賛成でしたよ、会長が反対したなー・・私はやりたかった・・」こんな話をされました、このスーパーも現在は廃業している「おやじさん、25年前にその言葉が欲しかった、今じゃ遅いよ、おれはあの時代、このままじゃ私もつぶれる、お店もつぶれる、それが見えたんですよ」
人間先を見ることは難しいけれど、先を予言する事は出来る、自分が痛い思いをしなければ気が付かないものです、政治にしてもしかり、本当に困らなければ、改革は難しいのです。しかし挑戦はいつでもしています、貴会の皆さんにしてもしかりだと思います。
熱く語り、伝えることでしか変革は出来ません、人々の頭に変革を伝えない限り、人々は動きません、人々を変革させるには「感動」を与えなければなりません。又会える日を楽しみにしています、年末ですので健康に留意され、益々の活躍をお祈り申し上げます。