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タイトル:「人がしっかり自然とつきあえば、森林の災害は減る」に寄せて
発行日:2005/03/25
読者の声

■ T,Yoshida 長野県上田市(2005.04.28)
 
下記藤田恵さんのご意見に、この時期スギ花粉で日々悩まされています一人として
大いなる共感を覚えます。
自然の摂理に反して広葉樹を伐採して過度に針葉樹を造林した政策の間違いのつけ
が、至るところで噴出しています。
過剰に植林された杉山は手入れされる事も無く放置された山が増えるにつけ、藤田
さんご指摘の状況がこの近くでもあちこちで見られます。
手入れされない杉山は怒り、子孫繁栄の為に花粉を更に放出するとの説明が、今年
のスギ花粉異常発生の説明でありました。

又、針葉樹は根が浅い為に、台風に対して弱く強い風で倒木となり濁流と共に流れ
2次災害を引き起こす。(大分県の日田地方の例)
更に、山が死ねば海岸の生き物もだめになってしまいます。良いカキ養殖は良い山
作りからと三陸方面では植林と山の手入れに力を入れています。
山と海のあるところで育った方は体験していると思いますが、山が荒れると海も死
にます。海岸端の生き物が流れ出た土で死滅する事を
シオイ狩りで体験的に感じています。

今、私の住む長野県は知事自ら[長野県は日本の屋根です。山を荒らす事は子孫末
裔まで借りを作る事になります。100年の計で山を甦りましょう。
良い水は自然の摂理にかなった山にある]事を訴えています。長野県の水は太平洋
や日本海に注ぎ、その水の養分が注がれた海岸を潤うのです。
山が荒れると海も駄目になる事を山国のこの地に住むものとして認識し、山の再生
に微力ながら協力したい思いでおります。

藤田さんの文中より
[当時の農林省が全国的に実施した大愚策で、ブナなどの広葉樹を皆伐させ、
伐採跡地に杉などの針葉樹の人工林を造成することを莫大な補助金を付け
て奨励した)のために、丸裸同然になり、ほとんど杉を植林しました。]

同じ針葉樹でもカラマツは落葉し春の芽吹きが素晴らしく美しい光景を見せてくれ
ます。
莫大な補助金を付けて奨励して植えすぎた杉は良くありません。 今年のスギ花粉
には大いに悩まされました。
5月の連休はしばし杉花粉の無い地域に逃避する予定です。
そう言えば、スギ花粉の無い北海道のある地域へのツアーが大人気で、定員の数倍
の応募があった様です。

これからは自然との共生を図り、人も地球もいきいきと行きたいものです。

””