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【No.342】首長リレーエッセー(20) 葉っぱビジネスから地球温暖化防止・持続可能な地域社会へ

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JIメールニュースNo.342 2008.3.21発行
首長リレーエッセー(20)
葉っぱビジネスから地球温暖化防止・持続可能な地域社会へ
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◆◇ 目 次 ◇◆
1.【首長リレーエッセー(20)
葉っぱビジネスから地球温暖化防止・持続可能な地域社会へ】
2.【第128回「J.I. フォーラム」のご案内】
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≪TOPICS≫
★構想日本ホームページで「ワンクリックアンケート」開催中。
「Q:「道路」の議論は尽くされたか?」にお答えください。
〔アンケート期間:2008/03/14(金) ~2008/03/24(月)〕
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http://www.kosonippon.org/cp-bin/wp/enquete/index.php?m_enquete_cd=53

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1.【首長リレーエッセー(20)
葉っぱビジネスから地球温暖化防止・持続可能な地域社会へ】

徳島県上勝町長 笠松 和市
本町のまちづくりの目標は、「持続可能な地域社会をつくる」ことである。
昭和45年から38年間、過疎対策事業に多額の投資をしてきたが、1
年間に新たに生まれた子供の数が10人前後となり、衰退の一途を辿っ
ている。しかし、ここで諦めるわけにはいかない。どうにかして少子化か
ら増子化に転じなければ衰退してしまう。
近年モミジや南天、柿の葉などの葉っぱビジネスや全国初のごみゼロ
(ゼロウエイスト)宣言、木質チップボイラーなどで一躍有名になり、今や
年間4000人からの全国各地、海外からも視察者が訪れるようになっ
た。
地球緑化センターからの研修生やワーキングホリデイー、棚田オーナー
などの参加者の中から定住する若い人が出てきて、結婚して子供が生
まれた人も出てきた。交流から定住へ・・・実績が出来つつある。
持続可能な上勝町、日本、世界を目指し、地球温暖化防止のため木質
チップボイラーの利用や太陽光・風力・水力発電、森林資源などの自然
エネルギーの利用を推進する必要がある。
本町は、ゴミの再利用再資源化を進め約80%を資源化している。この
10月には風力発電(15基19500KW)が町境に民活により稼働する。
上勝町の持続可能な地域社会をつくるためには、地球レベルで動く国際
社会を見定め、動揺することなく地に着いた行政の仕組みを作る必要が
ある。
私は地球温暖化防止と国際紛争の未然防止のために「資源回収法」と
「過疎地域国土荒廃防止法」を提言している。
詳細は現在執筆中の著書『葉っぱビジネスから地球温暖化防止』(仮称)
を読んでいただければ、きっと環境の世紀と日本の農山村の展望が開け
ると思っている。
日本の行政は国家目標や国家の将来像がないため、薬害エイズ、アス
ベスト、薬害肝炎、自殺者、少子化、高齢化、年金、経済対策と数えき
ればきりがないほど、全て問題がありながら放置しておいて対策法を創
る後手対策で、政策は殆ど見あたらない。
地球温暖化や国土の荒廃が進んでいながら本気で問題の本質を明確に
し解決しようとしない国会議員や国家公務員。一時の電気を得るために、
環境省が補助金を出してゴミ発電所を推進し、膨大な投資をして、大切な
資源を燃やし資源を無くし、大気汚染を促し地球温暖化を促進すると言う
間違ったことをしている。
○21世紀は環境と情報の世紀
我が町は2020年ごみゼロを目指し、「ごみゼロ(ゼロウエイスト)宣言」
を平成15年にしている。よく「本当にゴミをゼロに出来るのですか」と聞か
れるが、「『資源回収法』が制定され施行されると、資源が最大限に生か
され、地球温暖化が抑制されて、産業環境革命が起きる」と答えている。
つまり、この法律は環境によいことをすれば得する法律だから、必ず革命
が起きる。
これからゴミ焼却施設やゴミ発電所をしようと考えられている自治体は、
我が町の「くるくるショップ」やゴミの34分別、生ゴミ処理などと併せて
「資源回収法」を是非勉強して頂きたい。
10月には「日本で最も美しい村連合」の総会が本町で行われ、情報化
の祭典「地域ICT未来フエスタ2008inとくしま」のサテライト会場に上勝
町がなっている。
特に昨年10月、上勝町とマイクロソフト社が「ICTを利活用した地域振興
に関する覚え書き」を締結し、先月第一回ICT戦略検討委員会を開催。
過疎地域等での利活用のモデル地域として実証し全国世界に広め、情
報の世紀と環境の世紀をリードし「持続可能な地域社会をつくる」ことで、
今世紀半ばには、世界中から注目される地域社会にできると思っている。
住民と行政企業等が自分のためでなく本気で未来の子供たちのために
頑張ればできる。
今から日程調整をして、11月7~9日の「地域ICT未来フエスタ2008in
とくしま」をお見逃しなく。御来町をお待ちしています。

