メールマガジン

【No.961】「一人の声が、大きな波に」

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構想日本メールマガジン【No.961】 2020.05.21 発行

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<目次>

【1】兵庫県川西市 総合戦略策定 (提案の実現)

「まちの宝物サポート隊」結成 「川西ふるさとカルタ」作成

【2】お知らせ

(1)「オンライン自分ごと化会議」 チャットで話された声をお伝えしています

「スマート市民議会」~「social distance」を市民目線で考える~

(2)  Yahoo!ニュース オーサー 記事投稿 伊藤 伸

(3) コロナ関連にも使える『JUDGIT!』「検察」などで検索

(4)「福祉現場にもマスクを」プロジェクトからのお願い

【3】巻末寄稿文

「一人の声が、大きな波に」

向日市の一市民 ひびのつみかさね

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【1】兵庫県川西市 総合戦略策定 (提案の実現)
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昨年度、構想日本が協力した兵庫県川西市の「総合戦略策定」。

その策定に当たり、無作為抽出で選ばれた市民が5班に分かれ、川西市の課題や今後の取り組みを話し合いました。その「かわにし市民会議」からの提案が早くも実現しました。

・「まちの宝物サポート隊」 結成
・「川西ふるさとカルタ」 作成

提案の大枠は、「日常の中で川西の歴史や文化を『知る場』をつくり、かつ楽しく学べる環境をつくる」

具体的には

・かるたなど、色々な手法を使いながら川西の歴史・文化を楽しく知る環境を作る。
・川西の魅力を再発見するために、メンバー有志で「まちの宝物サポート隊」を結成する。(抜粋)

などが掲げられていました。

まずは、かわにし市民会議「文化・歴史の活かし方」班の有志で、「まちの宝物サポート隊」を結成。そして、そのメンバーが中心となって「川西ふるさとカルタ」を作成しました。

「文化・歴史の活かし方」班から出された2つの提案が、総合戦略が動き始めてわずか2か月で実現したのです。

その成果である「川西ふるさとカルタ」が、市のホームページでも掲載されています。
https://www.city.kawanishi.hyogo.jp/shiseijoho/gyozaisei/1008787/1008790/1011096.html

川西市以外の皆さまも、是非、読み札、絵札を印刷し、切り取って遊んでみてください。
今後も、このような素敵な事例をご紹介していきたいと思います。

伊藤もFBで紹介しています →  https://www.facebook.com/shin.ito.9235/posts/3010715989048232
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【2】お知らせ

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(1)「オンライン自分ごと化会議」の様子をお伝えします

~コロナウイルスによって変化する社会との付き合い方について~

第1弾:「スマート市民議会」 ~「social distance」を市民目線で考える~

2009年から構想日本が行ってきた「自分ごと化会議」の参加経験者は全国に約1万人。この中から参加者を募り、オンラインで議論しました。

専門家会議メンバーでもある岡部信彦氏の詳細な分析、説明の後、ナビゲーターとして看取り医療の現場から山中光茂氏、児童精神科医の立場から小澤いぶき氏などの専門家ら3名とともに、35名がWEBで繋がり、自身の現状や行政のことを話し合いました。

チャットなどで出た意見(抜粋)

・行政の情報にアクセスしない人が本当に多い
・SNSは日常的に開く。こちらの方が情報を得る手段として楽
・行政のHPは色々載っていて、欲しい情報にたどり着きにくい
・防災行政無線での外出自粛の放送は、毎日続けるべきか検討すべ
・感染症は質の悪い災害。他の災害以上に自助共助公助の役割構築をすべき

(加藤からのコメント)
テレビなどと違い、市民の率直な対話が聞けてよかったと思います
それが、専門家の岡部さんたちに届いたことも良かったと思います
意見の中で「外に出るなよ。国民に見られているぞ。」というような、まるで戦時中のようなことを言う教師がいることには、正直、愕然としました。
誰かに見られているかどうかではなく、きちんとやることはやろうよ。と教えるのが教師だと思います。これでは子どもが可哀想ですね。
また、「3密」はだめだけれど「1密」ならOKか?といったことについては、1とか2といった数字や文字面にとらわれるのではなく、その主旨をよく考えて各自で判断しないといけないと自戒を込めて思いました。

