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タイトル::【No.885】全国初!住民団体主体の「原発を『自分ごと化』する」プロジェクトが始まりました!!
発行日::2018/11/15
本文:
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 構想日本メールマガジン【No.885】 2018.11.15 七五三 発行

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<目次>

【1】第249回J.I.フォーラム 「会員懇談会 2018」

【2】活動ニュース
 (1)群馬県太田市 「住民協議会」11月17日(土)第5回(最終回)
 (2)福岡県大刀洗町「住民協議会」11月17日(土)第2回

【3】お知らせ 
 (1)2018年度五井平和財団フォーラム『いま、明日をつくる/Creating Tomorrow Today』
 (2)JFEJ(日本環境ジャーナリストの会)連続講座2018 “SDGs時代”の必須知識

【4】巻末寄稿文 

全国初!住民団体主体の「原発を『自分ごと化』する」プロジェクトが始まりました!! 

自分ごと化会議 in 松江 実行委員会 共同代表  大谷 怜美

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【1】 第249回J.I.フォーラム 「会員懇談会 2018」  
 
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◯日 時:2018年 12月3日(月) 19:00~21:00 (出入自由)(開場18:30) 

◯会 場:ホテルメトロポリタンエドモント 1階 「クリスタルホール」   

 東京都千代田区飯田橋3-10-8  電話03-3237-1111     

https://edmont.metropolitan.jp/access/index.html  
     
◯定  員:80名 

◯形 式:着席 (ブッフェ料理+フリードリンク)  

◯参加費:10,000円(一律)

※会員懇談会は、構想日本会員様限定の会ですが、会員様のご紹介があれば、どなたでもご参加いただけます。
 皆様お誘い合わせの上、ご来場ください。

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【2】活動ニュース

無作為に選ばれた市民が参加して、議論します。
地域の課題を「自分ごと」として考えるようになり、政治・行政との関わり方や意識が大きく変わります。
傍聴の入退場は自由、無料です(事前登録も不要)。是非、現場でご覧ください。

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(1)群馬県太田市 「住民協議会」11月17日(土)第5回(最終回)

テーマは「ごみの減量化」
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★太田市「住民協議会」の特徴★

1.清水聖義市長の強いリーダーシップにより2年連続の開催(連続開催は全国2例目)。
2.参加者全51名のうち、女性が過半数の27名。
3.昨年は、住民協議会に参加したことがきっかけとなってNPOを作るなど市民の行動変化にもつながっている。

【開催日時】第5回(最終回):11月17日(土)13:30~16:30(予定)[これまでの議論のまとめ]

【会 場】太田市役所本庁舎(太田市浜町2番35号)※会場についてのお問い合わせは、太田市企画政策課まで(TEL:0276-47-1892)

※詳細は、太田市ホームページからご覧いただけます。
https://www.city.ota.gunma.jp/005gyosei/0020-001kikaku-kikaku/2017-0710-jk.html

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(2)福岡県大刀洗町「住民協議会」発祥の町 11月17日(土)第2回

テーマは「暮らしの中の鉄道」    
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★大刀洗町の特徴★

1.全国紙にてたびたび取り上げられ、経済同友会も視察に来るなど、全国モデルとして広く知られている。
2.毎年度、無作為とは別に町内在住の高校生を募集し、今年度も高校生2名が参加(全国に先駆けた取組み)。
3.住民協議会経験者でつくるOBOG会が本格的に活動を開始。新たな波及効果として注目されている。

【開催日時】第2回:11月17日(土)13:00 ~ 16:00(予定)[全体での議論、改善提案シートの記入] 
      ナビゲーター 大野 達(国土交通省・元鉄道局鉄道事業課長)

【会 場】大刀洗町役場 庁舎3階会議室(大刀洗町大字冨多819)※会場についてのお問い合わせは、大刀洗町総務課総務係まで(0942-77-0171)

▲ 2018年の事業仕分け、住民協議会、施設仕分け実施一覧 ▼ http://www.kosonippon.org/blog/?page_id=1447

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【3】<ご紹介> 構想日本が応援している活動に関するお知らせです。 
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(1)2018年度五井平和財団フォーラム『いま、明日をつくる/Creating Tomorrow Today』

