【No.1012】~病(やまい)、市(いち)に出せ~ “うんざり”企画にご参加ください
2021.06.03

【No.1012】~病(やまい)、市(いち)に出せ~ “うんざり”企画にご参加ください

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構想日本メールマガジン【No.1012】 2021.06.03 発行

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<目次>

【1】今後の活動予定

(1)課題解決の仕組づくりを考える「とみおか未来会議」 6月6日(日) 14:00~

【2】新企画シリーズ

(1)☆彡『自分ごと化対談 ツルツル世界とザラザラ世界』☆彡
第一弾:JT生命誌研究館名誉館長・中村桂子×構想日本代表・加藤秀樹

(2)「“うんざり”企画」~病、市に出せ~

【3】スタッフ通信 ~新規スタッフお披露目~

【4】2月の主な新聞・テレビ等メディア掲載 その他

【5】ご紹介

(1) 公財)五井平和財団 2021年度 国際ユース作文コンテスト募集 6/15必着

(2) 入管問題:日本を外から学ぶ学習会 6/12開催
英国エセックス大学ヒューマンライツセンターフェロー 藤田早苗氏から
「人権保護制度のバロメーター:日本の入管問題」

(3) 自宅で楽しめるオンライン落語!「志ん輔と仲間たち」7/9開催

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【1】今後の活動予定

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(1) 令和3年度「とみおか未来会議」(住民協議会)第5回 6月6日(日) 13:00~

★富岡市「とみおか未来会議」の特徴★

1、無作為に選ばれた市民、地域づくりに取り組む団体、高校生などを委員として、お互いのニーズ・課題を共有しながら、富岡市のありたい未来を話し合います。
2、令和2年度は「地域づくりの推進~みんなでとみおかの未来を考えてみませんか~」をテーマに、自分が今考えていることと、「富岡市の未来」についての意見を発表しあうところからスタートし、課題の洗い出しと改善策を議論しました。
3、令和3年度は、より多く、より大きな成果に繋げていくため、これまで出た意見・改善提案(※)を活用しながら議論を重ね、協働条例や行動指針への策定・改定を含めて、富岡市の協働のかたちをつくることを目指します。

※令和2年度の議論の結果は、「とみおか未来会議中間報告書」にまとめています。こちら →https://www.city.tomioka.lg.jp/www/contents/1621235114947/simple/miraikaigi.pdf

【テーマ】「住み慣れた地域で暮らし続けるための仕組みづくり」
【日 時】6月6日(日) 13:00~16:00(予定)
【会 場】オンライン開催 ※傍聴はできません

詳細は下記をご覧ください。
富岡市HP → https://www.city.tomioka.lg.jp/www/contents/1621235114947/index.html
☆お問い合わせ 富岡市地域づくり課(電話:0274-62-1511)

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【2】新企画シリーズ

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(1)『自分ごと化対談 ツルツル世界とザラザラ世界』

第一弾:JT生命誌研究館名誉館長・中村桂子×構想日本代表・加藤秀樹

「命」か「経済」か? 『生き物としての人間』の観点から
こちら →  https://youtu.be/5cEd33Vbp0I

私たちはどう生きたいのか。私たち人間にとって幸せとは何か。
「ツルツル世界とザラザラ世界」をキーワードに、「世界・日本の仕組み」「私たちの生き方」について議論します。

【概要】
生物学者として長年にわたり「生きもの」を研究し、ゲノム解析の中で明らかになった地球の生き物やウイルスの歴史をなぞりながら、いま起こっている様々な問題の解決への糸口について議論していきます。

・「生き物としての人間」の視点から私たちが直面する問題を整理する
―「Life Sciences」と「生命科学」
―「自分が戦っていたのはシステムだった」水俣病からの便り
― 便利さと引き換えに人間が空洞化
― ウイルスの方が先輩
― 自然界はわからないものだらけ。
― 中村桂子氏が考える“人の幸せ”とは

第二弾は プロ登山家 竹内洋岳氏をお迎えし、お話を伺います。お楽しみに。

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(2)「“うんざり”企画」~病、市に出せ~

皆様、今週も“うんざり”企画にご参加いただき、ありがとうございます。
選ぶのも嬉しい悲鳴で、すべてをお伝えしきれず、申し訳ありません。

まだ参加されていない方も、自分の中にあるもやもやをためずに、こういう場所に吐き出してください。

「病、市に出せ(やまい、いちにだせ)」(日本で“最も”自殺が少ない町といわれる徳島県旧海部町に伝わることわざ)ではないですが、まずは言葉に出してみることが最初の一歩かなと思っています。

皆さまからの“うんざり”をいただき、共有し、どうしたらより生きやすく、住みやすくなるかを考えていきたいと思います。

これまでにいただいた“うんざり”のなかからご紹介し、読者のみなさんと一緒に考える材料にしていきたいと思います。

~あなたの“うんざり”に共感します~

【うんざり壱】

・失敗を失敗として認めない政治家、官僚そして他の指導者。失敗から学ぶ姿勢に欠ける日本社会に”うんざり”です。(苦楽さん)

