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【No.833】「地方からの新しい文化発信 ~現代サーカスのもつ力~ 外伝 第3回創作サーカスフェスティバルSETOラ・ピスト開催!」

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J.I.メールニュース No.833 2017.11.09 発行

「地方からの新しい文化発信 ~現代サーカスのもつ力~ 外伝

第3回創作サーカスフェスティバルSETOラ・ピスト開催!」

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【1】<巻頭寄稿文>

「地方からの新しい文化発信 ~現代サーカスのもつ力~ 外伝

第3回創作サーカスフェスティバルSETOラ・ピスト開催!」

【2】<お知らせ>

(1) 第241回J.I.フォーラム  11月15日(水)

政 治 の 時 代 が 始 ま る

(2) 千葉県 鴨川市 事業仕分け

11月11日(土)、12日(日)

(3) その他の構想日本の活動

【3】<ご紹介>

(1) 菱・まんだら 天羽やよいさん

(2) 第3回 創作サーカスフェスティバル 田中未知子さん

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【1】 「地方からの新しい文化発信 ~現代サーカスのもつ力~ 外伝

第3回創作サーカスフェスティバルSETOラ・ピスト開催!」

現代サーカスプロデューサー   田中 未知子

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11月23日(木・祝)に、瀬戸内サーカスファクトリーのフェスティバル「SETOラ・ピスト」を開催します。日本初の現代サーカス専門のフェスティバルも、今年で3年目。今回は、民家博物館「四国村」との共催です。

香川県高松市にある四国村は、名勝屋島山麓にあり、豊かな自然を生かしてあたかも本物の村のように古い民家や農村歌舞伎舞台などが配置された、情緒ある野外博物館です。

四国村には、サーカスをするのに必要な平らな広い場所がありませんし、天井の高い建物もありません。サーカスをするには、難しい場所ですが、それを超える魅力があります。ここにある建物は、実際に四国で一般庶民に使われていた建物ばかりで、生活の場そのもの。敷地内には大げさな看板も、回り方を一方的に指示するような矢印もなく、訪れた人に「自分の感性と感覚を信じて道を選んでください」というメッセージを感じ取れます。民家には、丁寧に摘まれ、生けられたばかりのお花が軒先に飾られていたり、とてもつつましく季節の展示が添えられていたり…「ようこそ」という言葉が聞こえてきそうです。

この場所で、自分たちのサーカスをやりたいと思ったのは、とても自然なことでした。

以前、フランス人サーカスアーティスト、カミーユ・ボワテルとの2週間に及ぶ「滞在制作」を受け入れていただいた経緯があります。「この場所を生きた場所にしたい」という理事長の思いから、民家とは一見相いれない「サーカス」を受け入れてくださり、四国村の入場者は、農村舞台の上で若者たちが何やら不思議な演技を試みている場面に予期せず出くわすわけです。

しかし、それこそ歌舞伎者ではありませんか。空から降ってきたような奇妙な表現をもたらした者たち。まさに彼らのやっていたことは、真剣な現代の歌舞伎だったかもしれません。

「芸能を生活に取り戻す」

かつて芸能は、収穫や豊漁への祈りと感謝など、人が生きる上で必要不可欠な自然や、自然界に宿る神や精霊との対話そのものでした。祈りと感謝を伝えるための唄、舞い、演奏であり、近代になって「芸」の部分だけが抜き出されて「プロの芸能者」と「一般鑑賞者」とに、分けられてしまったのです。
私はこの「切り離し」によって、現代日本人が心のバランスを失ってしまった、と思うのです。

しかし瀬戸内地方では、普段、農協や一般企業や役所で働いている人々が、秋が近づくとそわそわしだします。「来週はダメなんですわ(休みをとる)。獅子遣わんと、人が足りんのですわ」と頭をかく男性職員に、「おおそうか」と別の職員も納得顔。

