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【No.779】「地方からの新しい文化発信 ~現代サーカスのもつ力~ 外伝 ー12年越しの夢ー 」|現代サーカスプロデューサー    田中 未知子氏|

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J.I.メールニュース No.779 2016.10.20 発行

「地方からの新しい文化発信 ~現代サーカスのもつ力~ 外伝

ー12年越しの夢ー 」

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【1】<巻頭寄稿文>

「地方からの新しい文化発信 ~現代サーカスのもつ力~ 外伝 ー12年越しの夢ー 」

現代サーカスプロデューサー    田中 未知子

【2】<お知らせ>

(1) 第229回J.I.フォーラム  10月27日(木)開催

(2) 今後の構想日本の活動

(3)「現場みらい塾」 第4期 7月~11月 開講中 まだ申し込みできます

【3】<構想日本の取組>

(1) 茨城県 那珂市 第4回「外部評価委員会」 10月21日(金)開催

【4】<ご紹介>

(1) 福島県昭和村の伝統工芸【からむし織】イベントに出店 in新宿西口
10月25日(火)~10月27日(木)

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【1】「地方からの新しい文化発信 ~現代サーカスのもつ力~ 外伝 ー12年越しの夢ー 」

現代サーカスプロデューサー    田中 未知子

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アジア初上陸のフランスのアートサーカスカンパニー シルク・ヴォスト「エピシクル」

シルク・ヴォストは1980年代にフランスで生まれて、世界に瞬く間に広まった現代サーカスです。

かつては綱わたりや炎の輪くぐりなど様々な種目をつなぎ合わせたショウを見せるのがサーカスの常識だったなかで、90年代に、ブランコ乗りだけで世界を表現したい、と集まった若者たちがいました。空中ブランコの概念を次々に覆す革新的集団「レザッソ」です。

その後の現代サーカス界に大きな影響を与えた「レザッソ」が2007年に翼をたたむと、その中の若手5人がレザッソの精神を受け継ぎつつ、「シルク・ヴォスト」として新しい冒険の旅に乗り出します。

かつて、サーカスにおいて、空中は技を見せるための場所でした。シルク・ヴォストにとって、空中は舞台であり、ドラマの舞台。

彼らの異世界への想像力は結集され、円柱形の構造物は夜空に浮かぶ船となる。宇宙飛行士たちは、巨大な船を動かし続けようと構造物に這い上がり、時に落下しながら、不器用に、美しく飛び回る…。どこからきたのか?どこへ向かうのか?問いに答える者はなく、突き動かされるようにコロガル大きなものにしがみつく。笑い声をたてながら、飛ばされても、飛ばされても、よじ登る。

空想の宇宙船「エピシクル」を前進させるために、小さき人間は、時に振り落とされても必死でしがみつき、嵐にあっても、仲間を信じて進むのです。

空中のみで展開される洗練されたパフォーマンス。圧倒的な美意識を放つステージ美術、ライブ音楽…。世界に衝撃を与えた、空飛ぶパフォーマンス集団・CirkVOSTが贈る、全く新しいアートの世界です。

高さ13.5mの巨大構造物のもと、観客はリクライニングシートにゆったりと身を沈め、文字通り宇宙とつながる感覚を味わいます。

私は今回の来日コーディネイターをつとめましたが、実は12年越しの願いであり、今年、東京にエピシクルがついに降り立つことに大きな感慨を覚えます。ぜひ、会場にお運びいただき、現代サーカスとはこういうものなんだ!ということを体感してください!

※シルク サーカスのこと

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田中 未知子さんからのお知らせです

アジア初上陸のフランスのアートサーカスカンパニー

シルク・ヴォスト「エピシクル」東京公演

◇会 場:新豊洲特設会場(ゆりかもめ新豊洲駅から徒歩1分)

◇会 期:10月8日(土)~11月6日(日)

今後の予定 ※10/ 21, 22, 23, 28, 29, 30, 11/3, 4, 5, 6

金曜日は19:30開演、それ以外は18:30開演

※料金等、詳細は公式HPへ。 http://www.cirkvost.jp/

フェイスブックは https://www.facebook.com/Epicycleasia/

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田中 未知子 (たなか みちこ)