<J.I.>
・少しのミスも認めない社会に対しても”うんざり”。
・「失敗の本質」が愛読書と言った人でも、結局は何も学んでないのかと思って”うんざり”。

【うんざり弐】

・縮小ばかりが目立って先行きに期待が持てないとこに”うんざり” (匿名希望さん)

<J.I.>

・これまでの緊急事態宣言は全て延期。政府に期待することは止めた方がいいんですかね。自分の身は自分で守る。

【うんざり参】

・祖父母にいつ会えるか先が見えない状況に”うんざり”(吉田さん)

【うんざり四】

・30代前半で人間ドックを受診。悪い数値が出ていても「まだ若いからまあ大丈夫だよ」しか言わないドクターに“うんざり”。それを真に受けて何も対策をしない自分にも”うんざり”。(匿名希望さん)

【うんざり五】

・政府のコロナ対応に”うんざり”!(田崎さん)

今週の“うんざり”はいかがでしたでしょうか?
#うんざり転じて福となる 共感も、反感も、皆さんと一緒にゆるやかにつながりながら、考えていきたいと思います。

本企画を始めてから、100近くのうんざりが集まりました。コロナや職場、家庭、政治・行政などテーマは多岐に渡ります。皆さんのうんざりの背景を考えると、モラルや組織・体制の問題など共通するキーワードが見えてきています。
来週以降、メールマガジンだけでなく、構想日本のHPやSNSなどで、集まったうんざりを紹介し、皆さんと一緒に「うんざりの背景にある本質的な問題は何か?」を、より考えていきます。

どしどしあなたの“うんざり”をお寄せください。またご自身のTwitterからもご参加ください。「共感した“うんざり”に私からもひと言」も募集中です。

<参加方法>

1、本メールに「“うんざり”していること」「共感した“うんざり”に私からもひと言」を返信する
2、右記のURL先で「“うんざり”していること」を入力・回答する → https://forms.gle/PkFNDXgrvgadhnvb6
3、Twitter ハッシュタグ 「#うんざり転じて福となる」でツイートしてください

※皆さんからいただいた“うんざり”やコメントを、メールマガジンや構想日本HP、FB、Twitterなどで加工して公表することがありますのであらかじめご了承ください。
※氏名は任意です。ニックネームでもOKです。

☆上記の自殺が少ない町旧海部町のことを書いた岡檀氏のメルマガはこちら → https://www.kosonippon.org/wp-manager/mail_magazine/696/

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【3】スタッフ通信 ~新規スタッフお披露目~

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構想日本では、4月から新規スタッフ1名と全国の自治体から研修派遣スタッフ4名を受け入れています。これから5週にわたり、1人ずつ自己紹介をさせていただきます。
栄えある1人目は、大型新人の石渡秀朗さんです。

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4月1日より構想日本にお世話になります石渡秀朗(いしわた ひであき)です。

とは言いましても、構想日本に最初にお世話になったのは、2002年の岩手県の事業仕分けです。それ以来、足掛け20年、いろいろ勉強させていただいています。

元は神奈川県三浦市で、税務、経済、教育、財政、環境、企画、病院などの仕事を経験して参りました。役人人生いろいろありましたが、構想日本で勉強させていただいたことがその礎になっており、「誇り」を持って役人人生を全うできました。

三浦市退任後、株式会社三浦海業(うみぎょう)公社、社会福祉法人皇寿会を経て、現在に至っています。

そしてまた新たなスタートを迎えましたが、とても刺激的で楽しい日々が始まっています。65歳の新参者として頑張ります。あらためてよろしくお願いします!!

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次回以降の自己紹介もお楽しみに!
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【4】5月の主な活動報告

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(1)政策実現活動
5月30日 茨城県行方市「なめがた市民100人委員会」(3)
5月30日 島根県松江市「自分ごと化会議in松江」(4)
※その他、首長や自治体との打ち合わせ等 25件

(2)テレビ等メディア掲載

■新聞
5月4日 東京新聞 周辺開発 村は見直しを 茨城大学名誉教授 乾康代さん
5月19日 徳島新聞 徳島県阿南市 8月の事業評価会議に向け職員90人が事前研修
5月23日 茨城新聞 安全対策に評価や不安 東海村自分ごと化会議 東海第2を視察
5月23日 毎日新聞 東海第2原発を見学「自分ごと化会議」村民ら
5月23日 東京新聞 東海第二原発を初見学 東海村「自分ごと化会議」参加者

■Web
5月23日 東京新聞TOKYO Web 東海第二原発を初見学 東海村「自分ごと化会議」参加者
5月27日 IBS茨城放送 東海村「自分ごと化会議」村民、東海第2へ

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【4】ご紹介  構想日本が応援している活動に関するお知らせです

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(1)公財)五井平和財団 2021年度 国際ユース作文コンテスト 募集

