【No.199】国と地方の税制を考える会
2005.05.20

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JIメールニュースNo.199  2005.5.20発行
国と地方の税制を考える会

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◆◆ 目 次 ◆◆
1.【国と地方の税制を考える会】
- 有志知事が地方から国に改革を迫る -
2.【第95回「J.I. フォーラム」のご案内】
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1.【国と地方の税制を考える会】
- 有志知事が地方から国に改革を迫る -

構想日本代表 加藤秀樹
5月11日、岩手、秋田、宮城、新潟、和歌山の各県知事と前岐阜県知事の
梶原拓氏、それに私が参加し、地方の自律、国と地方の関係、地方行政の改
革などについて議論する会が開かれた。
会の名前は「国と地方の税制を考える会」。この会は平成12年に12人
の知事と構想日本をメンバーとして始まり、これまでにNPO支援税制、国と
地方の役割分担と税財源の見通しなどについて様々な提言を行って来ている。
知事の集まりとしては全国知事会から数名の勉強会まで様々なものがあるが、
知事会では意見の集約が難しく、なかなか尖った議論がしにくい。他方、数
人の知事の意見発表では、継続的に大きい影響力を持つことは難しい。その
点この会は、やや我田引水になるが、事務局(座長県)がしっかりし、また
構想日本が各県の実態を踏まえた実践的な提言をしているだけに、「使い
出」(使われ出?)のある会だと思っている。
今回の会合は、これまで座長を務めて来られた梶原氏の知事退任を機に、
今後の会の運営と活動内容を議論するために開いたものだ。座長は浅野宮城
県知事にバトンタッチされ、活発な意見交換が行われたが、地方交付税、地
方の財源としての消費税のあり方、についてそれぞれ「そもそも論」と当面
の課題を議論していくことになった。
また、構想日本がこの会のメンバー県と進めて来た「事業仕分け*」など
を生かして自治体の行政改革をどう進めるか、国税、地方税、社会保険料な
どを一元的に徴収すべきではないか、さらに、県と市町村の間でも分権を進
めるべきではないか、などについても議論していこうという事になった。
この会のような非公式な場で、本質的な事が議論され、かつ、それが行動
に移される、というのは時代を動かす上で重要な要素だと思う。構想日本も
この会にフル活用され、またフル活用して行きたい。
*「事業仕分け」の詳細は https://www.kosonippon.org/wp-manager/prj/c/?no=05 をご
参照ください。
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2.【第95回「J.I. フォーラム」のご案内】
金太郎飴は卒業だ
-地域の「宝物」再発見で元気になっている自治体の取り組み-
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全国の町々を金太郎飴化し、東京の一人勝ちと地域の衰退をもたらした、
日本の近代化、都市化は極限まで来たようです。
最近、その地の風土や営み、産物を掘り起こして、地域の元気を取り戻して
いこうという活動がたくさん見られるようになりました。
今回はその中から、白川村長、飯館助役他に来て頂きその苦心と成果につい
てお話して戴きます。また、望月先生には海外の事例を踏まえたご見解を語
って戴きます。コーディネーター役のミュージアム・マネジメント御専門の
塚原先生に、皆さんのお話を引き出して戴きます。
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日 時  : 平成17年5月24日(火)
会 場   : 銀座ソニービル8階 ソミドホール
開 演  : 午後6時30分(開場:午後6時00分)
ゲスト  : 谷口 尚 (岐阜県白川村長)
堀  忠雄(京都府和束町長)
長正 増夫(福島県飯館村助役)
中島 三夫(京都府美山町長)
望月 照彦(多摩大学教授・都市プロデューサー)
コーディネーター : 塚原 正彦(常盤大学大学院助教授)
主 催 : 構想日本
定 員 :160名
フォーラム参加費 :2,000円(シンクネット・構想日本会員は無料です)
懇親会参加費   :3,500円
(ご希望の方は下記懇親会参加に○印をつけてください)
※ゲストを囲んで懇親会を開催いたします。
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参加ご希望の方は、5月23日までに出欠の是非を、下記のメールアドレス
にお申し込み下さい。
forum@kosonippon.org
お名前
所属
ご連絡先

懇親会に     参加する      参加しない
—————————————————————–
*参加申し込みに関するお問い合せは、
事務局 木下まで。TEL 03-5275-5665
*内容に関するお問い合せは、
フォーラム担当 西田まで。TEL 03-5275-5607
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