メールマガジン

【No.707 】「ナルク20周年を迎えて『ボランティアで生きがいと健康と出会いが』」 

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J.I.メールニュース No.707 2015.05.28 発行

「ナルク20周年を迎えて『ボランティアで生きがいと健康と出会いが』」

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【1】<巻頭寄稿文>

「ナルク20周年を迎えて『ボランティアで生きがいと健康と出会いが』」

NPO法人ナルク  会長  高畑 敬一

【2】<お知らせ>

(1) 第212回J.I.フォーラム  5月28日(木)本日開催! まだ間に合います

「地方創生 『大学習会』」

(2) 「現場みらい塾」第2期 開催中、第3期 募集中

(3) Yahoo!ニュースオーサー記事更新!

【3】<ご紹介>

(1)まだまだ終わらない公開勉強会2 6月16日(火)開催

「真国立競技場へ」 森山 高至(メルマガNo.647執筆者)

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【1】「ナルク20周年を迎えて『ボランティアで生きがいと健康と出会いが』」

NPO法人ナルク  会長  高畑 敬一

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私は松下電器(現パナソニック(株))を辞めてから、64歳で高齢者ボランティアの会を作りました。名称はニッポン・アクティブライフ・クラブ(略称ナルク)です。

ボランティアをさせていただいて、生き甲斐と健康と新しい出会いを頂戴して、生涯現役を全うしたい。そんな思いで一杯でした。

私だけでなく、年金で経済的自立ができる大量の定年退職者が「生きがい」を求めてウロウロしており、毎日家にいては奥さんにへばりついて「濡れ落ち葉」とか「粗大ゴミ」と揶揄される種族が増えていました。そんな人たちも誘いたいとの思いも強かったのです。

さて、ボランティアと言ってもいろいろあり、何を取り上げようかと調べてみたら、当時は「介護」が最大の社会問題になっていました。介護保険もない時代で、行政もゴールドプランを作り始めたばかり。措置制度で底辺層を助けるだけで、とても現実に追いつかない状況でした。

介護地獄をなくそうという目標を立てて立ち上がりましたが、阪神大震災が起きる前の年だったので「日本ではボランティア団体をつくってもうまくいかないよ」と言われ、イメージの暗い介護ボランティアなど止めた方がよいと散々でした。

この時、二つのアイデアが浮かびました。

一つは女性の力を借りよう。それには先ず女房と共に入会する制度を考えついたのです。これは会員を増やすためにも大成功でした。

二つは時間預託制度です。若くて元気なときにボランティアをして時間(点数)を貯めておき、自分や配偶者、親に介助が必要になったときに点数を使ってもらう制度です。これらが魅力的と評価されたのです。

ナルクは全国組織でスタートしたので、何処へ転居しても点数がそのまま使えるし、遠くで暮らす親の介護にも使えると随分賞賛されました。

現在3万人の男女会員が129拠点(地域支部)で活躍しています。

我々が目標にしたのは全米退職者協会(AARP)でした。創立者の「如何に年老いても奉仕する側に立とう」という言葉を参考に、「自立・奉仕・助け合いで生きがいを」を理念に掲げ、一地域で20人以上の会員が集まったところから拠点(支部)をつくっていきました。

拠点毎に事務所とコーディネーターをおき、拠点を運営するための委員会を設け、代表・事務局長を置きました。地域毎にホームヘルパーの養成講座も進んで受けました。

これまでのナルクは無償ボランティア精神を貫き、会員間の時間預託システムで今日までやってきましたが、介護保険の改訂に伴い、これからは有償ボランティアにも参加しようかと考えています。そして以下のようなことに活動を拡げながら、助け合いの地域社会作りに貢献していきたい。

そのためにはシニア生活支援・介護サポーター養成講座を行政や社協※と協働して開催し、会員だけではなく、広く一般市民に呼びかけて助け合いの輪を拡げていきたい。

また、包括ケアの街作りに貢献するためにも、無償ボランティアの理念を大切にするナルク会員を増やしたい。

各地域の介護施設・子育て施設・障がい者施設の支援にも積極的に参加し続けていきたい。

そして独り暮らし高齢者への生活支援(話し相手・食事作り・買い物代行等々)を継続し、併せて安否確認の「見廻りたい」を継続し、かつ拡げる。また、その延長線上で市民後見人制度も強化したい。

