【No.1055】身の回りのツルツルとザラザラを仕分けてみませんか
2022.04.07

【No.1055】身の回りのツルツルとザラザラを仕分けてみませんか

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構想日本メールマガジン【No.1055】 2022.04.07 発行

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<目次>

【1】身の回りのツルツルとザラザラを仕分けてみませんか

【2】構想日本企画シリーズ

「note」で、伝えたい 構想日本

~生活実感から、市民社会をどう作るのか(2)~ 自分ごと化対談(小説家 平野啓一郎氏)

【3】ご紹介

(1)【署名キャンペーン】神宮外苑1000本の樹木を切らないで~再開発計画は見直しを!

渋沢栄一、三井八郎右衛門(三井創業者)、徳川家達(徳川宗家16代当主)、阪谷芳郎東京市長(現在で言えば東京都知事)ら有志が尽力し、国民の寄付と勤労奉仕によって実現した神宮外苑を、小池都知事や、子孫である三井不動産が時代に逆行する開発をしようとしています。

(2)4月17日(日)「神宮外苑の杜フィールドワーク」ご案内 渋沢栄一らが尽力した神宮外苑が壊される?

(3)一般社団法人世界の子供たちのために(CheFuKo) 「ウクライナ子ども救済基金」設立

【4】3月の主な活動報告 政策実現活動、新聞・テレビ等メディア掲載 その他

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【1】身の回りのツルツルとザラザラを仕分けてみませんか。どうぞ、ご一緒に。

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皆様からのツルザラが続々届いています。あなたの身の回りには、どんなツルザラがありますか。

▼仕分けの中身

1、あなたの身近で「ツルツル」だと思うものを教えてください。(複数回答可)
例:電子書籍、大量生産のパン、スマホ決済、音楽配信サービス、都会、デジタルカメラ

2、あなたの身近で「ザラザラ」だと思うものを教えてください。(複数回答可)
例:紙の本、町のパン屋さん、現金決済、レコード、田舎、フィルムカメラ

▼下記、グーグルフォームよりご回答ください。
https://forms.gle/EosCiVcQWP2tZfum9

<背景>

私たちの暮らしは、科学技術や経済成長のおかげで豊かで便利になりました。
今の社会は、経済を成長させ「お金が増えるとみんなが幸せになる」が前提です。

そのために自由化・効率化=ツルツル化(効率の悪いものを極力減らすこと)をしてきました。
昔からの生活にある、デコボコ・ザラザラ(手間をかけてものを作ること、習慣の違いなど)を減らし、物もお金も人も画一化し、効率的に動かし、今やツルツル・ピカピカです。

構想日本はザラザラ社会の方が平和で、多くの人が幸せになれると考えています。SDGsとはツルツル化を見直そうという運動とも言えます。しかし、世界はまだツルツル化が進んでいます。

そこでまずは、ツルツルとザラザラの両方が選択できる世界二制度の仕組みを考えようと提案しています。参考:加藤秀樹著「ツルツル世界とザラザラ世界 世界二制度のすすめ 」

詳細はこちら 構想日本HP → https://www.kosonippon.org/wp-manager/turuzara_0308/

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【2】構想日本企画シリーズ

「note」で、伝えたい 構想日本

~生活実感から、市民社会をどう作るのか~ 自分ごと化対談(小説家 平野啓一郎氏)

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コロナ禍で様々な社会問題が顕在化し、行き詰まった日本社会に解決の一石を投じる《自分ごと化対談》を、noteにしました。

今回は、~生活実感から、市民社会をどう作るのか~ をテーマにした、平野啓一郎氏との対談です。

テーマごとに書き起こし、動画とは一味違った内容になっています。是非ご覧ください。

<Chapter2>生活実感の中から「国や社会をどうしたいか」を考える
― 怒るアメリカ人 怒らない日本人
―「政治」に関わらずに育つ日本の若者たち

こちらから → https://note.com/hi_kato/n/nd4ebab9193ac

※Note(ノート)は、クリエイターが文章や画像、音声などを投稿し、ユーザーが応援できるメディアプラットフォームです。

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【3】ご紹介 構想日本が応援している活動に関するお知らせです

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(1)【署名キャンペーン】神宮外苑1000本の樹木を切らないで~再開発計画は見直しを!

神宮外苑は、そもそも国民からの寄付と献木、青年団による勤労奉仕によって作られました。シンボルとなっている絵画館前の広場や銀杏並木など、美しい景観とともにかけがえのない都市遺産です。

その貴重な環境が、巨大再開発事業によって、脅かされようとしています。私たち一人一人の署名、意思表示にはその力があります。何卒、ご支援のほど、よろしくお願い申しあげます。

こちらから → https://www.change.org/p/%E5%B0%8F%E6%B1%A0%E7%99%BE%E5%90%88%E5%AD%90%E9%83%BD%E7%9F%A5%E4%BA%8B-%E7%A5%9E%E5%AE%AE%E5%A4%96%E8%8B%911000%E6%9C%AC%E3%81%AE%E6%A8%B9%E6%9C%A8%E3%82%92%E5%88%87%E3%82%89%E3%81%AA%E3%81%84%E3%81%A7-%E5%86%8D%E9%96%8B%E7%99%BA%E8%A8%88%E7%94%BB%E3%81%AF%E8%A6%8B%E7%9B%B4%E3%81%97%E3%82%92

今からでも、出来ることを諦めずに続けていきたいと思います。
それに伴い、下記のフィールドワークを開催します。ふるってご参加ください。

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(2)「神宮外苑の杜フィールドワーク」ご案内  渋沢栄一らが尽力した神宮外苑が壊される?