You Tubeにて、ご覧いただけます。全編はこちらで→   https://youtu.be/J8w2pIrKzXE
YouTubeでは見られないチャットの話題は、抜粋して来週もお伝えします。

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(2)Yahoo!ニュース オーサー 記事投稿

総括ディレクター 伊藤 伸

◆2020年 5月 ヤフーオーサーコメント

高校球児、心からの叫び「厳しい練習に耐えてきた仲間と試合がしたい」…20日甲子園中止決定へ(スポーツ報知)
コロナ騒動で全国100万人超と言われる引きこもりにも変化か(NEWS ポストセブン) ほか2件

 https://news.yahoo.co.jp/profile/author/itoshin/

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(3)政府の事業が検索できるサイト『JUDGIT!』は、新型コロナ関連の検索が増えています。

約2か月間のキーワード検索で多いのは「感染症」「WHO拠出金」などです。色々なキーワードを検索することで、国がどのような政策をしているかがわかります!

まずは、こちらへアクセス →   http://judgit.net/
興味のあるキーワードを入れるだけ!

例:キーワード「検察」で検索すると

☆法務省 検察庁における司法修習の実施  https://judgit.net/projects/3201
☆法務省 刑事情報連携データベース  https://judgit.net/projects/5625

例:キーワード「国民投票」で検索すると

☆総務省 参加・実践等を通じた政治意識向上に要する経費  https://judgit.net/projects/4247
☆総務省 国民投票制度にかかる投開票速報システム改修に要する経費  https://judgit.net/projects/7758

ほか 多数。主な支出先などもよくわかります。是非、気になるワードで検索してみてください。
皆さんのご意見をお寄せください。それを反映し、どんどん充実した『JUDGIT!』になります。

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(4)「福祉現場にもマスクを」プロジェクトからのお願い

「#福祉現場にもマスクを」プロジェクト発足  一般社団法人 Get in touch 代表 東ちづる

Get in touchもマスクを寄付配布してまいりました。その際にある施設は、「大きな規模の施設が大変なことになっています。ウチは少人数なので」とおっしゃっていました。ですが、その施設も大変な実情がありました。

社会的に弱い立場にある人こそ、矛盾や理不尽を感じています。そして、我慢する、諦めるということに慣れてしまっているという現実もあります。

だからこそ4団体がつながってのマスクプロジェクトが立ち上がりました。今こそ、SOSを出し合い、受け止め合い、支え合う時です。「#福祉現場にもマスクを」ぜひ私たちとつながってください

<3つのお願い>

●お願い●
1:マスク(そのもの)の寄贈
2:マスク購入資金の寄付
3:本プロジェクトの拡散

マスクを安定して購入するルートは確保できています。
ご寄付いただければ、福祉の現場にすぐにでもマスクをお届けできます。

マスクの寄贈もお待ちしています。サージカルマスク、不織布マスクなど、市販で売られているマスクや、政府から支給された布マスクに余分がございましたら是非寄付をお願いします。

是非とも、皆様からのご寄贈、ご寄付をお願い申し上げます。
目標:5,000,000円  1,794,300円(5/20現在)

寄付のページはこちらから →   https://syncable.biz/campaign/992/
プロジェクトの詳細はこちらから →   https://fukushimask.com/

まだまだ、足りていないところが沢山あります。どうぞよろしくお願い申し上げます。

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非常事態宣言が解除された地域もあるが、まだまだコロナ渦で暗い話が多い。そんななか京都の洛西で始まった、長期戦となるであろうコロナに立ち向かう、一事例をご紹介したい。

