メールマガジン

【No.725 】「日本ラオス初の合作映画制作の現場より」|ジャパンラオスクリエイティブパートナーズ 代表  森 卓氏|

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J.I.メールニュース No.725 2015.10.01 発行

「日本ラオス初の合作映画制作の現場より」

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【1】<巻頭寄稿文>

「日本ラオス初の合作映画制作の現場より」

ジャパンラオスクリエイティブパートナーズ 代表 森 卓

【2】<お知らせ>

(1) 第217回J.I.フォーラム  10月開催 (調整中)

「若者の政治参加」 ~若者にとって政治が「自分事」になるのか~

(2)「ふるさと住民票」反響続々!

(3) 今後の構想日本の活動

(4) 「現場みらい塾」 第3期 募集中

【3】<ご紹介>

(1) 第1回 創作サーカスフェスティバル「SETOラ・ピスト」in 香川

先週のメルマガ執筆者 田中未知子さんからのお知らせです

【4】構想日本の2015年9月の主なパブリシティ

(1) 対外活動

(2) 記事掲載

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【1】 「日本ラオス初の合作映画制作の現場より」

ジャパンラオスクリエイティブパートナーズ代表 森 卓

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今年、日本とラオスは外交関係樹立60周年を迎えます。

この記念すべき節目の年に、両国友好交流の歴史を語る上で欠かすことのできない「ナムグムダムプロジェクト」(日本が1970年代に開発したラオス初の水力発電ダム、ラオス経済発展に現在に至るまで多大に貢献)を題材に、現在発展途上中であるラオス映画産業の育成支援も視野に入れ、両国の俳優・映画人による初めての合作映画を制作いたします。

「ラオス映画」と聞いて作品が思い浮かぶ人は、ほとんどいないと思います。

映画は、ラオスの人々にとって大事な娯楽の一つです。しかし、1950年代のインドシナ戦争や内戦、革命の混乱を経て、映画が育まれる土壌は失われてきました。現在、ラオスの映画館は全国に5カ所(首都3、地方都市2)。タイで上映を終えたハリウッドやタイ作品、最近では漫画原作の日本作品などが上映されていますが、ラオス作品はほとんどありません。

ラオスで映像を学びたい若者は、国内に専門の学校がない為外国に留学するか、外国の教則本やユーチューブから独学で学ぶしか方法がありません。また、映画産業が育っていないラオスでは、厳しいプロの現場が存在しません。

これまでも国としての知名度の低さ、人材や機材の不足、検閲制度などによる撮影許可の煩雑さなどにより、ラオスにおける外国制作の映画は敬遠されてきました。

2011年、海外留学から戻ったラオスの若者たちによる自主映画が制作されるようになりました。

「ラオス人による、ラオス人の為の映画を」というスローガンのもと、ボランティアでキャストやスタッフが制作にあたりました。

これまでになかった自国作品ということで、国民の映画に対する関心も高まっています。映画を作ろうという若者が増え、現在では年に4本ほど制作されるようになりました。このような動きは、隣国タイのメディアでも取り上げられました。

ラオス映画は、まさに黎明期にあります。

今回のプロジェクトでは、日本で活躍する映画人がラオスの制作者たちとともに、ラオス語によるラオスが舞台の映画を制作し、一流の現場で活躍する日本の映画人から高度な技術とプロの厳しさを実践で学ぶ場を作ります。

この事業を通してラオスの映画界に新しい風を吹き込み、日本で初めてラオスを紹介する映画作品として、ラオスの魅力を多くの方に伝え、日本とラオスの新時代の友好関係を築いていくものと信じています。同じアジアの映画先進国日本が、その礎作りに貢献できるものと確信しております。

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森 卓(もりたく)

1977年生まれ。調理師としてホテル、仕出し屋などで4年間勤務した後、8ヶ月間のアジア旅行を経て、2003 年よりラオス移住。旅行会社勤務後、ラオス初の日本語情報誌「テイスト・オブ・ラオス」を創刊。ラオスで日本メディア(テレビ、雑誌、新聞など)のコーディネートを行う。

