メールマガジン

【No.769】「山からの便り・美山森林学校(9) 前編」

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J.I.メールニュース No.769 2016.08.11  発行

「山からの便り・美山森林学校(9) 前編 」

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【1】<巻頭寄稿文>

「山からの便り・美山森林学校(9) 前編 」

美山森林学校校長  小林 直人

【2】<お知らせ>

(1) 第227回J.I.フォーラム  8月24日(水)開催

(2) 今後の構想日本の活動

(3) Yahoo!ニュースオーサー記事更新

(4)「現場みらい塾」 第4期 7月~11月 計4回開講中 各回毎の申し込みもできます

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【1】「山からの便り・美山森林学校(9) 前編 」

美山森林学校校長  小林 直人

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今西錦司論を書くつもりではないのだけれど、美山森林学校を振り返っている間にある事に気がついたのでこういう書き出しになってしまった。

僕は中学生の頃からよく山に登るようになった。

京都には北山があって、標高こそ低いが日本海まで連なる山々は、いくら登っても飽きることが無い。先づは、近くにある手頃な山に登った。

出町柳から叡山電鉄に乗って鞍馬の手前まで行くと貴船口駅があって、そこから歩いて料理旅館を過ぎると一時間半ほどで北山荘という山小屋に着くことが出来る。北山荘は京都一中の生徒たちが建てた質素な山小屋であり、今西錦司さん達の関わりがいきなり僕の頭の中に入ってくる。

京都一中が、新生の洛北高校と鴨芹高校に分かれてから小屋は両校の管理となった。
高校生になった僕はもうあまり北山荘に通わなくなったが、山登りの興味は日増しに膨らんで行く。郷里の美山町に登山の大先輩が居ることに気づいたのはその頃であった。

穂高のジャンダルム飛騨尾根の初登攀記録、北朝鮮の白頭山遠征、ここでまた今西さんの名前が出てくる。大先輩 谷博さんは京都府立医大を出た医師であるが、京都一中の卒業生でもある。

美山町の谷家には、今西家の子供たちばかりでなく、梅棹忠夫少年や川喜田二郎少年や洛北・鴨芹高校山岳部の生徒がよく出入りしていたのである。

僕が美山町にUターンした理由は、父の高齢を実感した事が一番大きいけれど、経営する自家の山林を息子としてよく把握していなければならない使命感に突き動かされたのだと思う。しかし、谷博という人物が居て、僕のこれからの生き方に光明が射す様に感じたのでもあった。

谷家では料理の上手い奥様がいつもやさしくもてなして下さった。
その様に谷家に出入りしていた人脈の中から、先づ最初にインドを旅していた秋野子弦一家が美山町に移り住んできた。それから数年経って、日本画家の秋野不拒さんも、美山町を終の住処としてアトリエを建てるのである。

谷家の食堂には真っ赤なサリーを着たインド女性の絵が掛かっていて、不拒さんとの交流が、ずっと以前から続いていた事が分かる。

僕の友人である森茂明君も移り住んできた。物書きを目指していた彼は、鴨川の出曇寺橋のたもとで小さな釣り道具屋を営んでいたのである。川遊びの子供が10円玉を握りしめてミミズを買いにくる密やかな店であった。
そこは、今西さんがヒラタカゲロウの棲み分けを発見した場所に極近い。
美山町に住む住人として、彼が不時着する為のナビゲーターは僕の役割であった。
更に、梅棹マヤオ君が忠夫さんのナビゲートで不時着して来ることになった。

平成の現在、美山町は知名度の上がるにつれてもう何人移住しているのか分からないくらいに隆盛を極めている。
もうすでに出て行った人もいるのかもしれない。

この有様を、僕は墜落してきた人達と名付けるのだけれど少々意地悪だろうか。でも、未知への誘いにはナビゲーターが必要なのではないだろうか。

秋野さんも森君も谷さんもすでに鬼籍に入ってしまったけれど、今西錦司さんの水脈は今でも流れている。 (後編へ続く)

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小林 直人(こばやし なおと)

1941年生まれ。同志社大学文学部卒業。京都府南丹市で林業を生業にする。美山森林学校校長。

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【2】(1) 第227回J.I.フォーラム  8月24日 開催

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失敗から学ぶ  ー参院選「落選者」に聞くー

有権者が選挙に「失敗」することは珍しくありません。前都知事のケースもそう言えないでしょうか。

今回の参院選では立候補者のうち121人が当選し、268人が落選しました。この結果は私たちにとって 「成功」 なのでしょうか 「失敗」 なのでしょうか。

私たちもマスメディアも候補者や議員についてはああだこうだいいますが、自らの投票について振り返ることはあまりないのではないでしょうか。

選りすぐりの 「落選者」 に来て頂きます。「何を訴え何を目指してきたか」 「なぜ落ちたのか」 「選挙、政治の課題は何か?」などを聞き、私たち自身が選挙に失敗しないようにしたいと思います。

◯日 時:平成28年8月24日(水)   18:30~20:30 (開場18:00)

