【No.297】「志塾」が国を、時代を変える
2007.04.20

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JIメールニュースNo.297  2007.4.20発行
「志塾」が国を、時代を変える
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◆◆ 目 次 ◆◆
1.【「志塾」が国を、時代を変える】
2.【第117回「J.I. フォーラム」のご案内】
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1.【「志塾」が国を、時代を変える】
株式会社再生日本21 塾長 浅井 隆
株式会社再生日本21 事業推進本部長 坂元康宏
今、日本が抱える最も深刻な問題は何でしょうか。それは日本人の精神性が
低下してしまったことだと思います。異様な犯罪が当たり前のように起こってい
ることがその証拠です。日本人は、かつて日本人が本来持ち合わせていたす
ばらしい人間性と、よりどころとすべき規範を失ってしまったように思います。
なぜ、日本人の精神性は低下したのでしょうか。その原因の一つには現在の
「公教育」にあると思います。公教育の場で教えることの大半は知識で、それ
以前の人間の根底、根源にある人間の生き様や哲学、志、マナーなどはほと
んど教えません。公教育にすべてを期待するのは限界があります。
歴史を振り返ってみると、例えば幕末に人材を輩出したのは「私塾」でした。今
から140年ほど前、坂本龍馬を代表とする幕末の志士たちによって明治維新と
いう偉業が成し遂げられました。その明治維新を起こす人材を輩出したのは、
幕府や藩が開いていた公の学校ではなく、吉田松陰の松下村塾のような当時
名もない小さな「私塾」だったのです。そこでは「本当の教育」が行なわれてい
ました。本当の教育とは一方的に教えてもらうのではなくて、お互いに切磋琢
磨して人間性を高めていく共同作業のことです。
人材教育には、そういった教育を具体的に実践する場が必要であると感じ、私
たちは昨年「志塾(しじゅく)という私塾を立ち上げました。今年2月に第一期生
14名が卒塾しています。今はまだ小さな塾ですが、卒塾生には職場や地域で
自分の学んだことを周囲に広めてもらいながら、坂本龍馬や西郷隆盛のような
人物を数人でも巣立たせて、将来の日本を改革する礎にできればと考えていま
す。
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《お知らせ》
現在、7~12月にかけて開催する志塾第二期の塾生を募集しております。構想
日本の加藤秀樹代表にも講師として、お話いただく予定です。志塾の詳細につ
きましては下記のホームページをご覧ください。
※「再生日本21」ホームページ http://www.saisei21.jp
Eメールアドレス info@saisei21.jp
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*浅井 隆(あさい たかし)氏のプロフィール
株式会社再生日本21代表・志塾塾長。経済ジャーナリスト。1996年、従来にな
いまったく新しい形態の21世紀型情報商社「第二海援隊」を設立し、以後その
経営に携わる一方、精力的に執筆・講演活動を続ける。2005年には日本を変
革すること唯一の目的とした株式会社再生日本21を設立。主な著書に『大不況
サバイバル読本』、『日本発、世界大恐慌!』(徳間書店)、『95年の衝撃』(総
合法令出版)、『勝ち組の経済学』(小学館文庫)、『文明と経済の衝突』、『2003
年、日本国破産シリーズ』、『志塾のススメ』(第二海援隊)などがある。
*坂元康宏(さかもと やすひろ)氏のプロフィール
株式会社再生日本21所属。実務の責任者として、事業の立ち上げや運営に関
わる。
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2.【第117回「J.I. フォーラム」のご案内】
教育に「本当に必要なこと」
~何よりもまず教育現場の声を聞こう~
教育基本法改正につづき、教育関連3法案(教育職員免許法、地方教育行政
の組織及び運営に関する法律、学校教育法)、道徳の教科化と、安倍政権の
「教育改革」は急速に進んでいます。しかし、現在の教育現場に強い危機感を
持ち、改革に向けて行動をしてきた人ほど、これらの「改革」に批判的です。そ
れは一言でいうと、余りにも現場の実態を知らないという理由からです。今の
教育問題は、文科省の管理がなまぬるく現場に任せられているから起こって
いるのではなく、文科省がすべてを画一的にコントロールしてきたことが大きい
原因だからです。地方自治の現場から生々しい実情を伺いながら、教育改革
に本当に必要なことを考えます。
*構想日本では、4月6日に「教育」に関する【提言】をリリースしました。
詳しくは、下記ホームページをご覧ください。
↓     ↓     ↓
「教育は「国家百年の計」ではなかったのか」
─文科省のコントロール強化は問題解決にはならない─
https://www.kosonippon.org/wp-manager/project/detail.php?m_project_cd=498&m_category_cd=19
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日 時  : 平成19年4月24日(火)
会 場  : 日本財団ビル2階 大会議室
港区赤坂1-2-2 TEL 03-6229-5111
(http://www.nippon-foundation.or.jp/org/profile/address.html)
開 演  : 午後6時30分(開場:午後6時)
ゲスト  : 清水聖義(群馬県太田市長)
鈴木 望(静岡県磐田市長)
西尾理弘(島根県出雲市長)
西寺雅也(岐阜県多治見市長)
濱野 健(東京都品川区長)
三木正夫(長野県須坂市長)
道上正寿(岡山県西粟倉村長)
森 民夫(新潟県長岡市長)
主 催  : 構想日本
定 員  : 160名
フォーラム参加費 : 2,000円(シンクネット・構想日本会員は無料です)
懇親会参加費   : 4,000円
(ご希望の方は下記懇親会参加に○印をつけてください)
※ゲストを囲んで、下記の会場で懇親会を開催いたします。
「トラットリア・イ・プリミ 虎ノ門店」
港区虎ノ門2-2-1 JTビル1F TEL 03-3589-5812
(http://www.ep-tokyo.com/iprimi/toranomon/)
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参加ご希望の方は、4月23日までに出欠の是非を、下記のメールアドレス
にお申し込み下さい。
forum@kosonippon.org
お名前
所属
ご連絡先
懇親会に     参加する      参加しない
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*参加申し込みに関するお問い合せは、
事務局 木下まで。TEL 03-5275-5665
*内容に関するお問い合せは、
フォーラム担当 西田まで。TEL 03-5275-5607
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