映画情報:http://laosta.asia/日本ラオス合作映画「サーイ・ナームライ」〜流/
執筆コラム:http://diamond.jp/category/zt-lao
自社運営サイト:http://laosta.asia

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《映画制作発表会》 森卓さんからのお知らせです

日本ラオス外交関係樹立60周年記念「日本ラオス合作映画」 「サーイ・ナームライ」~流れゆく龍の村で~

今年、日ラオス外交関係樹立60周年を記念して、両国の俳優・映画人による初めての合作映画が制作されることとなりました。日本がラオス初の水力発電ダム建設をしたお話です。

本映画を通じて、より多くの日本の方々にラオスの自然や人間性をお伝えし、両国の永遠の友好の礎になることを願っております。

◇日 時:平成27(2015)年 10月5日(月)11:00~12:00(予定)

◇会 場:川崎商工会議所 2階会議室 神奈川県川崎市川崎区駅前本町11-2 http://www.kawasaki-cci.or.jp/about/access.html

◇内 容:日本ラオス映画委員会 委員長挨拶、委員紹介。森プロデューサー挨拶、キャスト紹介、写真撮影他

◇お問い合わせ

≪ 映画制作 ≫

ジャパンラオスクリエイティブパートナーズ(JLCP)代表 森 卓
TEL:080-7744-0477(日本)
+856-20-5550-6423(ラオス)
E-Mail: taku@me.com

≪ 日本ラオス映画委員会・事務局 ≫

川崎商工会議所 地域産業部国際課 野口
TEL:044-211-4113/FAX:044-211-4118
E-Mail: noguchi@kawasaki-cci.or.jp

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*みなさんのご意見をお待ちしています。(800字以内でお願いします)
info@kosonippon.org
いただいたご意見はバックナンバーと共に「読者の声」として以下に掲載しています。メルマガにて抜粋掲載をさせていただくこともございます。
http://www.kosonippon.org/cp-bin/wp/mail/index.php

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【2】(1)第217回J.I.フォーラム  10月開催 調整中

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「若者の政治参加」 ~若者にとって政治が「自分事」になるのか~

安保関連法案の審議過程で「SEALDs」など若者のデモや発言が大きな話題となりました。

法案への賛否は別にして、政治や社会に無関心とされていた若者が政治を他人事ではなく自分事と考えるきっかけとなったという意味では、注目すべきことです。より広く捉えると、若者のNPOやボランティア活動は、20年来随分増えています。これも、政治、社会参画の一つの形でしょう。

さらに、構想日本が進めている自治体行政への住民参加も大きい成果をあげています。このような動きについて若者のリーダーを交えて、議論します。

◯日 時:平成27年10月下旬 (調整中)

◯会 場:未定

◯ゲスト:原田謙介(YouthCreate代表)他

◯コーディネーター : 加藤秀樹(構想日本代表)

◯主  催:構想日本

◯参加費:一般 2,000円 / 学生 500円 (構想日本会員は無料です)
※学生の方は受付にて学生証をご提示ください。

◯懇親会参加費:4,000円(ご希望の方は懇親会参加とお申込み時に明記して下さい)
※ゲストを囲んで、懇親会を開催いたします。

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(2)「ふるさと住民票」反響続々!

仕事などで居住地を時々変える必要がある人や、ふるさとに強い愛着を持ちながらも離れた都市で暮らす人など、近年住民と自治体との関係が多様になっています。住民と自治体を従来の「単線」から「複線」的な関係(柔軟な関係)に変えることを目的として、「ふるさと住民票」の仕組みの提案を、8月20日に記者発表を行いました。

記者発表には、共同呼びかけ人の中から、群馬県太田市の清水聖義市長、埼玉県和光市の松本武洋市長、香川県三木町の筒井敏行町長、群馬県下仁田町の吉弘拓生副町長、鳥取県日野町の山口秀樹副町長、元我孫子市長で中央学院大学教授の福嶋浩彦さん、構想日本代表の加藤秀樹の7名が登壇。参加した記者は約40名にも上りました。

今回の発表をキックオフとして、今後全自治体に呼び掛けていく予定です。皆さんも是非「ふるさと住民」になりましょう!