瀬戸内サーカスファクトリー代表、フランス国立大道芸サーカス情報センター日本特派員。2004年、新聞社勤務時代に現代サーカスに出会い、招聘に携わる傍ら、独自に研究調査を行う。新聞社退社後の2009年、現代サーカス概説書「サーカスに逢いたい~アートになったフランスサーカス」を出版。いくつかの芸術祭のパフォーミングアート担当をつとめたあと高松で独立。

2012年に一般社団法人瀬戸内サーカスファクトリーを立ち上げ、日本に現代サーカス文化発展のための活動を総合的に行う。2012年と2014年、フランス政府招聘により国際サーカス会議に参加。2014年より東京都ヘブンアーティスト審査員。日本各地で現代サーカス作品をプロデュース。

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*みなさんのご意見をお待ちしています。(800字以内でお願いします)
info@kosonippon.org
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【2】(1) 第229回J.I.フォーラム  10月27日 開催

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『遺言』 言い残したいこと、言い残して欲しいこと

いきなり年齢のことで恐縮ですが、ゲスト3人の合計は約250才。

みなさん小さな村、町で長年暮らし、地域の切り盛りをやってこられた方です。田舎での暮らし、首長としての決断や覚悟などを通して、多くの知恵を持つ「賢者」です。

生きること、地域、そして行政、政治について、私たちは250年分の知恵と哲学を引き継ぎ、世の中に生かしたいと思います。

◯日 時:2016年10月27日(木)  18:30~20:30 (開場18:00)

◯会 場:アルカディア市ヶ谷 7階 「琴平」 (千代田区九段北4丁目2番25号)TEL 03-3261-9921

http://www.arcadia-jp.org/access.htm

※場所にご注意ください

◯ゲスト:伊藤 喜平 (長野県下條村 前村長)

高橋 彦芳 (長野県栄村 前村長)

根本 良一 (福島県矢祭町 前町長)

◯コーディネーター:加藤 秀樹(構想日本代表)

◯主 催:構想日本

◯定 員:100名

◯参加費:一般 2,000円 / 学生 500円 (構想日本会員は無料です)
※学生の方は受付にて学生証をご提示ください。

◯懇親会参加費:4,000円(ご希望の方は懇親会参加とお申込み時に明記して下さい)
※フォーラム終了後、ゲストを囲んで、懇親会を開催いたします。

アルカディア市ヶ谷  1階 レストラン

※フォーラムへのご参加は10月27日(木)12:00まで info@kosonippon.org  にお願いします。

お申し込みはこちらから http://www.kosonippon.org/cp-bin/wp/forum/index.php

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☆ 次回 第230回J.I.フォーラム  11月29日(火) 開催決定 ☆

「新大統領のもとで、アメリカ、そして日米関係はどうなるか」

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(2)《今後の構想日本の活動》

10月21日(金)茨城県 那珂市 第4回「外部評価委員会」※詳細は【3】にあり

10月30日(日)福岡県 大刀洗町「住民協議会」(全4回中の第1回)

今年度の構想日本の『事業仕分け・住民協議会・施設仕分け実施一覧』詳細は、以下のURLよりご覧いただけます。

http://www.kosonippon.org/cp-bin/wp/blog/?page_id=1079

《その他》

2016年4月~隔週月曜日 京都大学経済学研究科・経済学部 特殊講義「公共経営論1」 (代表 加藤秀樹)

2016年9月~毎週木曜日 法政大学 「NPO論」講義 (総括ディレクター伊藤伸)

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(3)「現場みらい塾(構想日本×PHP総研)」

第4期 開講中 各回単発の申し込みもできます

税収、人口の奪い合い(=ゼロサム)ではなく、プラスサムを!