獅子で会社を休む?!
ここでは芸能が生活に溶け込み、今も生きているのです。

世界にぱぁーっと太陽の陽が差し、スマイルマークがいっぱい天から降ってきたような幸福な気持ちに包まれたのを覚えています。

農村歌舞伎にいそしむ人々は、日常の打ち合わせの最中に、「いよっ」と見栄をきったりする…また、それが決まっている。子供のころから、見て、演じてきたのだから、今どきの習い事とは比べようもない。歌舞伎が「血肉」になっている。
誰にも役割がある。演じる。裏方で働く。みんなが、「芸能」の中に生きているわけです。

この喜びは、自分が12年前にサーカスに出逢ったときの衝撃と似ていました。生の身体を使って怪我や命の危険を背負って日々、生きている強さと、生身の人間としての限界を知っているがゆえの、他人への寛容さ。芸能が遠い世界の出来事ではなく、血肉であり、生活とともにあるという意味で、地域芸能とサーカスは同じなのです。

これまで7年間、たくさんの創作作品を創りましたし、技術者やアーティストの養成にも力をいれながら、少しずつ活動を広げてきました。念願の国際現代サーカスネットワーク「シルコストラーダ」のアジア初のメンバーとなり、現代サーカスの世界では、瀬戸内サーカスファクトリーはずいぶん知られるようになってきました。

一方で、法人としての運営は長いトンネルを走り続けているようにも感じます。

それでも瀬戸内サーカスファクトリーに共感してこの地に移住してきた仲間から「今年も、やりますよね」と、まっすぐな目で問いかけられたら、皆を集めよ、船を出せ!という気持ちが奮い立ちます。

今年、集まってきた地元出演者はなんと80人近く。加えて、国内外の一流のプロのアーティストも3人招聘します。この仲間ならば、地元アーティストと一流のプロたちの間にある壁を取り払い、一緒に祭りを生み出すことができると思いました。

今回のテーマは「マレビト、来たる。」折口信夫が言うマレビトは、年の節目に常世とこの世の間に道をひらき、不思議な力をもって福をもたらす―自然への畏敬と感謝、まさに芸能の原点です。

四国村を本物の村に見立て、秋の一日、マレビトがやってくる。民家は芝居小屋。広場は大道芸。農村歌舞伎舞台ではサーカス×舞踊×人形×鳴り物で作る、創作演目をお見せします。村中で、曲芸、踊り、芝居、唄、人形、獅子、太鼓など、伝統も現代も入りまじり、歓びと感謝の気持ちをこめて演者たちが皆さまを迎えます。

芸能はいつだって泡沫(うたかた)。ですがこの日は格別。さぁ、お見逃しなきよう、秋の四国村にお越しくださいませ~!

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田中 未知子  (たなか みちこ)

瀬戸内サーカスファクトリー代表、EU公認国際サーカス大道芸ネットワーク「シルコストラーダ」アジア初のメンバー。2004年、新聞社勤務時代に現代サーカスに出会い、招聘に携わる傍ら、独自に研究調査を行う。新聞社退社後の2009年、現代サーカス概説書「サーカスに逢いたい~アートになったフランスサーカス」を出版。いくつかの芸術祭のパフォーミングアート担当をつとめたあと高松で独立。
2012年に一般社団法人瀬戸内サーカスファクトリーを立ち上げ、日本に現代サーカス文化発展のための活動を総合的に行う。2012年と2014年、2017年とこれまでに3回フランス政府招聘により国際サーカス会議に参加。2014年より東京都ヘブンアーティスト審査員。日本各地で現代サーカス作品をプロデュース。

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*みなさんのご意見をお待ちしています。(800字以内でお願いします)
info@kosonippon.org
いただいたご意見はバックナンバーと共に「読者の声」として以下に掲載しています。メルマガにて抜粋掲載をさせていただくこともございます。
http://www.kosonippon.org/cp-bin/wp/mail/index.php

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【2】(1) 第241回J.I.フォーラム  11月15日(水)

