【No.1076】◆現場レポート◆富山県 官民協働事業レビューを開催
2022.09.08

◆現場レポート◆富山県 官民協働事業レビューを開催 #1076

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構想日本メールマガジン【No.1076】 2022.09.08 発行
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<目次>
【1】各地からの現場レポート
自分ごと化会議に参加した方の声をお届けします
【2】構想日本企画シリーズ ~「note」で、伝えたい 構想日本
3本の記事を新たに公開
【3】この先1か月の活動予定
【4】身の回りのツルツルとザラザラを仕分けてみませんか
(皆さまからのツルザラをご紹介)
【5】ザラ撮り!
今週から、不定期で「ザラザラ」写真を紹介します
【6】8月の新聞・テレビ等メディア掲載

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【1】各地からの現場レポート
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富山県 令和4年度官民協働事業レビューを開催しました。

既存事業の改善を図り、予算がより効率的・効果的に使われるよう県民参加による事業レビューを実施。議論には、無作為に選ばれた県民が参加し、対象事業担当課の職員との議論を踏まえて事業をチェックしました。事業レビューでの結果を参考に事業のあり方を検討し、県議会とも相談しながら、次年度の予算に適切に反映させていきます。
【対象事業】・移住者受入モデル地域に対する支援・働き盛りの健康づくり支援事業・富山県スポーツフェスタ運営費補助金・「富山のさかな・水産加工品」ブランド化推進事業費、ほか全20事業
【開催日】8月20日(土)、21(日)、27日(土)、28日(日)の4日間

 

★参加者の声★

■県民評価者(無作為で選ばれた県民)の声■
・事業が、何らかの形で日常生活に関わっていることを改めて実感した。
・事業ひとつひとつの理解が深まって、また、自分の考えとは異なる意見を聞く事で、非常に考えさせられるものであった。

■傍聴者の声■
・事業をみんなポジティブにどうやったら良くなるか考えていく雰囲気がとても良いと感じた。事業の本質も含め伝わる事も良いと思った。
・委員の意見も建設的なものが多く、他の事業も未来の再検討・見直しにも生かせるものではないかと思った。

■富山県職員の声■
・県庁での目線だけでは出てこない意見もあり、事業の課題を明確にするのには有益だと感じました。

 

詳細は富山県HPよりご覧いただけます。
https://www.pref.toyama.jp/111003/kensei/kenseiunei/gyouseikaikaku/kj00021741.html

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【2】構想日本企画シリーズ ~「note」で、伝えたい 構想日本
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「note」で、伝えたい 構想日本

コロナ禍で様々な社会問題が顕在化し、行き詰まった日本社会に解決の一石を投じる《自分ごと化対談》を、noteにしました。
動画とは一味違った内容になっています。是非ご覧ください。

~「廃棄物は社会を映す鏡」― 誰もが自分ごとにするには ―(2)~(石坂産業株式会社代表取締役 石坂典子氏)

<Chapter2> 地球環境全体のバランスを配慮する視点を持つ
― リサイクル社会とは逆行する、世の中の複雑さ
― 利便性や快適さが人間にとって大切なものを失わせる

◎記事全文はこちらから → https://note.com/hi_kato/n/n801134b03609
◎動画はこちらから → https://youtu.be/3FCWYaxLFQM

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~「下山」に学ぶ、いま、日本に必要なこと(3)~ 自分ごと化対談(登山家 竹内洋岳氏)

<Chapter3> 予測とリアリティの関係性を考える
― リアリティの欠如は、誤った予測を生み出す
― チョ・オユーでの体験 シェルパの予測と自分の責任
― 失われる人間の身体性

◎記事全文はこちらから → https://note.com/hi_kato/n/nb8be3ee12d36
◎動画はこちらから → https://youtu.be/WZ7oFfP0Y80

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~生活実感から、市民社会をどう作るのか(6)~ 自分ごと化対談(小説家 平野啓一郎氏)

<Chapter6> 日本の教育と子どもたちの将来
― 劣化する教育、広がる教育格差

◎記事全文はこちらから → https://note.com/hi_kato/n/n65fb3cd80166
◎動画はこちらから → (前編)https://youtu.be/yr86REjZ-OE
(後編)https://youtu.be/PV8kG4JKeJk

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※note(ノート)は、クリエイターが文章や画像、音声などを投稿し、ユーザーが応援できるメディアプラットフォームです。

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【3】この先1か月の活動予定
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静岡県 “ふじのくに”士民協働施策レビュー

