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【No.149】国会議員秘書にも色々あります(前編)

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国会議員秘書にも色々あります
JIメールニュースNo.149  2004.5.28
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■■ 目次 ■■
1.《国会議員秘書にも色々あります》
2.《第82回 「J.I.フォーラム」の報告》
3.《第84回「J.I.フォーラム」のご案内》
4.《お知らせ》

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1.《国会議員秘書にも色々あります》
― 国会事務所と地元事務所の違い ― (前編)
参議院議員秘書 伊藤 伸
最近、給与問題など何かと注目を浴びている国会議員秘書。秘書のあり
方について議論はされているが、マスコミに登場する秘書像はごく一部で
あり、秘書の仕事の全体像はあまり知られていない。
私は実際に地元、国会両方の秘書を経験してきた立場から、制度改革を
考える上で、その前提となる事実を皆さんに認識して頂きたい。
まず制度として、秘書は大きく政策秘書、公設秘書(第一、第二)、私
設秘書に分類される。
(1)政策秘書:資格試験、選考採用審査認定によって採用(詳細は
http://www.sangiin.go.jp/japanese/jimukyok/hisho/seido.htm )。
試験組・認定組合わせて2339人(2003年現在)の資格者(うち現員は653
名)がいる。給与は国によって補償されており、2003年現在平均月額が約
46万円。
(2)公設秘書:資格試験などはなく、議員の裁量で採用。政策秘書と同
じく給与は国によって補償(第一秘書と第二秘書では給与の額に違いあ
り)。
(3)私設秘書:上記2つとは異なり、議員の歳費や献金から給与を得てい
る。人数制限はなく、また雇用保険、社会保険などの加入有無は事務所に
よって異なる。
これら各種秘書の勤務場所については、秘書制度について記している国
会法では特に規定がないため、地元、国会のどちらで勤務をしても良い。
ただし、政策秘書はその意義が議員の立法作業のサポートであることを考
えれば、必然的に大部分が国会勤務となる。比べて公設・私設秘書は、事
務所によって様々な勤務形態になっている。
では、国会事務所、地元事務所の秘書はそれぞれどのような仕事をして
いるのか? 国会議員、特に若い議員にとり本会議や委員会でする「質
問」は、桧舞台に立つという意味でも政策について学ぶことができるとい
う意味でも重要なイベントであるが、ここではそれを踏まえ、それぞれの
秘書のある1日を例にとる。
<国会事務所勤務秘書>
~モデル:私設秘書、翌日が質問の場合~
8:00~9:00 党の勉強会(議員の出られない会への代理出席)
9:00~9:30 メール、新聞チェック
9:30~10:30 御礼状作成、発送
10:30~12:00 翌日の質問に関して、関係省庁の官僚を呼んで議員に対し
てのレクチャーに同席
12:00~13:30 レクチャー後、議員からの指示を受けて質問原稿の原案作
成、資料集め(政策秘書の補佐)
13:30~14:00 議員が人と会うため外出した時間に合わせて昼食
14:00~15:00 昼食前に引き続き翌日の質問の準備
15:00~15:30 朝行われた勉強会のレポートまとめ
15:30~16:00 戻ってきた議員と打ち合わせ、明日の質問項目を議院事務
局に通告
16:00~18:00 関係省庁の官僚による質問取り(質問レク)が随時。それ
に同席し質問内容の確認と作り込み。
18:00~19:00 質問レクを終え、議員と再度質問原稿、用意する資料のチ
ェック
19:00~ 議員が会合に出るため会館を退出。ここからが秘書の時間。委員
部にこちらから要求した大臣のチェック、資料の準備、質問票
作りこみ。終了は22時。
<地元事務所勤務秘書>
~モデル:私設秘書、国会開会時期の月曜日~
6:30~   朝の街頭演説のため、議員の自宅に迎え
7:00~8:00 日曜日は地元にいることが多いため月曜朝は街頭演説
8:00~8:30 街頭演説終了後、議員を駅まで送り(議員は国会へ)
8:30~9:30 事務所へ行き、街頭演説の後始末、メールチェック
9:30~11:00 週末に行う国政報告会の案内を持って回るためのリストや持
っていく資料の準備
11:00~16:00 挨拶回り(昼食時間の訪問は避ける)
16:00~17:00 先日支持者から問合せのあった案件に関し役所へ行ってヒ
アリング
17:30~18:30 支持者宅へ行ってヒアリング結果を報告
19:00~21:00 今日回ったところの整理(議員への報告、名簿訂正が必要
なところ、残りの訪問数のチェックなど)
21:00~24:00 選挙区の自治体議員に誘われて食事をしながら、議員や事
務所への不満を聞く
※これらは、私が体験した活動の中の比較的ハードな日を選んだ。事務所
によって異なる点もあると思うが、概ねこのような流れである。
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2.《第82回 「J.I.フォーラム」の報告》
市町村にとって合併よりも大事なことは?
-市町村長のカンカンガクガク-
今回は、市町村合併を進める特例法の「恩恵」の期限が1年後に迫る中、
先進的な自治体の首長が地域の自律について、また、合併を巡っては異な
る立場から熱い議論を交わしました。
くわしくは、 http://www.kosonippon.org/forum/log.html?no=1098
をどうぞ。
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3.《第84回「JIフォーラム」のご案内》
名は体をあらわす
-あらためて地名を考えよう。
そこから町、さらには国のすがたが見えてくる-
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かつて権力者が自らの名前をつけた都市名の多くは、はかなく消え去って
いきました。では、住居表示の簡素化や市町村合併の際つけられた、官制、
あるいはお手軽地名は将来どうなるのでしょうか。
地名には、その地の歴史、風土、生活さまざまなものがこめられています。
だからこそ、多くの人が地名に愛着をもち、旧名復活の動きもおこるのです。
地名を通してコミュニティのあり方、ひいては日本人一人一人のアイデンテ
ィティまで大いに議論して頂きます。
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日 時:平成16年6月30日(水)
会 場:銀座ソニービル8階 ソミドホール
開 演:午後6時30分(開場:午後6時00分)
討論者:今尾 恵介(エッセイスト/日本地図センター客員研究員)
山出 保 (石川県金沢市長)ご依頼中
三橋 浩志(日本総合研究所主任研究員/全国地名保存連盟会員)

コーディネーター:小松俊昭(政策投資銀行/金沢工業大学産学連携室客員教授)
主 催:構想日本
定 員:160名
参加費:2,000円(シンクネット・構想日本会員は無料です)
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参加希望の方は、下記のメールアドレスにお申し込み下さい。
forum@kosonippon.org
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参加ご希望の方は、誠に恐縮ですが6月29日までに出欠の是非を
お知らせ願います。
お問合せ:構想日本・西田(電話03-5275-5607)
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4.《お知らせ》
●構想日本ではこのほど、インターネットによる募金システム
「募金やドットコム」 http://www.bokinya.com/ に加盟しました。
ヘッダーにある【団体名で募金さがし】をクッリクし、カ行の欄で
構想日本をご覧下さい。
ご自身はもとよりお知り合いの方々にもお声をかけて頂き、
ご協力をよろしくお願 い申し上げます。

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