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政 治 の 時 代 が 始 ま る

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解散、新党、分裂。その結果は、数で見る限り与野党の関係は変わらず、政権は盤石だ。

しかし、野党票をみると、かなりの国民が今の政権と違う価値観や不安を持っているようだ。
そこに、これからの日本の政治の「軸」の立て方が見えたという意味では画期的だ。今から、政治が経済や国際関係に重大な決断を迫られる時代になる。
政治をどうするか、気鋭の議員に、思いと決意を語って頂きます。

◯日 時: 2017年  11月15日(水) 18:30~20:30(開場18:00)

◯会 場: 日本財団ビル2階 大会議室  港区赤坂1-2-2 TEL 03-6229-5111

◯ゲスト: 鈴木 馨祐 (衆議院議員/自民党・神奈川7区)

平 将明   (衆議院議員/自民党・東京4区)

玉木 雄一郎 (衆議院議員/希望の党・香川2区)

◯コーディネーター : 加藤 秀樹(構想日本代表)

◯主  催 : 構想日本

◯定  員 : 160名

◯参加費 : 一般 2,000円 / 学生 500円 (構想日本会員は無料です)
※学生の方は受付にて学生証をご提示ください。

☆ 懇親会はございません。

※フォーラムへのご参加は11月15日(水)12:00まで info@kosonippon.org  にお願いします。

HPからのお申し込みはこちら http://www.kosonippon.org/cp-bin/wp/forum/index.php

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*参加申し込みに関するお問い合せは、
事務局 堺/稲垣まで。 TEL 03-5275-5607

*内容に関するお問い合せは、
伊藤/田中まで。    TEL 03-5275-5607

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(2) 千葉県 鴨川市 行政事業レビュー(事業仕分け)

11月11日(土)、11月12日(日)開催

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★鴨川市の特徴★

1.亀田市長の強いリーダーシップのもと、市民と行政の信頼関係の構築、市が実施する事業の優先度の明確化を目的として、今回初めて実施。

2.2日間で24事業を対象とするが、それぞれ担当課の中心的な事業が選定されている。仕分けに向けた資料準備など、担当課をはじめ職員全体が仕分けに対して非常に前向き。

3.また、仕分け対象事業だけではなく、全事業について「事業シート」を作成したことが画期的。これによって今回は仕分け対象外の事業も、仕分けでの議論を参考に見直しを行う方針。

― 開催概要 ―

【日 時】 11月11日(土)9:00 ~17:30(予定)
11月12日(日)9:00 ~17:30(予定)
※9:00~9:20 開会セレモニー

【会 場】 鴨川市役所 4階大会議室、7階会議室
(千葉県鴨川市横渚1450番地)
※会場に関するお問い合わせは、鴨川市役所(電話:04-7093-7829)まで

【入場料】 無料(事前登録不要、途中入退室可、どなたでも傍聴できます。)

【主 催】 鴨川市

【協 力】 構想日本

【対象事業】

1日目
第1会場(4階大会議室)
市民ギャラリー維持管理費、街路灯維持管理費、子ども医療対策事業、結婚支援事業、鯛バス事業、広域連携事業
第2会場(7階会議室)
第三子出産お祝い事業、マリーンズ交流推進事業、公民館維持管理費、海水浴場運営事業、地域子ども・子育て支援事業、公共交通対策事業

2日目
第1会場(4階大会議室)
防災行政無線施設維持管理事業、美しい鴨川推進事業、地域住宅支援事業、広報事業、農業振興事業、敬老行事事業
第2会場(7階会議室)
田舎暮らし支援推進事業、給食事業、商工振興事業、市税納期前納付報奨金、市営住宅維持管理事業、江見老人憩いの家維持管理費・長狭老人憩いの家維持管理費

【議論のし方と参加者】
構想日本仕分け人チームと説明者(鴨川市職員)が議論し、それを聞いたうえで市民判定人が対象事業の評価を行う。
※市民判定人:無作為に選んだ住民約2,000名から応募のあった計86名。

