【No.1066】「社会を『ツルツル』と『ザラザラ』で見てみよう」:脱線!どちて雑談note 
2022.06.30

【No.1066】「社会を『ツルツル』と『ザラザラ』で見てみよう」:脱線!どちて雑談note

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構想日本メールマガジン【No.1066】 2022.06.30 発行

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<目次>

【1】構想日本企画シリーズ

(1)脱線!どちて雑談 note

「社会を『ツルツル』と『ザラザラ』で見てみよう」

(2)世界が注目する「くじ引き民主主義」の実践手法 『自分ごと化会議』の紹介動画を公開

(3)雑談ラジオ企画:脱線!どちて雑談(動画)

ゲスト:瀬戸内サーカスファクトリー代表理事 田中未知子氏

第29話:安心安全が増えると、「体」で学ぶ機会が減る

(4)身の回りのツルツルとザラザラを仕分けてみませんか
(皆さまからのツルザラご紹介)

【2】《自分ごと化対談》動画を文字(note)で味わう

(1)自分たちの生活が向上することを、教育の中で経験したことが一回もない

「小説家 平野啓一郎氏」

(2) 私は「命か経済か」って言われると、「えっ」て思うんです。

「生命誌研究者 中村桂子氏」

【3】ご紹介

(1)8.5万筆の署名を無視して進める再開発の見直しに向けて【署名キャンペーン】

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【1】構想日本企画シリーズ

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(1)脱線!どちて雑談 note

noteに仕立て直したどちて雑談を、是非、ご覧ください。

「社会を『ツルツル』と『ザラザラ』で見てみよう」

こちらから →  https://note.com/hi_kato/n/na509de9ede5d

(クリエイティブディレクター・谷野栄治×構想日本代表・加藤秀樹)

・社会のことがよくわかる見方=「ツルツル」と「ザラザラ」
・身体性の欠如は「触る」感覚の欠如
・世界の制度も「2つ」あって良い

※Note(ノート)は、クリエイターが文章や画像、音声などを投稿し、ユーザーが応援できるメディアプラットフォームです。

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(2)世界が注目する「くじ引き民主主義」の実践手法 『自分ごと化会議』の紹介動画を公開

構想日本が全国で開いている『自分ごと化会議』の紹介動画を公開!

『自分ごと化会議』は、行政や政治家がアプローチできていなかった人たちの考えを広く聞くことを可能にするとともに、参加住民が新たな行動を起こすきっかけになっています。

是非、御覧ください。

紹介動画:https://www.youtube.com/watch?v=dx265u1X3j0

動画の詳細はこちら(構想日本HP):https://www.kosonippon.org/wp-manager/jgk_movie/

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(3)雑談ラジオ企画:脱線!どちて雑談 (動画)

瀬戸内サーカスファクトリー代表理事 田中未知子氏をゲストに迎え、教育の視点から見た日本の話で盛りあがりました。
是非、ご覧ください。

第29話:安心安全が増えると、「体」で学ぶ機会が減る

(瀬戸内サーカスファクトリー代表理事・田中未知子×クリエイティブディレクター・谷野栄治×構想日本代表・加藤秀樹)

こちらから → https://youtu.be/lCNshOvMp3k

・サーカス教室とかで、体を感じることって大事だと思う
・個性や身体性を発揮する場がどんどん失われている
・頭大きくて、体ヒョロヒョロの火星人になりたいのかな

「どちてって何?」「ツルツルって?」と思った方は、第1話からチェック!
こちらから → https://www.youtube.com/playlist?list=PL1kGdP-fDk396uM9C-x2CaPBM8FeOLZdF

ぜひ本と動画をセットでご覧ください!
こちらから →  https://www.kosonippon.org/wp-manager/book20201207/

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(4)身の回りのツルツルとザラザラを仕分けてみませんか

これまでに皆さまから頂戴した、“ツルザラ”をご紹介していきます。

「ツルザラ」は常に対義語になるという思い込みが自分の中にあることを学びました。
皆さまから、色々と刺激をいただいております。今週もツルザラをご紹介します。
まずは、読者のみなさんと一緒にツルザラ仕分けをしていきたいと思っています。

~あなたの“ツルザラ”~

・匿名希望A氏のツルザラ
ツルツル >個食、SNSスタンプ、電子書籍
ザラザラ >井戸端会議、ボランティア、飲み会
・匿名希望B氏のツルザラ
ツルツル >SNS、ファストファッション、自動化、24時間営業、楽単
ザラザラ >直接会って話す、環境や人に配慮された服、手動、商店、内容で授業を選ぶ

「今の社会でこれが問題だ」と思うことを併せてお尋ねしています。

・匿名希望氏「本来は何が幸せかは自分で決めていいはずなのに、自分も含めて人からの評価を気にしすぎてしまっている。」

皆さまは、どんなことにツルザラを感じられますでしょうか。是非、ご参加ください。

▼仕分けのお願い

1、あなたの身近で「ツルツル」だと思うものを教えてください。
2、あなたの身近で「ザラザラ」だと思うものを教えてください。

下記、グーグルフォームよりご回答ください。
https://forms.gle/EosCiVcQWP2tZfum9

<背景>

今の社会は、経済を成長させ「お金が増えるとみんなが幸せになる」が前提です。
そのために自由化・効率化=ツルツル化(効率の悪いものを極力減らすこと)をしてきました。
昔からの生活にある、デコボコ・ザラザラ(手間をかけてものを作ること、習慣の違いなど)を減らし、物もお金も人も画一化し、効率的に動かし、今やツルツル・ピカピカです。

