メールマガジン

【 No.827】「今こそローカリズム・日本の祭シリーズ 第二十八弾 上野天神祭 」 

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J.I.メールニュース No.827 2017.09.28 発行

「今こそローカリズム・日本の祭シリーズ 第二十八弾 上野天神祭 」

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【1】<巻頭寄稿文>

「今こそローカリズム・日本の祭シリーズ 第二十八弾 上野天神祭 」

至学館大学・伊達コミュニケーション研究所長  石田 芳弘

【2】<お知らせ>

(1) 第240回J.I.フォーラム  10月25日(水)

北朝鮮問題から日本の安全保障、国際政治を考える

~本当に考えないといけないことは何か~

(2) 兵庫県 加古川市 「公開事業評価」

9月30日(土)、10月1日(日)

(3) 群馬県 太田市で初開催 構想日本式「住民協議会」

10月28日(土)

(4) その他の構想日本の活動

(5) Yahoo!ニュースオーサー 記事投稿

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【1】 「今こそローカリズム・日本の祭シリーズ 第二十八弾 上野天神祭 」

至学館大学・伊達コミュニケーション研究所長  石田 芳弘

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秋は祭の季節である。上野天神祭は10月19日から26日にわたって行われる、菅原道真を主神とする伊賀の国上野天神宮の祭である。

祭を観る時はまず町を観るのが私の流儀だ。

上野市は私が犬山市長をしていた当時、レベルの高い自治基本条例を制定した先進的自治体であり、一目置いていた。
その後、2005年平成の合併で隣接自治体を合併し新生「上野市」でスタートしたが、ここに至るまでには隣の名張市との合併破棄や市庁舎建設に関する住民投票や元・前市長のトラブルやら、かなりごたごたした。どうもこの町は多様性に富んだというか、起伏豊かというか、体質的に面白い町である。

伊賀忍者の里であり、俳聖松尾芭蕉生誕の地であり、築城の名人藤堂高虎の完成させた上野城の城下町であり、京都・奈良の大和文化と伊勢神宮参詣を結ぶルートであり、又名古屋と大阪のちょうど中間点でもある。それらの歴史的遺跡が町のあちこちに点在する。

だからこんなに多彩で面白い上野天神祭が残っているのかと理解した。

祭の前に城下町の感想から述べる。城閣の天守はもともと「天主」といったように天体の中心、北斗七星を背後に南に城下町を作るのが宗教的宇宙観スケールの都市計画であった。

町の骨格は道と町割りで決まる。現在の上野城下町は南北に走る銀座通り、東西に走る163号線と368号線は車対応で拡幅されたが、あとの町並みはほぼ江戸時代の町割りを残している。この、道路というよりは道と言ったほうがいい響きの古い町並みを長々と多彩な祭の行列が続くのが上野天神祭である。

まず先頭を行くのがおそらく日本一と思われる大御幣だ。「ごへいかつぎ」という「縁起かつぎや」を諧謔した日本語があるが、御幣とは紙や布を切って木に挟んで下げた清め・払いの神道真髄の役割を果たす神具であるが、高さは10メートル余あろう5人でかついだその大「御幣担ぎ」にこの祭の遊び心を観た。

そのあとにつづくのが鬼行列だ。藩主藤堂高虎が病気平癒を祈願して寄進した能面が始まりと言われるが、悪鬼・四天・役行者(えんのぎょうじゃ)・八天鬼・ひょろつき鬼・鎮西八郎為朝等々まさに百鬼夜行の鬼行列が沿道の老若男女を沸かせて延々と練っていく。

そのあとから9町内のしるしとだんじりが続く。しるしというのは神の祭壇であり、祭壇の尻につくからだんじりと言う。だんじりは京都祇園祭の山・鉾を連想させ、水引幕・彫り物・錺金具(かざりかなぐ)などの懸装品は文化的レベルが高く、だんじりで演じられるお囃子は明らかに京文化伝播の翳(かげ)を色濃く漂わせていた。

ユネスコの無形文化財登録候補になっているこのdramaticな宗教的・民族的・歴史的行列がクライマックスから終末を迎える頃、神無月の午後の陽は急速に陰ってきた。※

※編集注 ご執筆時点では登録候補でしたが、平成28年11月30日に、ユネスコ無形文化遺産に登録。

上野天神祭 詳細はこちらから http://www.igaueno.net/?p=4292

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石田 芳弘(いしだ よしひろ)

