【No.965】代表コラム(番外編)#bookcoverchallenge Day 2「命の意味論」|代表 加藤 秀樹|
2020.06.18

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構想日本メールマガジン【No.965】 2020.06.18 発行

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<目次>

【1】奥田知志氏×加藤秀樹 「ポストコロナ、地域社会を語る」 6月23日(火)20時~

【2】平将明氏×伊藤伸 「行政のデジタル化を語る(仮)」 7月6日(月)20時~

【3】お知らせ

(1) 新しい民主主義のカギ【スマート市民議会】の様子

(2)『JUDGIT!』キーワード検索で見つかる税金の行方

【4】巻末寄稿文

代表コラム(番外編) #bookcoverchallenge Day 2 加藤 秀樹

【5】会員募集・寄付のお願い

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新プロジェクトのご案内

≪構想日本の「J.I.フォーラム」を楽しみにしてくださっている皆さまへ≫

今般の事情に鑑み、お集まりいただくフォーラムはしばらくお休みさせていただいております。
その代わりと言っては何ですが、インターネットを活用した対談などを順次お届けしていきます。

是非とも、皆さまからのご意見、ご感想をお待ちしております。それを糧にバージョンアップしてまいります。
今後も、どうぞよろしくお願い申し上げます。

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【1】奥田知志氏×加藤秀樹 オンライン対談 6月23日(火)20時~
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NPO法人抱樸 対談番組『ポストコロナの社会 #どうなる地域社会』 ライブ配信

奥田知志氏が理事長を務めるNPO法人抱樸(ほうぼく)のオンライン対談番組に、代表の加藤秀樹が出演します。

放送は、2020年6月23日(火)20時~ YouTubeにて。URLなど、詳細は構想日本Facebook、Twitter等でご案内します。

認定NPO法人ほうぼく-抱樸 の You Tubeチャンネル https://www.youtube.com/channel/UCgRCvmRHJVIvv254i19rNWw

NPO法人抱樸では、コロナ緊急「家や仕事を失う人をひとりにしない支援」のためのクラウドファンディングを実施しています。
皆さまからのご寄付をお預かりし、全国で活動する団体と連携し、各地の今すぐに支援が必要な人に支援を届けます。★ NPO法人抱樸が行っているクラウドファンディングの詳細はこちら⇒    https://readyfor.jp/projects/covid19-houboku

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【2】平将明氏×伊藤伸 インターネット対談 7月6日(月)20時~
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インターネット対談 「行政のデジタル化を考える(仮)」

様々な方面で、志を持ち活動をされている方々をお招きし、お話をうかがいます。

今回は衆議院議員の平将明氏をゲストにお迎えし、行政のデジタル化を語り合います。

日時:7月6日(月)20時~21時(予定)

Facebookライブにて 生配信します。URLなど、詳細は改めてご案内します。

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【3】お知らせ
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(1) 新しい民主主義のカギ【スマート市民議会】の様子

日本中が緊急事態宣言の中、4月29日に行われたオンラインでの議論。
北から南まで、市民の生活実感はどうだったのか?生の声が飛び交います。

You Tubeにて、ご覧いただけます →     https://youtu.be/J8w2pIrKzXE

構想日本の「自分ごと化会議」参加経験者約1万人の中から希望者を募り、専門家会議メンバー岡部信彦氏、終末期医療の山中光茂氏、児童精神科医の小澤いぶき氏など、総勢35名が本音を語りました。

チャットで出た意見(抜粋)

・何に不安を感じて良いのかわからない。
・季節インフルでは差別とか人権侵害とかは生じない。
・現実と向き合い、少しでも安全を向上させる態度が大事。
・授業数が不足している。オンライン授業の有無で、既に大きな差が生じている。
・無理な安心を追及すると、際限のない自粛に嵌りこんだり、ごまかしを生むと思う。

YouTubeでは見られないチャットの話題やアンケート結果は、抜粋して来週以降もお伝えします。
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(2)『JUDGIT!』キーワード検索で見つかる税金の行方