複雑で大きな環境や社会の問題を前に、無力さを感じることもあるかもしれませんが、どんな人も、明日を築く力を秘めています。あらゆる世代の人々が「変化の担い手」となり、より良い未来に自分らしい方法で貢献していく。そんな多様で豊かな共創社会を展望します。

◆日 時:2018年11月23日(祝・金) 14:30~17:15(開場13:45)
◆会 場:日経ホール(東京都千代田区大手町1-3-7日経ビル3階)
◆料 金:一般4500円、賛助会員・学生3000円(要学生証提示)(全席自由)
 チケット購入方法: 詳細はこちらから → https://www.goipeace.or.jp/work/forum/

 ◯チケットぴあで購入  Pコード 640-434 
 ◯五井平和財団で購入 郵送、 事務局で直接購入(平日9:00~17:00 土日祝は休み)

◆プログラム概要:

 ■五井平和賞 受賞記念講演 
 ララ・ハスナ モロッコ王国王女、モハメッド6世環境保護財団代表
 「All for the Environment(全ての人々が環境のために)」をモットーに、自国内での環境保護活動を促進し、次世代を育成。世界的にも持続可能な未来に向けた意識啓発に尽力。

 ■若者のメッセージ「私が起こしたい変化」
 「国際ユース作文コンテスト」文部科学大臣賞受賞者の発表。(世界162ヵ国、21,000点超の応募作品中)

 ■リレートーク「志からアクションへ」
 社会の課題を前に何かをしたいと立ち上がり、チャレンジを続ける若者のリレートーク。
 <出演者>
 西辻 一真(株)マイファーム代表取締役CEO
 松崎 英吾 NPO法人日本ブラインドサッカー協会事務局長
 村田 早耶香 認定NPO法人かものはしプロジェクト共同代表
 <コーディネーター>
 西園寺 裕夫 五井平和財団理事長
 <コメンテーター>
 西園寺 昌美 五井平和財団会長

 ※すべてのプログラムに日・英の同時通訳がつきます。
 主 催 公益財団法人 五井平和財団
 後 援 文部科学省

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(2)JFEJ(日本環境ジャーナリストの会)連続講座2018
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「ジャーナリストが教える“SDGs時代”の必須知識 ~ビジネスマン・市民に役立つ発信メソッド~」

未曾有の豪雨に40度超えの猛暑。気候変動の脅威は現実のものとなっています。
この連続講座では、第一線で活躍する現役の環境ジャーナリストや専門家が、世界のトレンドや日本の課題など“必須知識”を伝授。さらには、企業や自治体、NGOなどが発信していく際の“コツ”や“ポイント”もお伝えします。

【開催概要】

◆第6回「環境・エネルギー分野と資本市場」(今西章さん エネルギージャーナル社編集次長、『週刊エコノミスト』編集部協力)

◯日時:11月21日(水)

◯時間:19:00~20:40(受付18:30~)

◯定 員:30名

◯場所:環境パートナーシップオフィス セミナースペース 
 (〒150-0001東京都渋谷区神宮前5-53-70国連大学ビル1F 地図はこちら→ http://www.geoc.jp/access/ )

◯参加費:一般 2,000円、学生 各1,000円、JFEJ会員・準会員 各回500円、JFEJ学生会員 無料

SDGs(持続可能な開発目標)→ https://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/oda/sdgs/about/index.html
下記URLの申込用フォームメーラーからお申込みいただけます。
https://business.form-mailer.jp/fms/708c195391996

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【4】全国初!住民団体主体の「原発を『自分ごと化』する」プロジェクトが始まりました!! 