詳細は鴨川市ホームページからご覧いただけます。
http://www.city.kamogawa.lg.jp/gyoseijoho/keikaku_shisaku_chosa/jigyousiwake/index.html

また、事業仕分け当日は、以下のリンクから仕分けの様子(第1会場のみ)をYouTubeでご覧いただけます。
http://www.city.kamogawa.lg.jp/gyoseijoho/keikaku_shisaku_chosa/jigyousiwake/1510038687235.html

お問い合せ:構想日本 伊藤/藤阪
TEL:03-5275-5607、email : shiwake@kosonippon.org

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(3) その他の構想日本の活動

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2017年10月~隔週月曜日 京都大学経済学研究科・経済学部 特殊講義「公共経営論2」(代表 加藤秀樹)

公共政策の各論を毎回ゲストの講義で進めます。次回は、中曽宏氏(日本銀行 副総裁)、荻野徹氏(原子力規制委員会次長)。

これまでのゲストは、森田稔氏(財務省大臣官房 経済財政政策調整官)、山折哲雄氏(国際日本文化研究センター名誉教授)、松井孝典氏(千葉工業大学惑星探査研究センター所長)、池端美和氏(発行土地建物株式会社 代表取締役)、玄秀盛氏(公益社団法人日本駆け込み寺 代表理事)。

2017年9月~毎週木曜日  法政大学「NPO論 II」(総括ディレクター 伊藤伸)

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【3】<ご紹介>

構想日本が注目している活動をご紹介いたします。

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(1) 菱・まんだら ☆南部おんな 創作の模様たち・讃歌

「南部つづれ菱刺し模様集」に出会って40年。

かずかずのご縁をいただき、おかげさまで針をもち続けてくることができました。
家族に暖かいものを着せるため、麻布を織り、必死に針をもった先達へ、感謝と供養の思いで刺した帯を展示いたします。

全日会場におりますので、ご高覧くださいませ。

供養の思いで刺した帯10本を展示いたします。

◇日 時 11月 8日(水)~10日(金) in東京 10:00~17:00(最終日は16時)

◇場 所  東京都 台東区   寶鏡山 圓光寺(JR山手線 鶯谷駅より徒歩4分)
東京都台東区根岸3-11-4
電話 03-3872-0762
https://loco.yahoo.co.jp/place/g-DzUhx-b15JA/map/

(※ユニセフへ100円のご寄付をお願い申し上げます)

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(2) 第3回 創作サーカスフェスティバル   in香川

SETO LA PISTE「マレビト、来たる。」

実りの秋、四国村に創作サーカスがやってくる!!
今年のSETOラ・ピストは瀬戸内サーカスファクトリーと四国村が共催で、当日は四国村全体が舞台に!エアリアルから伝統芸能まで一日中、多彩なパフォーマンスが随所で繰り広げられます。

このほか、子どもサーカス体験コーナー、造形ワークショップなど、ワクワクの参加型プログラムも多数企画中!

◇日 時  11月23日(木・祝)  11:00~16:30

◇場 所  四国民家博物館「四国村」(香川県高松市屋島中町91)
◎雨天決行(荒天時のみ中止)

◇入場料 大人:2,500円(前売 2,300円)※四国村入村料 1,000円を含む
高校生以下は入村料のみ:高校生600円、小中生400円を
入村の際お支払いください(未就学児 無料)

★一般前売りWEBチケット販売中!
こちらから https://setocircus.official.ec/items/8442186
(クレジットカード・コンビニ決済できます)

★一般前売りチケット、店頭にて販売中!
・「四国村」入村券売り場 ・デュークショップ高松店 ・高松市役所 生協
・スフィアーズゲート ・NPO法人アーキペラゴ

★ファミリー割:大人2人につき、子ども(小中生)1人無料にてご入場いただけます。

◇お問い合わせ先 瀬戸内サーカスファクトリー
e-mail: setouchicircusfactory@yahoo.co.jp
電話: 080-2977-5469

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