いずれ労働力不足と財政難から介護の人手不足が予想されるので、生活支援だけでなく専門介護の分野でもナルクが参加できるように研修等の努力をしていきたいと思っています。

※社会福祉協議会の略で、各自治体毎にある民間組織。社会福祉活動を推進する目的で設置され、福祉サービス、ボランティア、市民活動の支援などに取り組んでいる。

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高畑 敬一 (たかはた けいいち) ※高畑の「高」は 「はしごだか」

昭和4年富山県射水市生まれ。昭和25年3月旧制金沢工専(現金沢大学工学部)機械工学科卒業。同年、松下電器産業株式会社へ入社。昭和28年3月関西大学経済学部卒業。昭和38年同社労働組合中央執行委員長、昭和58年取締役、平成2年常務取締役、平成5年客員に就任。平成6年WACアクティブクラブ設立会長。平成 11年6月NPO法人ニッポン・アクティブライフ・クラブに改称、会長。
電機労連大阪地協議長。全日本金属労協関西地連議長。大阪民労協及び、全民懇を結成し、『連合』の基礎を作る。大阪21世紀協会企画委員。国民生活審議会委員。日本電子機械工業会関西支部運営委員長。関西大学常務理事。関西で歌舞伎を育てる会顧問。国立文楽劇場運営協議会委員を歴任。現在、財)さわやか福祉財団理事。社会福祉法人大阪府肢体不自由者協会理事長。(社)長寿社会文化協会顧問。全日本実業柔道連盟名誉顧問。

著書に「決断と挑戦」PHP研究所。「定年。ゆとり・ボランティアの愉しみ」PHP研究所。「定年前後から始める楽しい勉強法」中経出版。

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【2】(1)第212回J.I.フォーラム  5月28日(木)本日開催

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地方創生のポイント、課題、活用方法が一目で分かる解説をします。是非ご参加下さい。(加藤 秀樹)

「地方創生 『大学習会』」

地方創生という言葉を頻繁に聞きます。政府は今年、初年度で1兆を超える予算(26年度補正を含む)を用意しました。自治体はその受け皿のためのプラン(地方版総合戦略)作りを始めています。しかし、実はその中身がよくわかっている人は少ないようです。

今回は構想日本が地方創生のしくみや現状、効果などをわかりやすく整理し、みなさんに理解していただいた上で、ゲストに期待や課題について議論していただきます。

5年間で何兆円ものお金が使われます。税金が有効に使われ、地方が活力を取り戻せるよう私たちが「自分事」として考えることが何より重要です。

◯日 時:平成27年5月28日(木)18:30~20:30(開場18:00)

◯会 場:日本財団ビル2階 大会議室  港区赤坂1-2-2 TEL 03-6229-5111

◯解 説:構想日本

◯ゲスト:岡田 豊(みずほ総合研究所主任研究員)

木下 富美子(北海道江差町顧問、地方創生人材支援制度による民間からの派遣)

清水 聖義(群馬県太田市長)

◯コーディネーター : 加藤 秀樹 構想日本 代表

◯主  催:構想日本

◯定  員:160名

◯参加費:一般 2,000円 / 学生 500円 (構想日本会員は無料です)
※学生の方は受付にて学生証をご提示ください。

◯懇親会参加費:4,000円(ご希望の方は下記懇親会参加に○をつけてください)
※ゲストを囲んで、下記の会場で懇親会を開催いたします。
「頤和園(いわえん)溜池山王店」
港区赤坂1-1-12 TEL 03-3584-4531

必要事項等詳細は、HPを御覧ください。なお、お申し込みはお電話、HPからも出来ます。
( http://www.kosonippon.org/cp-bin/wp/forum/regist.php )