総合計画の施策の改善にあたり、以下の6施策について無作為で抽出された県民の改善提案を募る「施策レビュー」を実施します。
【対象6施策】
1 いつまでも自分らしく暮らせる長寿社会づくり
2 「文・武・芸」三道鼎立の学びの場づくり
3 活躍しやすい環境の整備と働き方改革・新しい働き方の実践
4 魅力的な生活空間の創出・人の流れの呼び込み
5 次代を担うグローバル人材の育成
6 誰もが理解し合える共生社会の実現
【日時】年9月10日(土)、11日(日) 両日とも10時~17時(予定)
【場所】静岡県庁別館

詳細は静岡県HPよりご覧いただけます。
https://www.pref.shizuoka.jp/kikaku/ki-030/frontier/documents/rebyu.html

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【4】身の回りのツルツルとザラザラを仕分けてみませんか

皆さまからいただいた“ツルザラ”をご紹介していきます。

~あなたの“ツルザラ”~
・I氏のツルザラ
ツルツル >編集・エンコードされた楽曲、カネ儲けだけでの業績や功績評価
ザラザラ >生音演奏、人格・思想を含めての人物評価
・H氏のツルザラ
ザラザラ >絵文字、顔文字、電話、手紙、ファックス、ドライブ、散歩、迷子、銭湯、直して使う(家電、洋服など)、リサイクルショップ

「今の社会でこれが問題だ」と思うことを併せてお尋ねしています。
・H氏 >低収入から生じる晩婚、少子化、性教育の遅れ、ピルなどの普及の遅れ、公共サービスのオンライン、デジタル化の遅れ、美術館や博物館といった文化施設の活用方法
・T氏 >バーチャル世界と現実世界の乖離が進んでいくことを危惧しています。
・U氏 >進学校に多いが、大手企業、一流企業に就職することを目標にしているこどもが多い。良くないなぁと思う。

皆さまは、どんなことにツルザラを感じられますでしょうか。是非、ご参加ください。
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▼「ツルザラ仕分け」のお願い
1、あなたの身近で「ツルツル」だと思うものを教えてください。
2、あなたの身近で「ザラザラ」だと思うものを教えてください。

下記、グーグルフォームよりご回答ください。
https://forms.gle/EosCiVcQWP2tZfum9

<背景>
今の社会は、経済を成長させ「お金が増えるとみんなが幸せになる」が前提です。
そのために自由化・効率化=ツルツル化(効率の悪いものを極力減らすこと)をしてきました。
昔からの生活にある、デコボコ・ザラザラ(手間をかけてものを作ること、習慣の違いなど)を減らし、物もお金も人も画一化し、効率的に動かし、今やツルツル・ピカピカです。
構想日本はザラザラ社会の方が平和で、多くの人が幸せになれると考えています。SDGsとはツルツル化を見直そうという運動とも言えます。しかし、世界はまだツルツル化が進んでいます。
そこでまずは、ツルツルとザラザラの両方が選択できる世界二制度の仕組みを考えようと提案しています。

詳細はこちら 構想日本HP →   https://www.kosonippon.org/wp-manager/turuzara_0308/

~参考書籍~
「ツルツル世界とザラザラ世界 世界二制度のすすめ 」 加藤 秀樹(著)
Amazon書籍販売ページ:  https://www.amazon.co.jp/dp/B08PL2VS1G

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【5】ザラ撮り!
日常にある身近なザラザラを、自由な視点で写真で切り取り紹介していきます!

 

 

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【6】8月の新聞・テレビ等メディア掲載
2022年8月21日 富山新聞「県20事業 無駄チェック レビュー開始 無作為抽出の県民評価」
2022年8月21日 北日本新聞「県事業 予算や効果評価 官民協働レビュー 改善意見相次ぐ」
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いただいたご意見はバックナンバーと共に「読者の声」として今後HPに掲載予定です。また、メルマガにて抜粋掲載をさせていただくこともございます。
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(編集後記)note記事(石坂氏)の「利便性や快適さが人間にとって大切なものを失わせる」…以前に電気炊飯器のない生活を9年間続けました。きっかけは2011年の原発事故。「電気を使わない」ことを出来るところから取り入れようと思いました。9年間お鍋で炊いていると、おいしく炊ける水の量や火加減が感覚で分かってきます。火にかける直前に指でぐるっとかき混ぜると炊き上がりふっくら。自動じゃない分、工夫も生まれます。少しの不便を取り入れることで、感覚を磨いたり工夫したりという大切な体験をしていたのだなと振り返るきっかけになりました。
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