構想日本はザラザラ社会の方が平和で、多くの人が幸せになれると考えています。SDGsとはツルツル化を見直そうという運動とも言えます。しかし、世界はまだツルツル化が進んでいます。
そこでまずは、ツルツルとザラザラの両方が選択できる世界二制度の仕組みを考えようと提案しています。

詳細はこちら 構想日本HP → https://www.kosonippon.org/wp-manager/turuzara_0308/

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【2】《自分ごと化対談》動画を文字(note)で味わう

(1)自分たちの生活が向上することを、教育の中で経験したことが一回もない

「小説家 平野啓一郎氏×構想日本代表 加藤秀樹 」

【生活実感の中から「国や社会をどうしたいか」を考える】

・自治とかシステムにアクセスして自分たちの生活が向上するみたいなことを、教育の中で経験したことが一回もないんですね。

・有権者になって、じゃあ一票投票して政治参加しなさいと言われても、それが一体何なのか、経験的にも、理屈的にもわからない。

こちらから →  https://note.com/hi_kato/n/nd4ebab9193ac

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(2) 私は「命か経済か」って言われると、「えっ」て思うんです。

「生命誌研究者 中村桂子氏×構想日本代表 加藤秀樹 」

【「命」か「経済」か? コロナ禍で明らかになった社会問題を『生き物としての人間』の観点で考える】

・今、政府が取っている政策を見ていると、「命」か「経済」かというわけです。

・生きるために食べていかなければいけない、何か楽しいことも欲しい、それを支えるために経済があるのであって、経済と命が対置されるのはおかしいじゃありませんか。

こちらから →  https://note.com/hi_kato/n/n08df5c59b055

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【3】ご紹介 構想日本が応援している活動に関するお知らせです

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(1)8.5万筆の署名を無視して進める再開発の見直しに向けて【署名キャンペーン】

「神宮外苑1000本の樹木を切らないで~再開発計画は見直しを!」

環境影響評価(アセスメント)の審議をする委員からも、影響の有無を丁寧に確かめるべきだという意見が出ました。

皆さまが声をあげたおかげで、小池都知事も「幅広い都民参画に取り組むこと」を事業者に要請しました。

渋沢栄一、三井八郎右衛門(三井創業者)、徳川家達(徳川宗家16代当主)、阪谷芳郎東京市長(現在で言えば東京都知事)有志らが作った明治神宮外苑を、後継たちである小池東京都知事や企業が、今後どういった対応を見せるのか、これからも見守っていきましょう。

~明治神宮外苑再開発の問題点~

1,SDGsに逆行する、大規模再開発による環境への影響。
(樹木を伐採し、高層建築物を増やせば、莫大なCO2が排出される)

2,「イチョウ並木は保存をする」と都は言うが、現計画では今のような景観は保たれない。
(イチョウ並木の背後に高い壁が作られ景観は激変。掘削工事で根が痛み、銀杏が枯れる可能性もあり)

3,誰もが使えるスポーツ施設(第二球場、軟式野球場、ゴルフ練習場、フットサル場ほか多数)が全て廃止。
(会員制のテニスクラブは残る)

今後、三井不動産、伊藤忠、日本スポーツ振興センター、明治神宮に向けて何度でも要望書を届ける予定です。

今ならまだ間に合います。そのためにまだまだ署名は続けます!皆さまには、SNSなどでさらなる拡散をお願いいたします。

こちらから → https://www.change.org/p/%E5%B0%8F%E6%B1%A0%E7%99%BE%E5%90%88%E5%AD%90%E9%83%BD%E7%9F%A5%E4%BA%8B-%E7%A5%9E%E5%AE%AE%E5%A4%96%E8%8B%911000%E6%9C%AC%E3%81%AE%E6%A8%B9%E6%9C%A8%E3%82%92%E5%88%87%E3%82%89%E3%81%AA%E3%81%84%E3%81%A7-%E5%86%8D%E9%96%8B%E7%99%BA%E8%A8%88%E7%94%BB%E3%81%AF%E8%A6%8B%E7%9B%B4%E3%81%97%E3%82%92

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*みなさんのご意見をお待ちしています。(800字以内でお願いします) info@kosonippon.org
いただいたご意見はバックナンバーと共に「読者の声」として今後HPに掲載予定です。また、メルマガにて抜粋掲載をさせていただくこともございます。
*不掲載をご希望の場合は必ずその旨を明記してください。氏名、肩書きは、特にご指示がなければそのまま掲載します。
匿名、ハンドルネームをご希望の場合は必ず明記してください。なお、盗作、名誉毀損、人権侵害、差別的な記述などの投稿は禁止いたします。
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(編集後記)

どちて雑談note「社会をツルザラで見てみよう」では、ツルザラの原点を伝えています。
「ツルツル、ザラザラ」の思いに至った経緯や、どうしてこのタイトルになったのか。
ツルザラって何?と思った方、ツルザラにこれから参加してくださる方は特に必見です。

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