メールマガジン

【No.1041】片桐 幸雄の10行通信(9)(2021年7月の1)  |片桐 幸雄氏|

【No.1041】『JUDGIT!』が 第5回 社会課題の解決を支えるICTサービス大賞 受賞

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構想日本メールマガジン【No.1041】 2021.12.23 発行

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<目次>

【1】雑談ラジオ企画:脱線!どちて雑談 第23話 You Tube公開

クリエイティブディレクター・谷野栄治×構想日本代表・加藤秀樹

第23話 お祭り抜きの「お祭り騒ぎ」は 祭りのツルツル化

【2】お知らせ

(1)『JUDGIT!』 第5回 社会課題の解決を支えるICTサービス大賞 受賞

(2)受講生募集 オンライン×フィールドワーク研修で学ぶ「自治みらい塾2022」~現場から地域、日本を変えるための考え方、手法~

(3)12月7日発売『あなたも当たるかもしれない、「くじ引き民主主義」の時代へ』伊藤 伸

【3】ご紹介

(1)熊谷美術館・熊谷家住宅 ~クラウドファンディングのお知らせ~
<江戸時代から続く歴史遺産と日本最古のピアノを未来へ>

サードゴールまであと少しです!!

【4】巻末寄稿文

片桐 幸雄の10行通信(9)

片桐 幸雄

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今年の構想日本のメルマガは、今日が最終回です。新年第一号は、1月6日(木)の予定です。
来年は、経済も政治も大きく動く予感があります。様々な声、活動を紹介していきますので、引き続きよろしくお願いします。
読者の皆様、どうぞ良いお年をお迎えください。

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【1】雑談ラジオ企画:脱線!どちて雑談

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第23話 お祭り抜きの「お祭り騒ぎ」は 祭りのツルツル化
(クリエイティブディレクター・谷野栄治×構想日本代表・加藤秀樹)
こちらから → https://www.youtube.com/watch?v=kKADCCUcW-s

ゆるーく聞けるフリートーク、第23話公開です!
祭りのツルツル化についての雑談です。今回も2人のキレッキレの脱線トークが光っています!

・祭りのツルツル化
・よさこいソーラン祭りは、本当のお祭りか?
・「お祭り騒ぎ」からお祭りを抜くと

「どちてって何?」「ツルツルって?」と思った方は、第1話からチェック!
こちらから → https://www.youtube.com/playlist?list=PL1kGdP-fDk396uM9C-x2CaPBM8FeOLZdF

ぜひ本と動画をセットでご覧ください!
こちらから →  http://www.kosonippon.org/book20201207/

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【2】お知らせ

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(1)『JUDGIT!』が、第5回 社会課題の解決を支える「ICTサービス大賞」を受賞しました

■ 『JUDGIT!』 社会課題解決部門 部門賞  受賞

2021年12月7日第五回社会課題の解決を支えるICTサービス大賞の「社会課題解決部門 部門賞」を、構想日本の『JUDGIT!(ジャジット)』が受賞しました。

「社会課題の解決を支えるICTサービス大賞」とは、全国47都道府県で社会課題解決に取り組むNPO等の活動や社会課題の解決そのものを支える「ICTサービス」を選び表彰するものです。http://npo-ict-award.jp/

『JUDGIT!』は、政府の「行政事業レビューシート」をデータベース化し、国の事業や税金の使われ方などについて、キーワードを入れることで誰もが簡単に調べられるWebサイトです。https://judgit.net/

この機会に、是非一度ご覧ください。キーワードの一例:新型コロナ、東京五輪等

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(2)「自治みらい塾2022」受講生募集

オンライン×フィールドワーク研修で学ぶ「現場から地域、日本を変えるための考え方、手法」

自治みらい塾は、地方自治の先進事例を基に、多様なものの見方と実践的な知恵の出し方を学び合い、また同じ志を持つ横のつながりを作る場です。

■自治みらい塾 <3つのポイント>

・まちをどうしていくのか(福祉を軸にする? 観光に力を入れる? 何をやっていく?)
・まちの人たちの意思をどう反映していくのか
・財政はさらに厳しくなり国の支援も減る中で、どう自立していくのか

