- 読者の声
タイトル:【J.I.メールニュース ☆号外★】「昭和の近代建築はこれからの世界遺産 ~将来世代のために 私たちの手で守ろう~」
発行日:2016/02/19
読者の声:
◆ 神奈川県在住 三好 正則氏(2016/02/23)
八幡図書館の保存活用に知恵と工夫で・・
「森まゆみ」さんの標記の件について、私も同感です。
これから昭和の、また平成の建造物などが子々孫々の時代に歴史を立体的に感じる大変重要な遺産となっていきます。
日本の国の文化をつくりあげていく大変重要な礎となり得ます。
一度取り壊されると、再び目にすることはまずできなくなります。
各自治体にはそれなりの街づくり計画もあるでしょう。
しかし、単にペーパーに記録が残るだけで、「昔、ここに何々があった」では、街の息吹きも感じ取ることができません。街の歴史的価値は失われるに等しいと考えます。やはり実物が目の前にあって立体的な躍動感があってこそ、街の歴史的価値が発揮できるものと確信しています。
ぜひ、市の担当者はじめ市民の皆様には知恵と工夫で、その建造物の保存、そして活用を研究されてはいかがでしょうか。その地域に「昭和村」があっても良いのでは・・・。
私は部外者で、実際にこの目で図書館を拝見していませんが、現在神奈川県に居住しており、横浜市役所も確か村野先生の手がけた建造物と聞き及んでいます。
八幡図書館の写真を拝見すると、横浜市役所もコンクリートの打ちっぱなしに褐色系のタイルで埋める手法がそっくりです。
派手さはないのですが、愛着のある建物で、横浜の風土によく溶け込んでいます。
古いものを大事に利活用する慣習がもっと根付いてくれると、八幡市に限らず大変素晴らしいまちづくりができることと願っています。
まずは、ぜひ保存を祈るばかりです。