メールマガジン

【No.665】「『現役世代の自治会の楽しみ方』 ~コミュニティ人財に必要なのは自由度と事務局力~」

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J.I.メールニュース No.665 2014.07.31発行

「『現役世代の自治会の楽しみ方』
~コミュニティ人財に必要なのは自由度と事務局力~」

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【1】<巻頭寄稿文>

「『現役世代の自治会の楽しみ方』
~コミュニティ人財に必要なのは自由度と事務局力~」

芝浦アイランド 2012年度自治会会長  小西 貴彦

【2】<お知らせ>

(1)第203回J.I.フォーラム  8月25日(月)開催

「地方議員―どん底から反転へ」

(2) 2014年度の自治体事業仕分けスタート! 淡路市 8月3日

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【1】 「『現役世代の自治会の楽しみ方』
~コミュニティ人財に必要なのは自由度と事務局力~」

芝浦アイランド 2012年度自治会会長  小西 貴彦

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芝浦アイランドは、東京湾岸の埋立地に48階以上の高層マンション4棟他で新しく造られた街です。2008年に4棟揃った後、居住者は約3,800世帯1万人にもなっています。その中で、芝浦アイランド自治会は2009年10月1日に設立されました。

私は、2012年度1年間自治会会長を務めましたが、2012年当時の自治会役員は現役の会社員の方が多く、平日に組まれる町内会や行政の活動や会合には中々参加できないのが実情でした。幸い当時の副会長が自営の方でしたので、私が主に内政(アイランド内)、副会長が外務(アイランド外)を担当することで役割分担をしました。

就任後、私が最初に考えた事は、自治会の中核メンバーを増やし、継続させることでした。住民が自治会に参加するには、それぞれに内発的動機があり、それを実現させるための自由度と運営ノウハウ(事務局力)が自治会側に必要だということでした。

①ITの活用

元々私は2007年に芝浦アイランドに入居した当時からSNS(当時はmixi)に関心を持っており、地元のテニスサークルの管理をSNSで行っていました。30~40代の現役世代が多いアイランドでは、コミュニティの管理ツールとしてITは効果的でした。

しかし、月1回の顔を合わせる役員会になると議論は伯仲します。自治会組織としての行事のあり方と優先度の違い、役員として参加している方の価値観の違いなど、毎回議論は尽きませんでした。そこで、会議は最大でも2時間30分、あとはメール等で継続議論、決済することを提案し、週末の貴重な時間を有効活用するように促しました。

すると、それまで持ち越しになっていた事案が、早朝のメール対応等により、ほぼスケジュール通り進めることが出来るようになりました。

今では、グループウェア※1などでも情報共有が始まり、お互いの価値観もより理解され運営がスムースにいくようになりました。

②多様な人財の活用

2012年~2013年には「防災セミナー」「ワインセミナー」「クリーンコミュニティ(清掃活動)」「キャラクター募集」「ポイントカード」「島まつり」「ナイトコンサート」などなど、防災、美化、交流のための事業を様々な対象者向けに数十回行い、参加者も述べ3,000人を超えました。この場は新規自治会役員勧誘のための機会の一つにもなっています。

2014年現在、会長・副会長職は、女性が行っています。性別や職業や年齢に偏らず、多彩な才能やバックグランドの方が自治会活動に参加することが、これからのクリエイティブなコミュニティ活動には不可欠だと思います。

③OBの活用

また、自治会役員の任期は連続3年限りのため、元役員が自治会の下部組織として各委員会が存在し、OBや住民が、継続性をもったコミュニティ活動をおこなっております。

自治会などのコミュニティ活動を継続していくには、推進者、企画者が苦にならない仕組み作りと、自己実現に繋がる役割を与えること、誰からでも企画提案出来る「自由度」、そしてサポート出来るITも含めた「事務局力」が欠かせないと思います。