■日程(全3回・4日間)

第1回:1月23日(日)14時~17時(予定)【Zoomでのオンライン研修】
第2回:2月19日(土)10時~17時
2月20日(日)10時~15時(予定)【現地&Zoomでのオンライン研修】※
第3回:3月26日(土)13時~17時(予定)【Zoomでのオンライン研修】
※第2回は福岡県大刀洗町で、1泊2日(現地)。

■受講料:25,000円(税込)※別途:旅費・宿泊費・食費等は各自ご負担ください。

■募集人数:定員25名

■応募資格:地域の課題解決や未来創造のために、考え行動したいと思っている人(年齢や役職等は問いません)

■プログラム概要:全回「オンライン(Zoom)」で受講可能。(後日、アーカイブ視聴も可)

■応募方法
・「Googleフォーム」からのお申込み こちら→ https://forms.gle/7MpwP2PqvfoMhc1D9
・HPから「申込み用紙」をダウンロードし、メール又はFAXでお申し込み こちら→ http://www.kosonippon.org/jicjimirai2022/

詳細はこちらから → http://www.kosonippon.org/jicjimirai2022/

確認事項、ご不明な点ついては、下記のお問合せにご連絡ください。

お問合せ・申し込み先 構想日本:永由、浮城
TEL:03-5275-5607 FAX:03-5275-5617 Email:jichimirai@kosonippon.org

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(3)『あなたも当たるかもしれない、「くじ引き民主主義」の時代へ』 伊藤 伸(著)
出版社:朝陽会 販売価格 1,100円(税込み)12月7日発売

「くじ引き民主主義」の先駆けともいえる構想日本の「自分ごと化会議」。
無作為に選ばれた市民が集い、地域の課題を「自分ごと」として受け止め、地域の未来をみんなと一緒に考える会議の様子など、実例を交えて紹介しています。

河野太郎氏(前行政改革担当大臣)推薦文より

「この本には、常に現場に向き合って課題を解決しようとする伊藤さんの本質が詰まっています。現場と制度、国と地方、官と民、あらゆるものをコーディネートできるのは伊藤さんしかいません。」

書籍販売ページ:https://www.gov-book.or.jp/book/detail.php?product_id=369105
Amazon書籍販売ページ:https://www.amazon.co.jp/dp/4903059669?ref=myi_title_dp

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【3】ご紹介

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(1) 熊谷美術館・熊谷家住宅~クラウドファンディングのお知らせ~
<山口県萩市で400年、歴史遺産と日本最古のピアノを未来へ>

熊谷家は江戸時代より萩・長州藩の筆頭御用商の家で、代々受け継いできた美術品、茶道具、文書などの資料を保存公開するため、熊谷家住宅を熊谷美術館として開館しました。
ドイツ人医師シーボルトと交流があり、帰国の折、シーボルトは愛用のピアノを託します。
鳴滝塾の門弟達を支援、幕末には、高杉晋作、桂小五郎、伊藤博文他、多くの志士たちが熊谷家を訪れました。

こうした大切な歴史の息づく文化財、歴史的建造物を懸命に守ってきましたが、建物の老朽化が進み、温暖化による自然災害により損傷が著しく、存続には修復が必要ですが、コロナ禍が追い討ちとなり、自力ではどうにも出来ないのが現状です。

今回、貴重な歴史的建造物、そこに生き続ける先人たちの思いを後世に繋げていくために、広く皆様からのご支援を募ることを決意しました。
皆様の温かいご支援を宜しくお願い申し上げます。

■熊谷美術館クラウドファンディングページ(READYFORにて実施)