*笠松和市(かさまつ・かずいち)氏のプロフィール
1946年1月徳島県上勝町生まれ。1964年徳島県立農業高等学校園
芸科卒、同年上勝町役場就職。2001年4月上勝町長に就任。現在2期
目。第三セクター「(株)いろどり」ほか3社の代表取締役、1社の取締役。
著書に、『日本の論点2005、リサイクルはどこまで可能か』(文藝春秋・
2004年11月)、『山村の未来に挑む』(自治体研究社・2007年12月)、
『地域活性化シリーズ5 新・いっきゅうと彩の里・かみかつ』(明文書房・
2002年4月)などがある。
平均2ヶ月に一回、ゴミ環境問題等で講演。趣味は、お酒とカラオケ、地
域づくり。
〔上勝町 : http://www.kamikatsu.jp/ 〕
〔日本で最も美しい村連合 : http://www.utsukushii-mura.jp/ 〕

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2.【第128回「J.I. フォーラム」のご案内】
“総特定財源化”を打ち破る
「道路は必要だ」「無駄な道路」。国会でもTVでもこのやり取りが続いています。
一体、「必要」かどうかはどこでどうやって決まっているのでしょうか。大まかに
言うと、国の中央集権的かつ網の目のような「決まり」が、「必要」な道路をつく
りあげているのです。
国の年間の税収総額の1割以上のお金を道路専用に使う道路特定財源の廃
止は当然でしょうが、実は今の日本では、国と地方のほとんどの行政サービス
が国の地方に対するコントロールの構造によって特定財源化しているのです。
どうすれば、この状態を打ち破れるのでしょうか。制度、現場両サイドで格闘中
のゲストに大いに議論していただきます。
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日 時  : 平成20年3月31日(月)
会 場  : 日本財団ビル2階 大会議室
港区赤坂1-2-2 TEL 03-6229-5111(代)
(http://www.nippon-foundation.or.jp/org/profile/address.html)
開 演  : 午後6時30分(開場:午後6時)
討論者 : 西寺雅也(前岐阜県多治見市長)
根本良一(前福島県矢祭町長)
福嶋浩彦(前千葉県我孫子市長)
加藤秀樹(構想日本 代表)      他
主 催   : 構想日本
定 員  : 160名
フォーラム参加費 : 2,000円(シンクネット・構想日本会員は無料です)
懇親会参加費   : 4,000円
(ご希望の方は下記懇親会参加に○印をつけてください)
※ゲストを囲んで、下記の会場で懇親会を開催いたします。
「トラットリア・イ・プリミ 虎ノ門店」
港区虎ノ門2-2-1 JTビル1F TEL 03-3589-5812
(http://www.ep-tokyo.com/iprimi/toranomon/)
————————————————————–
参加ご希望の方は、3月30日までに出欠の是非を、下記のメールアドレス
にお申し込み下さい。
forum@kosonippon.org
お名前
所属
ご連絡先
懇親会に     参加する      参加しない
————————————————————–
*参加申し込みに関するお問い合せは、
事務局 木下まで。TEL 03-5275-5665
*内容に関するお問い合せは、
フォーラム担当 西田まで。TEL 03-5275-5607

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