【No.316】「までい」な生活を体感してみませんか。
2007.09.07

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JIメールニュースNo.316  2007.9.7発行
「までい」な生活を体感してみませんか。
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◆◆ 目 次 ◆◆
1.【「までい」な生活を体感してみませんか。】

*前回の「ワンクリックアンケート」の投票結果が出ました。
質問は「Q:『政党のガバナンス』確立のためのルールづくりは必要?不
要?」です。
↓     ↓     ↓
https://www.kosonippon.org/wp-manager/enquete/result.php?m_enquete_cd=46
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1.【「までい」な生活を体感してみませんか。】
日本再発見塾学生実行委員長
慶應義塾大学総合政策学部3年
田中 俊
「までい」という言葉をご存知でしょうか。
「食い物はまでいに食えよ」「子供はまでいに育てろよ」「仕事はまでいにしろ
よ」というように使われ、「心をこめて」「手間ひま惜しまず」「丁寧に」「時間をか
けて」「つつましく」のような意味のある、福島県の飯館村で昔から使われてき
た方言です。
飯舘村では、村づくりの基本理念を“までいライフ”とし、時代に左右されない
飯舘流のゆっくりとした「までい」な生活を大切にしています。
その福島県飯舘村で、11月3、4日に第3回日本再発見塾が開かれます。
日本再発見塾とは、日本の文化や地域のあり方に関心のある、様々な分野
で活躍している“トップランナー”が日本の様々な土地に出向き、その地域の
人、そして日本再発見塾の参加者とともに、その地域の生活や仕事のこと、
また現代の社会が抱えている問題などについて語り合う、という活動です。
経済優先、効率優先の社会の中で私たちが軽視しがちな、田舎や、地域産
業、農林漁業、職人の業、伝統芸能について再考し、その中にある魅力を
「再発見」するのです。
この活動は、実行委員、講師、そして開催地のスタッフ、全員がボランティア
として参加しています。また、参加者も、「旅行のお客様」ではなく、講師やス
タッフといっしょに日本を再発見するメンバーの1人として積極的に動いていた
だきます。
第1回は一昨年岩手県葛巻市で開催され、廃校になった分校校舎を主会場
とし、谷村新司さんが言葉の力を熱く語ったり、千住博さん提供の岩絵の具
で経木に絵を描いたり、黛まどかさんとともに白樺林の中で吟行をしたりしま
した。
第2回は昔から琵琶湖の水とともに生きてきた滋賀県高島市で昨年開かれ、
普段何気なく見過ごされている「普通の生活」について考えた他、また、増田
明美さんとのジョギング吟行、お煎茶の小川後楽家元によるお点前と解説、
車座になっての夜話など盛りだくさんな内容でした。
そして今回、第3回日本再発見塾では、開催地である福島県飯舘村の「まで
い」に学びます。
村の昔からの「までい」な生活の話を聞き、地元の食べものを南麻布「分とく
山」総料理長の野崎洋光さんと地元の人々による料理で味わい、夜は民家
に宿泊し、家の人とどぶろくを片手に語らいます。翌朝は朝飯前の一仕事も
あるかもしれません。
普段とは異なる生活を、自ら体感したり、また地元の人と語らったりすること
で、得られる“発見”は今回も大きいと思います。
また、黛まどかさんや、万葉学者の上野誠さんとともに、かつての「歌垣」を
甦らせる、という企画もあります。
きっと忘れられない2日間になるはずです。みなさまの参加をお待ちしており
ます。
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≪第三回 日本再発見塾in飯舘≫
~ていねいに生きる、2日間~
日   時 : 2007年11月2日(土)~3日(日)
場   所 : 福島県相馬郡飯舘村 http://www.vill.iitate.fukushima.jp/
参 加 費 : 20,000円(交通費除く)
募集人数 : 100名
参加講師&呼びかけ人 : 上野誠(国文学者、奈良大学教授)
佐川旭(建築家)
高橋世織(国文学者 東京工業大学特任教授)
野崎洋光(料理人)
蜂谷宗ひつ(香道志野流次期家元)※
藤原誠太(日本みつばち在来種養蜂家)
増田明美(スポーツジャーナリスト)
黛まどか(呼びかけ人代表、俳人)
山村レイコ(エッセイスト、国際ラリースト)
(※文字化けを防ぐために、ひらがな表記とさせていただきました。
漢字表記は http://www.e-janaika.com/iitate/iitate.html をご覧下さい。)
地元講師 : 多田宏(村の歴史編纂)
菅野テツ子(民話語り部)
佐々木千栄子(どぶろく作り手)
庄司二郎(猟師)、ほか多数
主   催 : 「第三回日本再発見」塾実行委員会
協   賛 : 株式会社空、株式会社大伸社、株式会社パイク、東日本旅客
鉄道株式会社
(日本再発見塾の活動に賛同していただける企業、大歓迎です!!)
後   援 : 飯舘村、アミタ株式会社、構想日本、東京財団
詳しくはhttp://www.e-janaika.com/をご覧ください。
現在、参加者募集中。定員となり次第、募集を修了いたします、お早めにどうぞ!
●歌垣、大募集!●
日本再発見塾では、この『歌垣』を現代に蘇らせるため “愛の歌・句”を募集し、
さらに、これらの愛の歌・句に宛てた “愛の返歌・返句”を募ります。
具体的には、恋人のみならず、親、家族、さらには友人、生き物、故郷に対する
「愛」を詠んだ短歌、俳句を公募いたします。寄せられた作品をホームページに
掲載し、それらの作品に対する返歌、返句を募り、ホームページに掲載します。
こうやってペアになった歌、句を、11月4日の「日本再発見塾」で発表するという
平成の歌垣を試みます。
詳しくはhttp://www.e-janaika.com/iitate/uta.htmlをご覧ください。
<お申込み>
インターネットから http://www.e-janaika.com/
お電話・FAXから 日本再発見塾飯舘村事務局
Tel: 0244-42-1613 Fax: 0244-42-1601
<お問合せ>
日本再発見塾事務局(担当:田中)
Tel: 03-6229-5499 Fax: 03-6229-5505
E-mail:saihakken@e-janaika.com
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