国際ユース作文コンテストは、平和の文化と持続可能な地球社会を築いていく上で、子どもや若者たちのエネルギーと創造性、自発性を生かすとともに、あらゆる世代の人々が彼らの発想から学び、より良い世界のために何ができるか、それぞれに考え、行動することを奨励する目的で毎年開催されています。

【テーマ】「いのちって何?」

あなたにとって、いのちとは何でしょうか。いのちについて考えるきっかけとなった体験はありますか。自分やあらゆる生命を大切にし、いきいきと生かすために、 あなたはどんなことができますか。

【応募資格】 ・子どもの部(小学生・中学生) ・若者の部(高校1年生から25歳まで)
【応募方法】 オンライン応募または郵送(下記応募宛先まで)※Eメールでは受け付けません
【締切】 2021年6月15日(火)必着
【応募規定】 詳細は こちらから → https://www.goipeace.or.jp/work/essay-contest/
【応募宛先/お問合せ】 公益財団法人 五井平和財団 「国際ユース作文コンテスト」係
〒102-0093 東京都千代田区平河町1-4-5 平和第1ビル essay@goipeace.or.jp TEL: 03-3265-2071

※本コンテストは、ユネスコの「持続可能な開発のための教育:SDGs達成に向けて(ESD for 2030)」を推進する事業です。

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(2)入管問題:日本を外から学ぶ学習会
英国エセックス大学ヒューマンライツセンターフェロー 藤田早苗氏から「人権保護制度のバロメーター:日本の入管問題」

国連人権機関は日本の入管問題に対し、度重なる勧告を日本政府に与えてきました。今年4月には国連の特別報告者※が政府の入管法改定草案に懸念を示す書簡を公開しています。
5月18日、政府は一旦草案を取り下げましたが、次期国会での成立を予定しています。

外国人の人権を守らない国が、女性、生活困窮者、子ども、障害者などの人権を大切にするでしょうか?これはすべての人に関係する問題だといえます。

※国連人権理事会から任命され、政府や組織からは独立した立場で各国を調査・監視し、報告、勧告を行う任務を負っている専門家。

【日時】6月12日(土)日本時間19:00-21:30  / イギリス時間11:00-13:30
【会場】ZOOM開催 *アーカイブ視聴可能(期間限定)
【参加費】400円(※生活保護受給者は無料。別途事務局へ要連絡)
チケット販売終了日時【日本時間6月12日(日)6:00/イギリス時間6月11日(金)22:00】
【講師】児玉 晃一氏(弁護士)
【内容】20年以上日本の入管問題に取り組んでこられた児玉弁護士に、イギリスとの比較のお話も伺います。

~これまでの入管の問題事例~
・今年3月、スリランカ女性が名古屋の外国人収容所で適切な医療処置を受けないまま放置され死亡。
・2019年1月、3年近く収容されていたトルコ出身のクルド人男性が入管職員数名から暴行を受ける。
・長崎県の大村入管に収容されていたナイジェリア人男性が、仮放免を求めてハンガーストライキを続け餓死。
・2007年~2021年に入管施設でおきた死亡事件は17人、そのうち5人が自殺。

【懇親会】講演後、懇親会をオンラインで実施致します。ぜひご参加ください。
【ご注意】※開催2日前でzoomリンクを含めたメールが届かない場合、速やかに運営事務局( sotokaramanabu.uk@gmail.com)までご連絡ください。
【お問い合わせ】事務局連絡先: sotokaramanabu.uk@gmail.com
学習会FBページ: https://www.facebook.com/japanfromoverseas/
チケットの販売方法など 詳細はこちらから →  https://peatix.com/event/1884823?fbclid=IwAR0_zBmwoqVVdx7ytGYFUSgXudCOVu43gcTtxU6GO8kKSxHRjZVVXX8Pj94

☆彡藤田早苗氏インタビュー記事 在留資格ってなんだろう → https://www.asahi.com/articles/DA3S14913751.html

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(3)自宅で楽しめるオンライン落語!「志ん輔と仲間たち」

寄席とはひと味違ったオンライン落語会。自宅でくつろぎながらお楽しみいただけます。

古今亭志ん輔師匠の自宅から月に1回、オンラインで落語を配信しています。志ん輔師匠による落語2席のほか、ゲストとのトークあり、パフォーマンスあり、視聴者プレゼントありと盛りだくさん。どなたにでもお楽しみいただけます。ぜひお申込みください!

【開催日時】7月9日(金)19:00~20:00
【特別ゲスト】小林千寿六段(囲碁棋士)
【視聴料】1,500円(税込み)
【締切】7月5日(月)23:59
【お問い合わせ先】「志ん輔と仲間たち」事務局(株式会社毎日企画サービス内) shinsukenakama@mainichi-ks.co.jp
【お申込み・お支払い方法】
詳細はこちらから →  https://shinsukenakama.com/

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(編集後記)

コロナ禍による様々な影響からか、特に女性と子供の自殺者が増えているそうです。
「孤独」や「孤立」を感じる人が増えたことが、要因の1つと言われています。
誰もが躊躇なく「助けて」と声に出せる社会であることが、最初の一歩なのかと思いました。

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