【3】「一人の声が、大きな波に」

向日市の一市民    ひびのつみかさね
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国民ひとりひとりに10万円を一律で給付する「特別定額給付金」が、やっと始まった。

困っていない人は辞退するのが美談というような風潮もあるようだが、もし自分に必要がなければ、必要な人のところへ回せばいいだけのことではないかと思う。

今回の新型コロナウイルスは、ほぼすべての人々の生活に影響を及ぼし、経済活動に打撃を与えた。学校の一斉休校に始まり、補償のない自粛(当初)、医療関係者への誹謗中傷、緊急事態宣言の発令

学校給食用に野菜を作っている人や、その野菜を収めている人が困ってる。

食べ物屋さんも人が来なくて困ってる。

子供食堂も閉まって、ますますみんなが困ってる。

せめてその野菜や材料を上手に活用できないか、それが難しいなら、何かみんなが簡単に出来る支援の方法はないだろうかと考えていた。そんななか、一律10万円の給付金が決まった。

一律なら、みんなが自分ごととして考えることが出来る。そこで、コロナ対策の給付金10万円を受け取って、自分が使うのではなく、身近で困っている人に使ってもらうようにできないか。そんな考えが思い浮かんだ。そこで、地元のことが良くわかっている知り合いの議員さんに、どこに何をどうしたらいいのか相談にのってもらった。

それからが速かった。とんとん拍子に話は進み。あれよあれよという間に、「向日市感染症対策推進基金」が出来上がった。これで、地域で困っている人、頑張っている人にその基金が届く仕組みができた。

相談の電話をしたのは4月27日。翌28日にはその議員さんから「基金」という方向でどうかという話になった。そして、30日には「向日市感染症対策推進基金」が早くも設置され、5月4日には、市長がホームページでメッセージを出している。大型連休のさなか、いずれも迅速に対応するため、議会の承認を必要としない専決処分としたらしい。5月13日には京都新聞にも取り上げられた。

新聞に載った翌日、早速市役所に電話をし寄付を納めに行った。基金設置までのあまりのスピード感に市役所内でもまだ周知徹底がなされていなかったようで、多少あちこちの部署に聞いて回るハメになったが、最終的には市長秘書室で受けていただいた。もちろん国からの給付金10万円はまだ届いていない。なので、自前で建て替えて持って行った。すぐに、形にせにゃあかんと思ったからだ。

今後、秋には第二波、第三波が来ると言われている。今後1、2年は続くといわれているコロナとの共存に対抗するには、長期戦が考えられる。今回、「基金」というしっかりとした核を作って頂いたので、単発で終わりにはならない。長期戦にも対応でき、かつ今後何回でも使えるものになったと思う。

実は、こうした一連の流れもあってか、市長さんから感謝状までいただいてしまった。しかし、こちらこそ今回ご尽力いただいた議員さん、市長さん、市役所のみなさんには、心から感謝を申し上げたい。

「情けは人の為ならず」昔の人は、本質を捉えた生き方をしていたのだとつくづく思う。

寄付は受ける人も嬉しいかもしれないが、寄付した方も嬉しいなあという気持ちになる。なんだか気持ちがほっこりするし、まわりも明るくなる。

これから本格的に申請業務が始まり、給付が行われるかと思う。そもそも受け取る気の無かった方、少しでも余裕のある方は、もしよければ一部でも良いので、こうした活用の仕方も考えてみていただければなと思う。

気持ちが、ほこっとしますよ。

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ペンネーム ひびのつみかさね

日々、心を配る積み重ねを心がけている、京都府向日市(むこうし)の一市民。

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(編集後記)
検察庁法改正法案と種苗法は、今国会は見送りになりそうですが、廃案ではありません。
そして何故か今このタイミングで、「国民投票法改正案」の成立を目指すとしています。
いずれにせよ、強行採決や束ね法案ではなく、1つ1つ丁寧に議論するのが筋ではないでしょうか。
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