今、神宮外苑にある1000本近い樹木が伐採の危機に瀕しています。このままだとどうなってしまうのか? まずは、一緒に神宮外苑を歩いてみませんか。

■日時:2022年4月17日(日)14:00~16:00 *雨天順延
■集合場所:神宮外苑銀杏並木青山通り沿い東側案内板前(詳細はメールにて連絡)
■最寄駅:地下鉄「外苑前」または「青山1丁目」
■参加費:500円(資料代)
■定員:20名(先着順)
■企画:神宮外苑の緑と空と
■申込方法:satok-o※nifty.com メールで大橋智子宛。(※を@に変えてお送りください)

【これからどうなる?神宮外苑の緑と空】
神宮外苑は創建以来、風致地区としてその緑豊かな景観と環境が守られてきました。
渋沢栄一ら有志のもと、国民の寄付と勤労奉仕によって実現した神宮外苑が、いったいどうしてこんなことに?この計画を見直すことはできないの?
建築家大橋智子さんに説明していただきながら現地を案内いたします。

*参加申込み者には、個別メールで詳細をご案内します。
*定員になり次第締め切り、参加できなかった方へは、次回のお知らせをいたします。

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(3)一般社団法人世界の子供たちのために(CheFuKo) 「ウクライナ子ども救済基金」設立

私たち(CheFuKo)は、ウクライナのチェルノブイリ周辺の子どもたちの支援を2013年より行ってまいりました。

現地の学校、幼稚園、子ども病院などの支援と共に、年1回彼らをウクライナから日本へ招待し、福島の原発の被害に遭った子どもたちとの交流をしてきました。

その彼らが今、生きるか死ぬかの状況となっております。これまで来日した子どもたちのほとんど、また一緒に活動してきた現地パートナーは、今もウクライナに留まり、戦火の中、疎開などをしながらどうにか生活しています。

この状況を受け、CheFuKo はウクライナの子どもたちとその家族を支援するため、支援募金を開始しました。

命を守るための食料、薬、衛生用品などの基本的ニーズの提供や、紛争による子どもたちの精神的影響を軽減できるような支援をしていきます。

集めた募金は責任を持って全額、現地ウクライナの関係者にお届けします。皆さまの温かいご協力をお願い致します。

※一般社団法人 世界の子供たちのために (CheFuKo)

設立のきっかけは、東日本大震災です。私たちは、東日本大震災後の福島を訪問した際、放射能基準値による混乱や外出時間の制限、食べ物や遊ぶ場所など、子どもたちの生活が最も犠牲になっていることを実感し、「何かできないか」と考えました。また、原発事故の経験から教訓を得るためにチェルノブイリを訪問。そこからウクライナでの支援活動が始まりました。

<CheFuKoウクライナ子ども救済基金>

●三菱UFJ銀行 神保町(ジンボウチョウ)支店
普通 0696556
口座名義 シャダンホウジン セカイノコドモタチノタメニ

●ゆうちょ銀行 0一八(ゼロイチハチ)支店
普通 8196264  記号番号 10100-81962641
口座名義 シャ)セカイノコドモタチノタメニ

お問合せ先:TEL 03-5577-3155

ウクライナ子ども救済基金 https://www.chefuko.org/ukraine2022-donation/

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【4】3月の主な活動報告

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(1)政策実現活動

●住民協議会

3月1日 京都府長岡京市「条例検討委員会(3)」
3月12日 鳥取県琴浦町「みんなで考える家庭ごみ減量会(5)」
3月16日 京都府長岡京市「条例検討委員会(4)」
3月19日 群馬県太田市「自分ごと化会議(4)」
※その他、首長や自治体との打ち合わせ等 6件

●その他

3月12日 鳥取県琴浦町「コトウラファンサポーター(ふるさと住民票)交付式」
3月26日 第3回自治みらい塾2022

(2)テレビ等メディア掲載

3月4日 北海道新聞 「くじ引き民主主義」紹介 構想日本の伊藤さん講演
3月7日 中日新聞 幅広い意見聞く工夫を 「構想日本」特別研究員
3月8日 山陰中央新報 2021年度山陰中央新報「報道と読者」委員会 社外有識者 島根大学文学部教授毎熊浩一氏「松江市でも企画された自分ごと化会議や、いわゆる「くじ引き民主主義」などで、こうした手続きの問題についても早くから特集を組んでもらえるとよかった。」
3月13日 日本海新聞 東京から琴浦盛り上げ「ファンサポーター(ふるさと住民票)」2人初認定
3月15日 国連ジャーナル春号 私たちは生きているか
3月23日 NHKNEWSWEB 「原発について多様な議論の場を」住民が東海村に提案
3月24日 日本経済新聞 茨城・東海村、村民会議の議案書受け取る 原発再稼働で
3月24日 茨城新聞 東海第2 建設的議論の場を 自分ごと化会議 参加者、村長に提案書
3月24日 東京新聞 「住民議論の場 今後もつくる」東海村 自分ごと化会議 村長に提案書
3月24日 読売新聞 東海第二 議論の場など要望 自分ごと化会議 村長に提案書 茨城
3月26日 朝日新聞 自分ごと化、六つの柱 原発話せる場・避難計画整備 会議、東海村長に提案 茨城県
他2件

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(編集後記)

4月が始まり、今年は駅で新入社員と思しき集団を見かけるようになりました。
少しずつですが、人の移動やお店の賑わいが戻り始めている感じがしています。
一方、第7波の懸念も出ています。心と体のバランスを取りながら、一緒に乗り越えて参りましょう。

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