【No.219】自分のことは、自分でする
2005.10.07

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JIメールニュースNo.219  2005.10.7発行
自分のことは、自分でする

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◆◆ 目 次 ◆◆
1.【自分のことは、自分でする】
2.【第100回「J.I. フォーラム」のご案内】
3.【お知らせ】
*みなさんのご意見をお待ちしています(800字以内でお願いします)。
info@kosonippon.org
頂いたご意見は、バックナンバーと共に「読者の声」として以下に掲
載しています。 https://www.kosonippon.org/wp-manager/mailnews/log.html
不掲載をご希望の場合は、必ずその旨を明記して下さい。
また、氏名、肩書きは、特にご指示がなければそのまま掲載します。
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1.【自分のことは、自分でする】

構想日本 政策担当ディレクター 冨永 朋義
9月3日、横浜市で福祉事業の「事業仕分け」作業を行った(注1)。
平成14年2月以来12の自治体で行ってきたが、いよいよ国の事業について
も行われる予定だ。作業の実績が高く評価され、小泉首相が自公で作業を
進めるよう指示したからだ(注2)。「構想日本」発、国民の視点による国
の行財政改革がいよいよ動き出す。
(注1) https://www.kosonippon.org/wp-manager/doc/?no=233
(注2) https://www.kosonippon.org/wp-manager/doc/?no=234
http://www.komei.or.jp/news/daily/2005/1005_01.html
話を横浜に戻す。参加者も言っていたが、福祉は聖域ではないし、これ
までの行政サービスが”似非弱者”を生んできた面がある。たまたまだが、
愛読している曽野綾子さんの産経新聞の連載『透明な歳月の光』(9月5日)
に、「そうだよな」と思うことが出ていたので紹介したい(文脈を壊さな
いように、ある程度長く引用)。
「…私たちにははっきりとするべきことがある。もしかすると百歳まで
生きてしまうなら、今のうちから必死になって体を保たせることを仕事に
すべきだ、ということだ。深酒や喫煙をやめ、運動を怠らず、誰かの世話
になればいいという甘えを捨てて、死ぬ日まで自分のことは何とか自分で
する、という強固な目的を持つことだろう。…あそこが痛い、ここが悪い
と言って、病院通いを主たる生活の目的にしている高齢者も、少しはそれ
以外に人間としてやらなければならないことがある、と考えた方がいい。
今のような老人に対する処遇は、まもなく社会の構造ができなくなる。国
家に治療費を負担させておいて、増税反対は不可能だ。若い世代が大切な
ら、病気をしない、という決意で生きなければならない。…増税も仕方な
いだろう。増税反対、福祉賛成などという辻褄の合わないことは、もはや
不可能だ。だから増税はいいとしても、役所の無駄遣いに対しては、もっ
と厳しい監視機関が要る。…」
年金であれ医療・介護であれ、制度の見直しは必要だが、問題の本質は、
「死ぬ日まで自分のことは何とか自分でする」という曽野さんの言葉、当
たり前のことを実践することだと、喫煙歴17年、最近運動不足の私は、自
戒を込めて思った。
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2.【第100回「J.I. フォーラム」のご案内】
100回記念 464人のゲストと一緒に
日本を構想しよう
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「JIフォーラム」が100回目を迎えます。これまでのゲスト総数は、
464人。学者、ジャーナリスト、市町村長、国会議員、作家、職人、お百
姓、僧侶、宿のおかみ、シェフ、スポーツ監督、サラリーマンと実に様々で
すが、そのご発言はみなさん、大変含蓄のあるものでした。100回記念の
今回は、これらの方全員に「日本に残すべきもの、捨てた方がいいもの、こ
れまで一番幸せだと感じた時」などを伺っています。
職業、年齢、著名・無名のいかんを問わず、中身の濃い方たちですから、
きっと私たちの生き方、世の中のあり方を考える上で、多くのヒントが含ま
れていると思います。
それを材料に、今回のゲストと一緒に会場全員で日本を考えようという趣
向です。
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日 時 : 平成17年10月28日(金)
会 場 : 日本財団2F・大会議室(※今回は場所が変わります)
http://www.nippon-foundation.or.jp/org/profile/address.html
開 演 : 午後6時30分(午後6時00分開場)
ゲスト : 櫻井 よしこ(ジャーナリスト)
辻井 喬(詩人・作家)
長谷川 眞理子(生物学者)
平田 オリザ(劇作家・演出家)
三神 万里子(ジャーナリスト・キャスター)
渡邉 美樹(ワタミ社長)ほか
コーディネーター: 加藤秀樹(構想日本代表)
主 催 : 構想日本
定 員 :160名(先着順)
フォーラム参加費 :2,000円(シンクネット・構想日本会員は無料です)
懇親会参加費   :4,000円程度
(ご希望の方は下記懇親会参加に○印をつけてください)
※ゲストを囲んで、下記の会場で懇親会を開催いたします。
「トラットリア・イ・プリミ 虎ノ門店」
港区虎ノ門2-2-1 JTビル1F TEL 03-3589-5812
( http://www.ep-tokyo.com/iprimi/toranomon/ )
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参加ご希望の方は、10月27日までに出欠の是非を、下記のメールアドレ
スにお申し込み下さい。
forum@kosonippon.org
お名前
所属
ご連絡先

懇親会に     参加する      参加しない
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*参加申し込みに関するお問い合せは、
事務局 木下まで。TEL 03-5275-5665
*内容に関するお問い合せは、
フォーラム担当 西田まで。TEL 03-5275-5607
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3.【お知らせ】
●中小企業総合展2005 in TOKYO
パネルディスカッション
「日本最大級の中小企業ビジネスマッチングイベント」として、中小企業
のマーケティング活動を支援し、中小企業のビジネスマッチングに資すると
ともに、中小企業支援人材の掘り起こしを図る展示会です。
中小企業がお互いの強みを持ち寄り連携することによって、どのように高
付加価値な事業を創出しているかを具体的取り組みの紹介などを各立場の
方々にパネルディスカッション形式でお話いただきます。

場 所:東京ビッグサイト 東5・6ホール メインステージ
日 時:2005年10月13日(木)10:30~11:30
主 催:独立行政法人中小企業基盤整備機構
共 催:経済産業省中小企業庁、関東経済産業局
出演者:
プレゼンター  :松浦 宏明 株式会社小松プロセス 取締役社長
大江 周平 桑村繊維株式会社 常務取締役
パネリスト   :風間 善樹 独立行政法人中小企業基盤整備機構
関東支部 中小企業・ベンチャー総合支
援センター 戦略会議プロジェクトマ
ネージャー
川村 貴俊 西武信用金庫 事業支援部部長
コーディネーター:西田 陽光 構想日本 運営委員 パブリシティ担当
ディレクター
詳細につきましては、下記ホームページをご参照下さい。
「中小企業総合展」 URL http://www.sougouten.com
●アンケートにお答えください(まだ受け付けています)!
構想日本では現在、「選挙運動のあり方に関するアンケート」を実施してい
ます。今回の衆院選を皆さんは何を基準にして投票したでしょうか。選挙は
私たちの政治参加の最大の手段です。是非とも、アンケートにご協力頂き、
選ぶ側が「きちんと選べる選挙」の実現へ向けて、ご意見をお聞かせくださ
い。
http://db.kosonippon.org/form.php から回答できます(既に回答済みの
方は、是非周りの方へご転送ください)。

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●転載は大歓迎ですが、ご一報いただければ幸いです。
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