※1 情報共有のためのシステムソフトウェア

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小西 貴彦(こにし たかひこ)※愛称はコニー

2006年にmixiで「芝浦アイランドコミュニティ」を設立。その後2007年「芝浦アイランドテニス同好会」を設立。2011年社会的企業家セミナーを受講しコミュニティ活動に目覚める。2011年「芝浦アイランドグローヴタワー副理事長」。2011年~2012年「芝浦アイランド自治会会長」。2013年港区と慶応大学が主催する「ご近所イノベータ養成講座」第一期生。現在「ご近所事務局ゼミナール」受講中。保育園経営の妻と未来型保育園を創造中。「コミュニティスポーツリーダー」「初級障害者スポーツ指導員」マンションのコミュニティ作りのための「本とほんとコミュニティ」を運営中。
https://www.facebook.com/bookdehonto

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【2】(1)第203回J.I.フォーラム  8月25日(月)開催
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「地方議員―どん底から反転へ」

ずい分前から、地方議会の機能不全、信頼の低さは指摘されていました。それにしてもです。耳を疑うような不祥事が続きます。

大事なのは、これは「他人事」ではないということです。私たちが彼らを選んだという意味でも、私たちの莫大な税金が彼らによって使われ、使い途を決められているという意味でも。

幸い全国で35,000人いる地方議員の中には志も能力も高い議員が少数ながらいます。

今回は、このどん底の地方議会を再生させねば、という熱い思いをもつ議員に、所属政党、地域、年齢などの違いを超えて、議論をしていただきます。

大勢の方に「自分事」として参加していただくことを期待しています。

◯日 時 : 平成26年8月25日(月)18:30~20:30(開場18:00)

◯会 場 : 日本財団ビル2階 大会議室  港区赤坂1-2-2 TEL 03-6229-5111

◯ゲスト : 越田 謙治郎 (兵庫県議会議員)

金野 桃子 (戸田市議会議員)

松丸 修久 (守谷市議会議長)

村上 幸一 (北九州市議会議員)

柳澤 亜紀 (港区議会議員)  他

◯コーディネーター : 加藤秀樹(構想日本 代表)

◯主 催 : 構想日本

◯定 員 : 160名

◯参加費 : 一般 2,000円 / 学生 500円 (構想日本会員は無料です)
※学生の方は受付にて学生証をご提示ください。

◯懇親会参加費 : 4,000円(ご希望の方は下記懇親会参加に○をつけてください)
※ゲストを囲んで、下記の会場で懇親会を開催いたします。
「頤和園(いわえん)溜池山王店」 港区赤坂1-1-12 TEL 03-3584-4531

※ フォーラムへの参加はHPのフォームから、もしくはこのメールにご返信をお願いします。
(http://www.kosonippon.org/cp-bin/wp/forum/regist.php?m_forum_cd=327 )

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(2) 2014年度の自治体事業仕分けスタート! 淡路市 8月3日
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今年度の自治体事業仕分けトップバッターは淡路市です。8月3日(日)に実施します。

淡路市は今年で5年連続です。門市長の強力なリーダーシップのもと、 「職員の研修効果」を最大の目的とし、着実な効果を残しています。

職員は事業を説明するために、事業を客観的に見つめなおしたり、「そもそもの必要性」から考えなければなりません。日常業務に追われていると、このように考える機会は減り、惰性で事業を実施してしまいます。

事業仕分けは、そのような状況を明確に打破します。職員の意識、能力アップを通じた行政改革なのです。

ぜひ、傍聴にお越しください。

【日 時】 平成26年8月3日(日)9:00~17:00頃
(8:30受付開始)※入退室は自由です

【会 場】 淡路市役所本庁2階 大会議室1~3(淡路市生穂新島8)
※会場についてのお問い合わせは
淡路市役所 財務部財政課 行政改革推進係
電話 0799-64-2504

【対象事業】 8事業

【主 催】  淡路市

【協 力】  構想日本

【参加者】  コーディネーター:伊藤 伸(構想日本 総括ディレクター)
仕分け人:竹見 聖司(篠山市職員)、定野 司(足立区職員)
他、市民仕分け人 2名

お問い合せ 構想日本 伊藤/川嶋/田中
TEL:03-5275-5607 MAIL:shiwake@kosonippon.org

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