第一目標金額300万円は達成しました。
第二目標金額700万円にも到達することができました。ありがとうございます。

〇サードゴール:777万円 (12/23現在 721万)
〇募集期間:11月3日(水)~12月26日(日)23時

残り期間、目標額をラッキーナンバー777万円に設定し、サードゴールに挑戦したいと思います。

クラウドファンディングの詳細はこちらから →  https://readyfor.jp/projects/kumayaartmuseum?fbclid=IwAR2NtRry8XtSzGoyhxbrQexy_ZSBquTIRSqGEyrP7MAgEFWPvzVRhtpSrP0

返礼品(一例)
・シーボルトのピアノ演奏体験
・著名な陶芸家からの特別限定記念品(茶碗、ぐい呑み、ほか)

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【4】片桐 幸雄の10行通信(9)~7月の1~

片桐 幸雄

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愚策と愚報
2年前の秋だと記憶している。首相はまだ安倍さんだった。突然、韓国への半導体輸出にブレーキがかかった。徴用工判決に対する報復措置である。しかし当時は、「貿易管理の問題」と強弁された。それがここにきて「あれは日本の半導体輸出を損なう愚策であった」と反省されている。そんなことは当時から分かっていたはずだ。それが強行されたのは官邸からの強い指示があったからに他ならない。そのことを、今頃になってあれは「結果として愚策の極み」だと言っている。2年前にどうしてそのことを言わなかったであろう。当時の新聞が「これは愚策である」として批判したという記憶はない。安倍さんが首相で頑張っていて何も言えなかったとするのは言い訳にもならない。気づいていても沈黙していたのでは、みんなが騙されることになる。その意味ではこのことに沈黙したのは「愚報」であった。安倍時代の愚策を暴く前に、そのことの反省が必要だ。

暗い歴史は蓋をされる
中国共産党が党創設から100年を迎えたという。古ければいいというものではないが、今も14億人強の中国国民を支配しているのは事実であり、歴史的検討に値する。ただ、この党もまた反省をしない党である。中国共産党は何度となく失敗を繰り返してきた。文化大革命も天安門事件もそうである。暗い歴史や否定的出来事は全てなかったことにする傾向はどこにでもある。何万、何十万の国民を犠牲にしたものであろうと、権力を握っている人間はそうする。結局、権力者以外の誰かがそのことを指摘し批判するしかないのであろうが、外からも内からも指摘する人間がいない。ことが露見した時に、如何に大きな代償を支払わねばならないかを内部に居る人間は誰も考えようとしない。自分が権力を握っている間は、暗い歴史や否定的出来事は握りつぶそうとする。「我が亡き後に洪水は来たれ」は、悲しいことにここでも言える。

許されない「忘れ」かた
物忘れがひどい。私の場合は加齢が原因だと思っているが、若いのにもの忘れをするのには何か別の原因があるのではないか、と思ってしまう。それが自分にとって都合の悪いことばかりとなると、そういう忘れ方もあるのかと妙な感心をしてしまう。但し政治家となると話は別だ。彼らは自分に都合の悪いことは何でも「忘れた」ことにしてしまう。前の前の首相はそのことにかけては名人であった。私たちは嫌になるほどそういう場面を見せられてきた。だからもう「ああ、またか」と慣れっこになっているのかも知れない。それは止むを得ないことではあろうが、それを理由に「都合の悪いことは忘れる」ことを許すのは、それをする連中の「思う壺」である。逆に、「お前はあの時、こう言ったじゃないか」と思い出させることが必要な場合もある。

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片桐 幸雄 (かたぎり さちお)

元道路関係四公団民営化推進委員会事務局次長。1948年生まれ。73年に日本道路公団に入社。主に料金設定や経営企画を担当し、2000年に総務部次長。02年から民営化推進委員会に入る。

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(編集後記)

今年も困難の多い一年でしたが、皆さまいかがお過ごしだったでしょうか。
少し光が見えてきたかと思いますが、まだまだ油断はできそうにないですね。

メルマガは、これからも皆様に読んでいただけるよう、工夫を重ねていきたいと思います。
どうぞ皆様、お体に気をつけて年末年始をお過ごしください。

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