【No.678】「身近な“食”をきっかけに、政治や社会問題について考えよう」|食べる政治 代表   増沢 諒氏|
2014.10.30

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J.I.メールニュース No.678 2014.10.30発行

「身近な“食”をきっかけに、政治や社会問題について考えよう」

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【1】<巻頭寄稿文>

「身近な“食”をきっかけに、政治や社会問題について考えよう」

食べる政治 代表   増沢 諒

【2】<お知らせ>

(1)第206回J.I.フォーラム  11月20日(木)開催

「2020年以降のオリンピック『妄想委員会』」

(2)自治体との共同プロジェクト今後の予定

(3)Yahoo!ニュースオーサー記事更新!

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【1】 「身近な“食”をきっかけに、政治や社会問題について考えよう」

食べる政治 代表   増沢 諒

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社会問題や政治、政策は、ふだんなかなか馴染みがなく、特に私たち若い世代にとっては、とても距離を感じるものです。

そんな状況の中で、なぜ僕が「食べる政治」(「身近な“食”をきっかけに、政治や社会問題について考えよう」をテーマとした、「食べもの付きの、月刊誌」)をはじめたのか。

それは、「もっと自分のこと、社会のことを考えてほしい」というメッセージを、伝えたかったからです。

ではそもそもなぜ、「政治や社会問題に関心を持ってもらいたい」と思っているのか。

それは、「先が読めない」「不確実」だと言われるいまの時代を、ポジティブに捉え主体的に「わくわく」「期待感」を持つ人を増やしたいと思うからです。

いまの僕らの生活は、「不確実だ」ということがよく言われます。3年後、5年後、皆さんはいまと同じ会社に勤めているでしょうか?いま住んでいる場所に、同じく住み続けているでしょうか?

「おそらくいまの会社にはいないだろうなー、どうなってるかはわからないけど…」と考えている人、結構多いんじゃないでしょうか?

もしかしたら、3年後に自分で会社を作っている人もいるでしょうし、5年後には海外に移住している人もいるでしょう。

一昔前まで、将来の自分を想像することは、難しくないことだったと思います。きっと転職はそんなにしないし、自分が会社を作ることもないし、日本国内から出ることもない。それはある意味、「何も考えなくてもいい」ような状況だったのではないでしょうか。

いまの僕らの生活は、ほんの少し先でも、どうなっているかわからない。何も考えずにいると、ただただその場の空気感に流され、結果として消耗したり楽しくない毎日を送ることになったりしてしまうかもしれません。

不確実、先が見えないことは、とても否定的に捉えられることが多いです。でも、僕は、そんな時代だからこそ、チャレンジによって自分が得られる価値、社会に貢献できる価値がとても大きなものになると思っています。同時に、こんな時代だからこそ「社会を前進させる新しいチャレンジをしなければいけない」と使命感も強く持っています。

そのために、まずは、「自分の将来はどうなっているのか、どうしたいのか」「そのとき、社会はどうなっているのか、どうなっていてほしいのか」考えて欲しい。

そして、将来をポジティブに捉え、「こんな将来にしたいなー!」とわくわくできる期待感を持ってもらいたい。

と、ここまで僕の思いを書いてきましたが、【これからの社会について考える】ってことは、重要だとはわかっていても、何かしら取っかかりがないと興味を持ちづらいことだと思います。

そこで、「食べる政治」では「身近な“食”」を、そのきっかけにしています。

・日本人は食に敏感
・食は、誰でも毎日行うこと
・食は、多くの社会問題
・政治と関連している といったこともそうですが、

「おいしいもの・安心なものを食べたい」という思いは、誰もが持っているものでしょう。

まずは美味しいものを食べてみて、その美味しいものから見えてくる社会のこと、僕らの未来について、一緒に考える。

そんな機会を「食べる政治」を通して、作っていきたいと思っています。

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増沢 諒 (ますざわ りょう)

1988年生、長野市出身の26歳。早稲田大学卒業後、都内ITベンチャーでの勤務を経て、現在、東工大修士1年。研究テーマは「ネットと政治」。2012年、ネット選挙解禁を目指す活動「One Voice Campaign」を企画。2013年、SNSで投票日を相互に呼びかけ合うWebサービス「FIRST STEP」を企画・開発し、同企画でマニフェスト大賞を受賞。2014年の東京都知事選挙では、家入かずま陣営のマニフェスト作成担当として、3万件のツイートから、120の政策を作成し、話題となった。
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「食べる政治とは」

「食べる政治」は、【身近な“食”をきっかけに、政治や社会問題について考えよう】をテーマとした、「食べもの付きの、月刊誌」です。 毎月、取り上げた食べものに関連する社会問題や政策について、「付属の冊子」で紹介をしていきます。