愛知県議会議員、犬山市長、衆議院議員など、地方、中央の政治と行政を経験。特に教育、文化行政に力を入れた。「まちは生涯学習の最良の教室である」というのが持論であり、学校教育も生涯学習の一環であると考え、市民が教師の総合学習や全市博物館構想を推進。また、シンクタンクの研究員として先進国の地方議会を視察、研究。我が国地方議会も議院内閣制を導入すべしという、地方議会改革論議のオピニオンリーダーである。

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*みなさんのご意見をお待ちしています。(800字以内でお願いします)
info@kosonippon.org
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【2】(1) 第240回J.I.フォーラム  10月25日(水)

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北朝鮮問題から日本の安全保障、国際政治を考える

~本当に考えないといけないことは何か~

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北朝鮮のミサイル、核がテレビなどで大きな話題になっていますが、大方がワイドショー的なノリです。この機会に日本の安全保障を具体的に考えてみよう、トランプ発言の背後にあるアメリカや中国の本当の意図、国際政治の実態を真剣に考えてみよう、といった姿勢は見られません。

そこで、今回のフォーラムは、お2人のプロを迎えて、北朝鮮問題を入口に、日本が直面している安全保障の現状や国際政治について深いレベルで議論して頂きます。

◯日 時: 2017年 10月25日(水) 18:30~20:30(開場18:00)

◯会 場: 日本財団ビル2階 大会議室  港区赤坂1-2-2 TEL 03-6229-5111

※場所にご注意下さい

◯ゲスト: 石破 茂 (衆議院議員/元地方創生・国家戦略特別区域担当大臣)

伊藤 俊幸 (金沢工業大学虎ノ門大学院教授/元海将)

◯コーディネーター : 加藤 秀樹(構想日本代表)

◯主  催 : 構想日本

◯定  員 : 160名

◯参加費 : 一般 2,000円 / 学生 500円 (構想日本会員は無料です)
※学生の方は受付にて学生証をご提示ください。

☆ 今回は懇親会はございません。

※フォーラムへのご参加は10月25日(水)12:00まで info@kosonippon.org  にお願いします。

HPからのお申し込みはこちら http://www.kosonippon.org/cp-bin/wp/forum/index.php

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*参加申し込みに関するお問い合せは、
事務局 堺/稲垣まで。 TEL 03-5275-5607

*内容に関するお問い合せは、
伊藤/田中まで。    TEL 03-5275-5607

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構想日本は自治体での事業仕分けのピークを迎えています。9月30日(土)、10月1日(日)には兵庫県加古川市、そして10月中には、14日(土)、15日(日)の広島県三原市、21日(土)の滋賀県大津市でも開催されます。

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(2) 平成29年度 兵庫県 加古川市 公開事業評価

9月30日(土)、10月1日(日)開催

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★加古川市の特徴★

1.今回で4年連続の実施。公開事業評価が市職員に定着しており、非常に前向き。資料の完成度の高さは全国の自治体の中でもトップクラス。

2.評価結果について、予算措置や実施内容、方法の見直し等により次年度以降の事業に積極的に反映させており、反映状況についてホームページで公開。

3.無作為で選ばれた39名と大学生2名の計41名が「市民評価員」として事業を評価。4年間での「市民評価員」としての参加延べ人数は約180名。

以上のように、加古川市は事業仕分け実施自治体の中で非常に良いモデルです。自治体職員の方をはじめ、皆様ぜひ傍聴にお越し下さい。お越しになれない方は、インターネット中継も行いますのでぜひご覧ください。

― 開催概要 ―

【対象事業】 全8コマ9事業

○9月30日(土)
1.レガッタ普及事業
2.見土呂フルーツパーク管理運営事業
3.資源化センター管理運営事業
4.防災センター管理運営事業

○10月1日(日)
1.公共交通補助事業うち「コミュニティバス路線運行補助金」
2.福祉タクシー料金助成事業
3.障碍者(児)医療費助成事業(市)・高齢障害者医療費助成事業(市)
4.世代間交流学習会事業補助金交付事業

※対象事業費総額 約5億2700万円
(平成29年度一般会計予算841億7000万円)

