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【No.129】「浮足立症候群」にかからないよう

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「浮足立症候群」にかからないよう
JIメールニュースNo.129  2004.1.9
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■■ 目次 ■■
1.「浮足立症候群」にかからないよう
2.第79回「J.I. フォーラム」のご案内

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1.「浮足立症候群」にかからないよう
構想日本 代表
加藤 秀樹
あけましておめでとうございます。今年で構想日本も7年目の正月を迎え
ました。少し大げさに言えば、この間の構想日本の政策実現の闘いは連戦
連敗だったというのが私の正直な気持ちです。(会員のみなさん、特に、
大口のスポンサーに対しては連戦連勝みたいなことを言っていますが)
ただ、負け惜しみも少しこめてですが、これまで発表し、キャンペーン
を行ってきた政策は、向こう数十年で考えると、どれも概ね”正しい”選
択肢だと信じていますし、状況も少しづつですが、その方向に進んでいる
と思います。
いつの時代もそうですが、世の中が大きく転換するには時間がかかりま
す。とりわけ、民主主義は面倒くさいもの。まして、今の日本です。
一方で何も変わっていないようにみえても少しづつ動いているのは確か
です。昨年末にとりあえず決着がついたことになっている年金、国と地方
の三位一体、道路公団などの改革も、中身はほとんど変わっていません。
しかし、まっとうな政治家、官僚の間では、このままではもたない、何と
かしなければという空気が濃くなってきています。
今年は、昨年の総選挙に続いて参議院選挙の年でもあり小泉内閣の今年
を占うみたいな記事が当分続くことでしょう。しかし私は、今の時代、一
つ一つの内閣を短期間で云々してもし方ないと思います。小泉さんは、明
治維新になぞらえると、人切り半次郎みたいなものじゃないでしょうか。
自民党内秩序を相当ずたずたに切ったのは、大きい功績だと思います。
それ以上期待するのは無理でしょうが、歴史というのは色々な役割の人が
登場したり退場したりしながらつくられるものです。
事件でも災害でも何でもイベント化してしまうテレビは論外ですが、そ
の他のマスメディア、出版界も、物事を大きい流れや全体像で捉えること
が極度に不得意になっています。そこに登場する”有識者”もその時々の
現象だけをみてコメントするような人が多い。だから、何が本当の問題な
のかよくわからないままに、日本中が「改革だ」「変わらないと」と追い
たてられるような気分に覆われてしまっているというのが、ここ10年ぐ
らいの日本ではないでしょうか。
私は今の日本で本当にこわい伝染病は、BSEやSARSよりも「浮足立症候
群」だと思っています。ニセモノ学者や評論家がテレビや安直な本などで
「危機」を煽り、的外れの「改革案」を主張する。
今年は、まずデンと構えてそんな言説に左右されず、ゆったりと世の中
全体の流れをつかみ、自分の位置を捉えるというところから始めませんか。
世の中のことをああだこうだと言っている者ほど、実は現実感がないとい
うのが今の日本ですから。
私個人はこう思っていますが、構想日本はその「言説」をふりまく側に
立っているわけですから、生活感や現実感を常にもってなくてはなりませ
ん。ニセモノになってはならないのは言うまでもありません。ここのとこ
ろを引き続き読者の方々によおく見張ったり指摘して頂きたいと考えてい
ます。
今年もどうぞ宜しくお願いします。
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2.1月27日第79回「JIフォーラム」のご案内
開発援助を通して考えた「人間の幸福」
- 何が先進国・何が開発途上国?-
日本をはじめいわゆる「先進国」は、「途上国」に毎年莫大な金額の開
発援助を行っています。その結果、インフラの整備、医療水準の向上ある
いは、経済成長など一定の「成果」は上がっています。一方で、為政者の
モラル低下、部族間紛争、環境問題など弊害も目立っています。これまで
の開発援助が本当に住民たちに幸せをもたらしたのでしょうか?
ケニアでの20数年の経験をふまえた岸田氏の話を中心に、援助のあり
方、ひいては私たち自身の生き方、そして本当の人間の幸せとは何かにつ
いて考えましょう。
日 時  :平成16年1月27日(火)
会 場   :銀座ソニービル8階 ソミドホール
開 演  :午後6時30分(開場:午後6時00分)
討論者  :岸田 袈裟(食物・栄養研究家・NGO「少年ケニアの友」
副会長)
五月女 光弘(外務省 特命全権大使(NGO担当))
重田 真義(京都大学大学院助教授)
コーディネーター :蟹瀬 誠一(ジャーナリスト)
主 催   :構想日本
定 員  :160名
参加費  :2,000円(シンクネット・構想日本会員は無料です)
☆参加ご希望の方は1月26日まで下記にご記入の上、ファックスにてお申し
込み下さい。
返信宛先 構想日本FAX:03-5275-5605
お問い合せ 構想日本・西田 TEL:03-5275-5665

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