<共同呼びかけ人>
片山 健也(北海道ニセコ町長)
高橋 正夫(北海道本別町長)
菅野 典雄(福島県飯舘村長)
清水 聖義(群馬県太田市長)
金井 康行(群馬県下仁田町長)
松本 武洋(埼玉県和光市)
景山 享弘(鳥取県日野町長)http://www.town.hino.tottori.jp/item/34839.htm#ContentPane
筒井 敏行(香川県三木町長)http://www.town.miki.lg.jp/life/dtl.php?hdnKey=2780

福嶋 浩彦(中央学院大学教授・元千葉県我孫子市長)
山下 祐介(首都大学東京准教授)
加藤 秀樹(構想日本代表)

事務局 構想日本(伊藤、茂垣、山本)
TEL: 03-5275-5607 FAX: 03-5275-5617 Email: info@kosonippon.org

※配布資料はこちらからご覧いただけます。
http://www.kosonippon.org/cp-bin/wp/project/detail.php?id=681

その他、情報一覧はこちらから   http://www.kosonippon.org/cp-bin/wp/article/index.php

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(3)《今後の構想日本の活動》

《行政関係》

10月10日(土) 茨城県 行方市「第2回なめがた市民100人委員会」

10月13日(火)  香川県 三木町「第4回まんで願いきいきタウン構想策定委員会」

10月14日(水) 千葉県 富津市「第4回富津市創生会議」

10月16日(金) 千葉県 富津市「第5回富津市民委員会」

10月18日(日) 福岡県 ◆大刀洗町住民協議会(2)

10月19日(月) 香川県 三木町「第4回総合戦略策定委員会」

10月25日(日) 茨城県 行方市「第3回なめがた市民100人委員会」

今年度の実施一覧はこちらからご覧いただけます→ http://www.kosonippon.org/cp-bin/wp/blog/?page_id=145

《その他》

2015年10月~隔週月曜日 京都大学経済学部 「公共経営論2」講義 (代表 加藤秀樹)

毎回ゲストを呼んでの講義です。主なゲストは河野太郎氏、森田洋之氏、アトキンソン・デービッド・マーク氏他。

2015年9月~毎週木曜日 法政大学 「NPO論II」講義 (総括ディレクター伊藤伸)

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(4)「現場みらい塾」 第3期 募集中

政策シンクタンクPHP総研と共同で昨年度スタートした「現場みらい塾」。

その特徴は、

1.地域経営の第一線で活躍している講師陣

2.最先端の政策や手法のトレンドを学びとる講義プログラム

3.自ら考え、取り組むことで体得する実践プログラム

昨年の第1期受講生の反響と要望の大きさを考え、今年度は第2期(5月~8月)に続き、第3期(11月~2016年2月)を開講することとしました。

自治体職員を主な対象としていますが、それ以外の方も参加可能です。是非お申込みください。

『第3期』は次の通り  ※日程が変更になりました

第1回:11月22日(日)13時~18時半、23日(月)10時~16時
第2回:12月12日(土)10時~18時
第3回:2016年1月16日(土)10時~18時
第4回:2016年2月6日(土)13時~18時半、7日(日)10時~16時

その他詳細はこちら

http://research.php.co.jp/event/2015/11/22.php

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【3】<ご紹介>

構想日本が応援している活動に関するお知らせです。
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(1) 第1回 創作サーカスフェスティバル 「SETOラ・ピスト」in 香川