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(2)「現場みらい塾」第2期 開催中、第3期 募集中

政策シンクタンクPHP総研と共同で昨年度スタートした「現場みらい塾」。受講生の満足度が高かったこともあり、今年度は第2期、第3期を開講することとしました。

自治体職員を主な対象としていますが、それ以外の方も参加可能です。是非お申込みください。

テーマ

「”自分事”からはじめる地方自治 ~現場目線で人口減少時代を突破する ~」。

人口減少時代に突入した今日。地域にとって最も必要なのは、直面するさまざまな課題を自分事として捉え、考え、行動できる人材です。前例踏襲を振り払い、マニュアル依存から抜け出して、課題解決と未来創造に挑戦する。そんな強い志をもち、現場で活躍できる地域リーダー人材を輩出することをめざします。

特 徴

1.地域経営の第一線で活躍している講師陣
2.最先端の政策や手法のトレンドを学びとる講義プログラム
3.自ら考え、取り組むことで体得する実践プログラム

『第2期』スケジュール  1回のみのご参加も承ります。

第2回:6月20日(土)10時~18時

第3回:7月11日(土)10時~18時

第4回:8月8日(土)13時~18時半、9日(日)9時半~16時

『第三期』スケジュール

第1回:9月26日(土)13時~18時半、27日(日)9時半~16時

第2回:10月24日(土)10時~18時

第3回:12月5日(土)10時~18時

第4回:2016年1月16日(土)13時~18時半、17日(日)9時半~16時

その他詳細はこちら

http://research.php.co.jp/event/2015/05/16.php

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(3) Yahoo!ニュースオーサー記事更新!

Yahooニュースにオーサーとして投稿している記事が更新されました。ぜひ御覧ください。

代表 加藤秀樹

◇4月10日「世界が「私たちの財産」と言う建物を日本人は守れないのか」

http://bylines.news.yahoo.co.jp/katohideki/20150410-00044704/

ディレクター 伊藤伸

◇4月25日 「まもなく統一地方選挙投票日。政策の中身を吟味しよう ― 子ども医療費無料化を事例として」

http://bylines.news.yahoo.co.jp/itoshin/20150425-00045137/

◇4月8日「下宿中で住民票を移動していない学生有権者の皆さん、投票は今からでもできます。」

http://bylines.news.yahoo.co.jp/itoshin/20150408-00044650/

◇4月2日「投票率低下の原因は『仕組み』にあり~統一地方選を機に公選法の抜本的な見直しを~」

http://bylines.news.yahoo.co.jp/itoshin/20150402-00044479/

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【3】<ご紹介>

(1)まだまだ終わらない公開勉強会2 6月16日(火)開催

「真国立競技場へ」 もっとも果敢に発言し続けた建築エコノミスト森山高至登場!

神宮外苑がにわかに騒がしくなってきました。国民の声を聞こうとしなかった下村文部科学大臣が自ら「見通しが甘かった」と公言し、舛添東京都知事に「建設についての国民的合意を形成する前提となる、情報公開もなされていない。」と批判されています。

てんやわんやの新国立競技場から、まだまだ目を離すことが出来ません。迷走する競技場建設がどこに向かうのか、これまでの経緯を含め、森山さんにじっくり解説してもらいます。

◯日 時:2015年6月16日(火)19:00-21:00

◯講 師:森山 高至(建築エコノミスト)

◯会 場:日本建築家協会1階・建築家クラブ(東京都渋谷区神宮前2-3-18JIA館)

◯会 費:500円(要申込,ドリンク付)

◯主 催:神宮外苑と国立競技場を未来へ手わたす会 http://2020-tokyo.sakura.ne.jp

◯問合せ:info@2020-tokyo.sakura.ne.jp

◯申 込:http://2020-tokyo.sakura.ne.jp

◎建築エコノミスト・森山のブログ http://ameblo.jp/mori-arch-econo/

メルマガNo.647 「現国立競技場改修がもつ大きな意味」http://www.kosonippon.org/cp-bin/wp/mail/detail.php?id=653

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