思いもよらない言葉でも、検索がヒットすることもあります。

ネット検索のように、お気軽に『JUDGIT!』をご利用ください。
まずは、こちらへアクセス →     http://judgit.net/

例:キーワード「イージス」で検索すると
☆防衛省 陸上配備型イージス・システム(イージス・アショア)の整備  https://judgit.net/projects/9581
☆防衛省 イージス戦闘システムに関わる国内整備態勢の整備  https://judgit.net/projects/5035
☆防衛省 イージス艦へのBMD機能の付加  https://judgit.net/projects/5036

ほか多数。掘り出し物があるかもしれません。気になる言葉で検索してみてください。皆さんのご意見を反映して、どんどん充実した『JUDGIT!』にしていきます。
ご意見、ご感想をお待ちしております。

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コロナによる外出自粛期間中に「ブックカバーチャレンジ」という読書の“ねずみ講”的紹介が活発に行われました。私のところにも来たので、7冊挙げました。どれも構想日本が掲げる理念やその活動の根底にあるものを私に授けてくれた本であり、著者です。
ということで、このメルマガでもご紹介することにしました。

#bookcoverchallenge Day 2 加藤秀樹
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「命の意味論」 多田 富雄 著

免疫学の泰斗多田富雄はこの本で、発生や免疫を含めて人間を形成している仕組みを「超システム」と名付け、その最大の特徴はあいまいさだと言います。あいまいだから様々な伝染病を切り抜けて生き延びてきた。あいまいだから機械を超えて生成する。

一方で、SNS 上や多くの若い人のやりとりを見ていると、とてもあいまいなことを白か黒か決めつけようとしています。トランプ大統領や日本の首相の思うツボかもしれません。

25年前に書かれたこの本は、伝染病と免疫は「互いに死力を尽くしたDNA の戦い」であり、「地球環境問題という時には、文明がDNA で成立している生態系にどんな影響を及ぼすかという観点からも考えてゆくべきであろう」と言います。

付け足しですが、私が気に入ってる一節をとくに男性読者にプレゼントします。

「男は女にとっては異物であり、排除の対象なのである。男の中には、必ず原型としての女が残っているので、女を排除することはできない」「女は『存在』だが、男は『現象』に過ぎない」

男という性は回りくどい筋道をたどってようやく(女からの逸脱を)実現しているひとつの状態に過ぎない、とも言います。

日本の政治や経済の世界を見ると「現象」ばかりで構成していて「実在」がほんとに少ない。これも問題ですね。ついでに言うと、日本の政治の世界の女性は、実在感はあっても「現象」的な人が多いのはなぜなのでしょうか。日本の政治自体が現象ですべっているということでしょうか。

(ブックカバーチャレンジの文章に蛇足を加えました。蛇足の部分は多田先生に叱られそうな文章になりました)

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【5】会員募集・寄付のお願い <随時募集中>

コロナをきっかけに、これまで目を背けていた様々な問題が顕在化していると思います。今後ますます民主主義のあり方も問われる時代になりそうです。

構想日本では、政策提言はもとより「住民協議会」「ふるさと住民票」など、地方自治から日本の底上げを図っていきたいと思っています。皆様のご参加、ご協力をお願い申し上げます。

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◯構想日本会員(個人)年会費1口10,000円(1~10口)、入会金2,000円 (WEBからお申し込みいただく場合は入会金免除)

◯構想日本会員(法人)法人会員A 年会費1口300万円、入会金30万円/ 法人会員B 年会費1口 50万円、入会金30万円/ 法人会員C 年会費1口 10万円、入会金5万円

詳細は、こちらからご覧ください。   https://www.kosonippon.org/wp-manager/info/member/

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*みなさんのご意見をお待ちしています。(800字以内でお願いします)   info@kosonippon.org
いただいたご意見はバックナンバーと共に「読者の声」として以下に掲載しています。メルマガにて抜粋掲載をさせていただくこともございます。

*不掲載をご希望の場合は必ずその旨を明記してください。氏名、肩書きは、特にご指示がなければそのまま掲載します。匿名、ハンドルネームをご希望の場合は必ず明記してください。なお、盗作、名誉毀損、人権侵害、差別的な記述などの投稿は禁止いたします。
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(編集後記)

「過ちては則ち改むるに憚るなかれ」これが実行できることは、素晴らしいと思います。
とはいえ、なぜ改めることにしたのか、それまでの経緯や理由など丁寧な検証こそ重要。
それを伝えるべき立場の人は言葉を尽くして伝えて欲しい。そこに人柄と度量が出ると思う。

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