自分ごと化会議 in 松江 実行委員会 共同代表  大谷 怜美
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満を持して11月11日、第1回「自分ごと化会議 in 松江~原発を自分ごと化する~」の幕が上がりました! 18名の無作為抽出による参加者、100名近い傍聴者、報道関係者、スタッフで島根大学の会場はいっぱいになりました。参加者は30代が一番多く、半数以上が女性でした。

「自分ごと化会議」は、構想日本がサポートして全国で行っている、無作為抽出による住民協議会や事業仕分けの総称ですが、行政ではなく市民自身が主催したのは全国で初めてです。公開されている選挙人名簿から、実行委員や学生が手分けして手作業で無作為抽出しました。島根大学の学生ボランティアさんに感謝です!

今年2月に福岡県大刀洗町へ住民協議会の見学に行かせてもらった時、協議会OB・OGの住民の皆さんが目をキラキラさせ「議会の傍聴に行くようになりました!」「参加当時は学生だったけど、町職員になりました!」と語っておられる姿に感動。「ぜひとも松江でやりたい!」と思いました。

そして、松江市民の誰もが身近で知っている「原発」をテーマに「自分ごと化会議」を開催することになったのです。

何を隠そう島根県松江市は、日本で唯一、県庁所在地に「島根原発」があり、しかも原発から10キロ圏内に県庁と松江市役所がスッポリと収まります。

そう言う私も島根原発から15キロ圏内に住んでいて、地震があるとすぐ「島根原発」が心配になります。福島の事故があってからは安全性により敏感になり、松江市主催の説明会に参加し、市役所が配布する安定ヨウ素用剤をもらいました。

一方で、私の同級生は頑張って3号機をつくりました。また友人は原発勤務。職場のお得意先は中国電力です。

どこかモヤモヤして、本当はどうなのだろうって考えてみたいけど、やっぱりみんなの前で「原発」に触れるのはタブーなんです。こんなに身近な原発なのに、身近であるがゆえに気軽に口に出せない雰囲気が松江にはあります。だからこそ今、「自分ごと」にしたいのです。

今回は第一回目だったので原発賛成、反対両方の専門家の話を聞いたうえで、参加者の市民が意見を述べました。

「松江では、みんなで自由に原発について話し合うことはできないと思っていました。今回いろんな方の意見が聞けて良かったです。」
「今まで、機会がなくて言いたいことを言えずにいたけど、みんなの前で自分の気持ちが言えてスッキリしました。」
「原発に賛成でも反対でもなかったけど、この会議を通し自分の考えをきちんと持っていきたいです。」などの発言がありました。

早くも皆さんの「自分ごと化」が始まっています!予想を超える多くの傍聴者の皆さんも最後まで残っておられ、関心の高さを感じました。
あと3回に渡って「自分ごと化」をさらに進め、行政や中国電力、そして市民への改善提案をまとめたいと思います。

詳細は、こちらからどうぞ↓
https://ameblo.jp/jibungotokakaigi/entry-12418542536.html?fbclid=IwAR1JdXRyaA_-BGYC3qKVHYcz8BGAMDfaYzlbRXg4i5geV5aPfjD86Jc4uMg

賛成、反対を越え、みんなで幸せに暮らしていけるアイディアを出す「場」=「自分ごと化会議」を成功させたいです。
ぜひ、全国の皆さまも「自分ごと」にしていただき、賛成・反対を越えてご支援いただければ嬉しいです。


編者注:今後 第2回12月9日(日)、第3回1月13日(日)、第4回2月24日(日)に開催。

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大谷 怜美(おおたに さとみ)
島根県松江市在住。楽健法セラピスト。「自分ごと化会議 in 松江 実行委員会」共同代表。住民目線で政治を変える会・山陰 共同代表。市民自治を考える会・まつえ 代表。
場づくりユニット「ななむすび~7世代先の未来のために~」主宰。

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☆★☆クラウドファンディング実施中☆★☆

この会議は、全て住民が手づくりでしていますが、案内の郵送費、会場費、講師等の交通費などに約200万円の費用がかかります。

クラウドファンディングによるご支援をお願いいたします。
https://readyfor.jp/projects/JGK-matsue

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(編集後記)

七五三といえば千歳飴。身の丈に余る長さが印象的でした。
子供心に、あまり美味しいとは思わなかった記憶があります。
今は、いちごみるくや抹茶みるく味、チョコ(既に飴ではない)などもあるようです。

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