日本やフランスの一流舞台アーティストたちが高松で滞在制作して作られる新作「ないもの」公演のほか、伝統×現代舞台芸術の取り組み「シルク・EBESSAN」や、地元パフォーマーたちによる作品発表「実験劇場」、サーカス器具設置技術についてや滞在制作についてなど、この分野の発展のために欠かせない主題を話し合う場など、新しい文化を生み育て、発信しようとするコンセプトとメッセージに満ちたフェスティバルです。

◇日 時 10月11日~13日(火)

◇会 場 香川県香川町川東上2598  A会場・B会場

◇予定プログラム(抜粋)

Cirque Ebessan(しるく・えべっさん)、「NAIMONO(ないもの)」

「サーカス器具設置講習/成果報告」、「実験劇場」、「舞台作品創作と滞在制作について」、映像と資料展示「フランス大道芸フェスと現代サーカス発祥の歴史と今」など

◇入場料  無料~4,500円 (プログラムによって、料金が異なります)

予定プログラム、入場料の詳細は こちらから御覧ください http://www.setouchicircusfactory.com/seto_la_piste.html

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【4】構想日本 2015年9月の主なパブリシティ

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(1) 対外活動

<講演・研修等>

9月1日 三原市「事業レビュー研修会」(政策アナリスト 川嶋幸夫)

9月2日 高島市「職員研修会」(政策アナリスト 川嶋幸夫)

9月5日 行方市「事業レビュー」(総括ディレクター 伊藤伸、政策スタッフ 田中俊、政策スタッフ 山本記子、政策スタッフ 原田将大)

9月12日、13日 静岡県「“ふじのくに”士民協働 事業レビュー」(代表 加藤秀樹、総括ディレクター 伊藤伸)

9月18日 加古川市「公開事業評価研修会」(総括ディレクター 伊藤伸)

9月19日 “みんなのしゃべり場”「NEXTあびこ」を語ろう!(内田みえこ我孫子市議主催)(総括ディレクター 伊藤伸)

9月23日 富津市「第4回 富津市民委員会」(総括ディレクター 伊藤伸、政策スタッフ 原田将大)

9月25日、26日 三原市「事業レビュー研修会」(代表 加藤秀樹、政策アナリスト 川嶋幸夫)

※その他、首長や自治体との打ち合わせ等 3件

<審議会等>

9月1日 三木町「第2回まんで願いきいきタウン構想策定委員会」(総括ディレクター 伊藤伸、政策スタッフ 原田将大)

9月7日 三木町「第3回総合戦略策定委員会」(総括ディレクター 伊藤伸、政策スタッフ 原田将大)

9月8日 白井市「第1回白井市行政経営有識者会議」(総括ディレクター 伊藤伸)

9月9日 富津市「第3回富津市創生会議」(総括ディレクター 伊藤伸、政策スタッフ 原田将大)

9月29日 三木町「第3回まんで願いきいきタウン構想策定委員会」(総括ディレクター 伊藤伸、政策スタッフ 原田将大)

9月30日 那珂市「第2回外部評価委員会」(総括ディレクター 伊藤伸)

(2)新聞・テレビ等メディア掲載

9月1日 行方市が5日に初の事業仕分け 毎日新聞

9月4日 行方市、あす事業仕分け 議論基に住民判定 茨城新聞

9月6日 行方市が事業仕分け 市民50人が判定人に 読売新聞

9月7日 高校生、授業で模擬投票 18歳選挙権で副教材 校内・校外の政治活動 来月にも規制緩和 日本經濟新聞

9月8日 行方市版の事業仕分け 市民「判定人」も参加 朝日新聞

9月12日 中海・大山/地域考(65)/日野町の「ふるさと住民票」戦略/町ファンとの絆強靱に/寂れる古里に「活力」注入 山陰中央新報 出雲版

9月13日 県民が県8事業で効率性などを検証 東京新聞 地方版(静岡版)

9月15日 特集・「ふるさと住民票」構想 「準住民」参加で地域活性化へ=問われる自治体の知恵比べ 時事通信

9月28日 (社説)地方創生 「住民が主役」を貫けるか 朝日新聞

他 11件

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