創刊号の11月号では「野生鳥獣による農業被害の現状」をテーマとし、農業被害を説明する冊子とともに、「ジビエ料理(国産のシカ肉料理)」をセットでお送りします。
ご関心を持たれた方は、以下まで、ご連絡ください。

メールアドレス:taberu.seiji@gmail.com 電話番号:080-4001-8460
詳細情報は、 ▶ http://taberuseiji.com/products
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*みなさんのご意見をお待ちしています。(800字以内でお願いします)
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【2】(1) 第206回J.I.フォーラム  11月20日(木)開催

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(1)第206回J.I.フォーラム  11月20日(木)開催

「2020年以降のオリンピック『妄想委員会』」

2020年のオリンピックへ向けていろんなことが走り始めました。大いに盛り上がるのはいい事ですが、オリンピック後、ハコモノではなく、将来に誇れるものを残せるのか、が大事です。未来のオリンピックの姿をそろそろ考えてもいい時だと思います。

乙武洋匡さんは、「オリンピックとパラリンピックを一つにしよう」と言っています。過度の商業主義とか、震災復興の妨げにならないのか、などの批判もあります。

猪子寿之さんは自由な発想で、文化やアートの軛を取り払う活動をしています。

近代オリンピックを始めたのはフランス人ですが、2020年から先のオリンピックについて、勝手に構想しませんか。暴論、妄論何でもありです。

◯日 時 : 平成26年11月20日(木)18:30~20:30(開場18:00)

◯会 場 : TKPガーデンシティ永田町 (ホール3E)
千代田区平河町2-13-12 東京平河町ビル TEL 03-4577-9258

◯ゲスト : 猪子 寿之 (チームラボ株式会社 代表取締役社長)

乙武 洋匡 (作家、東京都教育委員会委員)

◯コーディネーター : 加藤 秀樹 (構想日本 代表)

◯主  催  : 構想日本

◯定  員  : 160名

◯参加費  : 一般 2,000円 / 学生 500円 (構想日本会員は無料です)
※学生の方は受付にて学生証をご提示ください。

◯懇親会参加費 : 4,000円(ご希望の方は下記懇親会参加に○をつけてください)
※ゲストを囲んで、下記の会場で懇親会を開催いたします。
「Restaurant KITANO」 北野アームス1階 東京都千代田区平河町2-16-15
TEL 03-3261-3726
(http://www.kitanoarms.com/cafe_restaurant/restaurant/)

※フォーラムへのご参加は、 info@kosonippon.org  にお願いします。
なお、お申し込みの際の必要事項等詳細につきましては、下記を御覧ください。

( https://www.kosonippon.org/wp-manager/forum/regist.php?m_forum_cd=330 )

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*参加申し込みに関するお問い合せは、
事務局 木下明美まで。 TEL 03-5275-5607

*内容に関するお問い合せは、
伊藤/田中まで。TEL 03-5275-5607

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(2) 《自治体との共同プロジェクト今後の予定》

11月1日(土)、2日(日) 千葉県 八千代市 事業仕分け
http://www.city.yachiyo.chiba.jp/22500/page100021.html
人口約19万人。初めての開催。宅地開発による人口増大、その後の高齢化。どの自治体でも見られる課題を抱えています。

11月8日(土) 茨城県 那珂市 外部評価委員会
http://www.city.naka.lg.jp/page/page001597.html
昨年まで2年続けて事業仕分けを実施。今年度はコーディネーターに構想日本の伊藤のほか、外部評価委員として県内の若手中堅の市職員が務めます。全国的にも珍しい手法です。

11月9日(日) 神奈川県 伊勢原市議会 創政会 事業仕分け
今年度が3回目の実施。選挙人名簿を閲覧し、その中から無作為に抽出し送付するという全国でも例を見ない試みを昨年度から実施するなど、市民を巻き込んだ地方議員の取組みとして注目されています。

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(3) Yahoo!ニュースオーサー記事更新!

Yahooニュースにオーサーとして投稿している記事が更新されました。ぜひ御覧ください。

代表 加藤秀樹

◇10月3日 「国立競技場解体予算を徹底解体しよう。」

http://bylines.news.yahoo.co.jp/katohideki/20141003-00039651/

ディレクター 伊藤伸

◇9月29日 「御嶽山の噴火と事業仕分けの関係
~事実が事実として伝わることの難しさ~」

http://bylines.news.yahoo.co.jp/itoshin/20140929-00039524/

◇9月17日 「自治体の現場 ~銚子市、V字回復への挑戦~」

http://bylines.news.yahoo.co.jp/itoshin/20140917-00039181/

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