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人口減少、高齢化、不十分な予算と人員など、自治体にとってはますます厳しい時代です。政府の「地方創生」も続きそうにありません。

自治体間で税金や人口の奪い合いをするのはゼロサム、つまり持続可能ではありません。

それでも、視点を変え、従来の延長線上で考えることをやめると、解決策が見えてくるのです。

この塾は、従来型の研修ではありません。自治体のどの仕事にも応用できる、「知恵の出し方を身につけるトレーニングの場」です。

他自治体の職員、議員、民間人と一緒に半年間議論し、学び合うゼミ形式のプログラムです。受講生はこれまでに約70名。

問題意識の高い自治体職員、議員のネットワークも大きい財産です。

ここから日本が変わります。

― 第4期カリキュラム ―  ※現時点の予定ですので、変更の可能性があります。

【内 容】

第4回:11月5日(土)13:00~18:30、6日(日)10:00~16:00
・模擬事業仕分け2/チームで体験する
・事業シートプレゼンテーション/発表から体得する
・「『わたしのまち』と一人称で呼んでもらえる町を目指して(仮)」 筒井 敏行 〔香川県三木町 町長〕
・締めくくり総括ディスカッション 福嶋 浩彦〔中央学院大学 教授・元消費者庁長官〕

【応募資格】
地域をよりよくしたいという情熱を持ち、地域の課題解決と未来創造のために、自ら考え行動する意志のある人

【募集人員】 50名程度

【会  場】  PHP総研会議室
(江東区豊洲5-6-52 NBF豊洲キャナルフロント11階)

【参 加 費】  各回:10,000円(税込)※旅費・食費等は含まれません

【応募手続き】

現場みらい塾申込みサイト(以下のリンク先)に入力し送信

https://docs.google.com/forms/d/1AaZhsGk6sCIS-UEOtw_VWMgdL6elYrMxwr8UuBAn7dY/viewform

定員に達し次第、締め切らせていただきます。

【お問い合わせ】

構想日本:小川、永由 TEL:03‐5275‐5607、Email:info@kosonippon.org
PHP総研 :皆川      TEL:03‐3520‐9612、Email:genba-mirai@php.co.jp

その他詳細はこちら http://www.kosonippon.org/cp-bin/wp/project/detail.php?id=713

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【3】<構想日本の取組>

(1) 茨城県 那珂市 第4回「外部評価委員会」10月21日(金)

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今年度3回開催してきた「外部評価委員会」のまとめとして、フォーラムを開催します。

★那珂市の特徴★

1.2012年の「事業仕分け」実施以降、5年続けて公開性、外部性を活用した評価を行っていること。

2.今年度はこれまで外部の視点が入ることのなかった「事務」が対象であること。

3.「業務フロー図」の作成によって、業務の流れを可視化したこと。

【プログラム】 10月21日(金) 13:15~16:15

基調講演 「公共サービスのこれから」講師: 福嶋 浩彦氏(元消費者庁長官、元我孫子市長)

意見交換会 「これからの窓口サービス」外部評価の対象課 (市民課、財政課、保険課、税務課)

【会 場】 那珂市立図書館 2階 多目的室 (那珂市菅谷2995-1)

【入 場】 無料(どなたでも参加できます) ※事前申し込み不要

【対象事業】

◯戸籍住民基本台帳管理業務
◯予算編成業務
◯健康保険証に係る業務と保険税の賦課
◯固定資産税賦課業務

※詳細は、那珂市ホームページでもご覧いただけます。 http://www.city.naka.lg.jp/page/page002776.html

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【4】<ご紹介>

構想日本が応援している活動に関するお知らせです。

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会津地方に伝わる「メイドイン会津」 【からむし織】

日 時 :10月25日(火)~10月27日(木) 10:00~20:00(初日は11:00から、最終日は 17:00まで)

会 場 :新宿駅西口広場イベントコーナー(JR新宿駅西口直結スペース)

主 催 :地域のちからコレクション実行委員会

福島県昭和村の伝統工芸 600年の歴史を誇る「からむし」(越後上布、小千谷縮の材料)

昭和村は、からむし(織)に興味のある若者(「織姫」「彦星」)を全国から募集、約1年間かけてからむしの栽培から製品加工まで一連の技術を教えています。
織姫・彦星の一部はそのまま昭和村に定住して、からむし(織)の担い手となり、一部は昭和村の看板を背負って巣立っていきます。

今回は、初代織姫が参加し、会場で実演と説明を行います。

この機会に、からむし織を肌で触れていただき、昔から会津地方に伝わる「メイドイン会津」を感じていただければと思います。

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