【議論のし方と参加者】

構想日本仕分け人チームと説明者(加古川市職員)が議論し、それを聞いたうえで市民評価員が対象事業の評価を行う。
※市民評価員:無作為に抽出した住民1,500人から応募のあった39名、及び市内在住で参加を希望した大学生2名の計41名。

<構想日本外部審議委員チーム>
○コーディネーター
伊藤 伸(構想日本 総括ディレクター)

○外部審議委員
・両日とも
安藤 真(日清食品ホールディングス株式会社 技術開発 部長)
田端 和彦(兵庫大学・兵庫大学短期大学部 副学長)

・1日目のみ
大迫 慎太郎(三重県 農林水産部フードイノベーション課、プロモーション促進班 主査)
松本 小牧(豊明市 健康福祉部高齢者福祉課 課長補佐)

・2日目のみ
香本 なぎさ(Community Nurse Company株式会社 事務局 保健師・看護師 コミュニティナース)
徳永 眞一(地方独立行政法人 市立大津市民病院 法人事務局 管理監)

【日 時】 9月30日(土)  9:30 ~16:00(予定)
10月 1日(日)  9:30 ~16:00(予定)
※両日とも受付開始は9:15から。

【会 場】 加古川市役所 新館10階 大会議室
(兵庫県加古川市加古川町北在家2000)
※会場に関するお問い合わせは、加古川市行政管理課(電話:079-427-9753)まで

【入場料】 無料(事前登録不要、途中入退室可、どなたでも傍聴できます。)

【主 催】 加古川市

【協 力】 構想日本

※詳細は加古川市ホームページからご覧いただけます。
※インターネット中継も行います。リンク先については当日までに掲載します。

お問い合せ:構想日本 伊藤/藤阪 TEL:03-5275-5607、email : shiwake@kosonippon.org

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(3) 構想日本式 「住民協議会」

10月28日(土) 太田市「住民協議会」第4回

「健康」に暮らすための身近な課題を住民達が議論

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「健康づくり」という誰もが関心のあるテーマについて、行政のおしきせではなく、住民自身が考え、議論します。

自分や地域の現状を知り、意見を出し合うことで、意見が違う住民同士の相互理解が深まり、行政が従来の「他人事」から「自分事」に変わっていく様子がよくわかります。

市民が自らどんどん議論する民主主義の新しい形のスタートです。 是非傍聴にお越しください。

★今回の取組みの特徴★

1.市が無作為に選んだ、一般市民の代表50人が参加(10代から70代が議論)

2.3ヵ月で4回という短期集中で市民の意見を集約

3.世代を超えて「健康」をテーマに、人づきあい、食事、心の健康、高齢者や現役世代の健康対策など身近な課題を議論

【日 時】 10月28日(土)14:00~17:00 (とりまとめの議論)

【参加者】 太田市住民協議会委員(太田市民50名)★
コーディネーター(論点整理役、構想日本より派遣)
太田市職員

★無作為に選んだ市民1,500名に案内を送付し、応募のあった50名。

【会 場】 太田市役所 3階大会議室 6階・1階会議室 (太田市浜町2番35号)
※会場についてのお問い合わせは、太田市企画政策課企画政策係まで(0276-47-1892)

【参加費】 無 料(どなたでも傍聴できます) ※途中の入退室可、事前申し込み不要

【主 催】 太田市

【協 力】 構想日本

※詳細は、太田市ホームページでもご覧いただけます。
http://www.city.ota.gunma.jp/005gyosei/0020-001kikaku-kikaku/2017-0710-jk.html

お問い合せ:構想日本 伊藤/町田
TEL:03-5275-5607、email:shiwake@kosonippon.org

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(4) その他の構想日本の活動

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2017年10月~隔週月曜日 京都大学経済学研究科・経済学部 特殊講義「公共経営論2」(代表 加藤秀樹)

公共政策の各論を毎回ゲストの講義で進めます。次回は、財務省大臣官房 経済財政政策調整官 森田稔氏。

2017年9月~隔週木曜日  法政大学「NPO論 II」(総括ディレクター 伊藤伸)

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(5) Yahoo!ニュースオーサー 記事投稿

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Yahooニュースにオーサーとして新しい記事を投稿しました。ぜひ御覧ください。

代表 加藤 秀樹

◇2017年8月4日 ヤフーニュース 「自分ごと化会議」のすゝめ

https://news.yahoo.co.jp/byline/katohideki/20170804-00074148/

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