◯会 場: 日本財団ビル2階 大会議室  港区赤坂1-2-2 TEL 03-6229-5111

※ 場所にご注意ください。

◯ゲスト : 熊谷 大(自民党・宮城県選挙区)

林 久美子(民進党・滋賀県選挙区)

山田 太郎(新党改革・比例代表)

◯コーディネーター:加藤 秀樹(構想日本代表)

◯主 催:構想日本

◯定 員:160名

◯参加費:一般 2,000円 / 学生 500円 (構想日本会員は無料です)
※学生の方は受付にて学生証をご提示ください。

◯懇親会参加費:4,000円(ご希望の方は懇親会参加とお申込み時に明記して下さい)
※フォーラム終了後、ゲストを囲んで、懇親会を開催いたします。

「頤和園(いわえん)溜池山王店」港区赤坂1-1-12 TEL 03-3584-4531

※フォーラムへのご参加は8月24日(水)12:00まで info@kosonippon.org  にお願いします。

お申し込みはこちらから http://www.kosonippon.org/cp-bin/wp/forum/index.php

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(2)《今後の構想日本の活動》

《その他》

2016年4月~隔週月曜日 京都大学経済学研究科・経済学部 特殊講義「公共経営論1」 (代表 加藤秀樹)

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(3)Yahoo!ニュースオーサー記事更新!

Yahooニュースにオーサーとして投稿している記事が更新されました。ぜひ御覧ください。

代表 加藤秀樹

◇3月8日 防災を「自分事」に

http://bylines.news.yahoo.co.jp/katohideki/20160308-00055180/

ディレクター 伊藤伸

◇7月10日 「1票のコストが500円」を肝に銘じる。

http://bylines.news.yahoo.co.jp/itoshin/20160710-00045082/

◇6月24日 18歳以上なのに投票ができない? ~下宿中で住民票を移動していない学生有権者は選管に確認しよう!~

http://bylines.news.yahoo.co.jp/itoshin/20160624-00059168/

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(4)「現場みらい塾(構想日本×PHP総研)」

第4期 開講中 各回単発の申し込みもできます

税収、人口の奪い合い(=ゼロサム)ではなく、プラスサムを!

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人口減少、高齢化、不十分な予算と人員など、自治体にとってはますます厳しい時代です。政府の「地方創生」も続きそうにありません。

自治体間で税金や人口の奪い合いをするのはゼロサム、つまり持続可能ではありません。

それでも、視点を変え、従来の延長線上で考えることをやめると、解決策が見えてくるのです。

この塾は、従来型の研修ではありません。自治体のどの仕事にも応用できる、「知恵の出し方を身につけるトレーニングの場」です。

他自治体の職員、議員、民間人と一緒に半年間議論し、学び合うゼミ形式のプログラムです。受講生はこれまでに約70名。

問題意識の高い自治体職員、議員のネットワークも大きい財産です。

ここから日本が変わります。

― 第4期カリキュラム ―  ※現時点の予定ですので、変更の可能性があります。

【内 容】

第2回:8月27日(土)10:00~18:00
講義:ディベートで培う実践的思考
熊谷 哲 〔PHP総研 主席研究員〕
実践:ディベート
熊谷 哲 〔PHP総研 主席研究員〕
講義:「事業シートで業務の画期的な効率化を」
伊藤 伸 〔構想日本 総括ディレクター〕

第3回:9月24日(土)10:00~18:00
講義:「財政の自分事化に向けて~国の財政と地方の財政~」
福田 誠 〔財務省 国有財産企画課 政府出資室長〕
講義:「無作為抽出の住民参加で地域の課題を『自分ごと』に」
伊藤 伸 〔構想日本 総括ディレクター〕
実践:模擬事業仕分け1/手法を学ぶ

第4回:11月5日(土)13:00~18:30、6日(日)10:00~16:00
実践:模擬事業仕分け2/チームで体験する
実践:事業シートプレゼンテーション/発表から体得する
セッション:「『わたしのまち』と一人称で呼んでもらえる町を目指して(仮)」
筒井 敏行 〔香川県三木町 町長〕
実践:締めくくり総括ディスカッション

【応募資格】
地域をよりよくしたいという情熱を持ち、地域の課題解決と未来創造のために、自ら考え行動する意志のある人

【募集人員】 50名程度

【会  場】  PHP総研会議室
(江東区豊洲5-6-52 NBF豊洲キャナルフロント11階)

【参 加 費】  各回:10,000円(税込)※旅費・食費等は含まれません

【応募手続き】

現場みらい塾申込みサイト(以下のリンク先)に入力し送信

https://docs.google.com/forms/d/1AaZhsGk6sCIS-UEOtw_VWMgdL6elYrMxwr8UuBAn7dY/viewform

定員に達し次第、締め切らせていただきます。

【お問い合わせ】

構想日本:田中、小川、永由 TEL:03‐5275‐5607、Email:info@kosonippon.org
PHP総研 :皆川      TEL:03‐3520‐9612、Email:genba-mirai@php.co.jp

その他詳細はこちら http://www.kosonippon.org/cp-bin/wp/project/detail.php?id=713

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