メールマガジン

【No.170】ふたたび、「政治とカネ」

┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
ふたたび、「政治とカネ」
JIメールニュースNo.170  2004.10.22
窓口はこちら! info@kosonippon.org
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
■■ 目次 ■■
1.《ふたたび、「政治とカネ」》
2.《第88回「J.I.フォーラム」のご案内》
3.《お知らせ》

〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓
1.《ふたたび、「政治とカネ」》
― とにかく、「情報公開の徹底」を ―
構想日本 政策担当ディレクター
冨永 朋義
9月17日にお送りした『トリビアの泉「政治資金規正法」版(No.
165)』では、お金の流れを見えにくくさせている仕組みの問題点と構想日
本の提言をご紹介しました。
( http://www.kosonippon.org/mailnews/log.html?no=174 )
間を置かず、再度この問題をみなさんにお伝えするのは、今国会の最
重要テーマということもありますが、これが政治改革の基本だからです。
見えないことから生まれる政治家への不信、そして政治に対する無関心…
この悪循環を断たなければならないからです。そろそろ、「政治とカネ」
の問題を、お金を出す側/もらう側、関係法案をつくる省庁等、一部関
係者の手によりゴチャゴチャと繕うことから、私たち国民全体の手に引
き戻す時ではないでしょうか。
「政治とカネ」の問題は、今まで何度となく議論されてきました。に
もかかわらず、日歯連ヤミ献金疑惑のようなことが、なぜ頻繁に起きる
のか?それは、スキャンダルが出ても、寄付の金額制限や公開基準の引
き下げなど、その場限りの改正にとどまってきたからです(ちなみに、
主な改正は過去8回)。

今回は、当該疑惑に自民党の中枢が関与していたこともあり、各党か
ら様々な改革案が出ています。しかし、与野党間で共通する案を見ると、
政治団体間の寄付の上限設定(10月15日時点で、自民、公明、民主、社
民の4党が提案)や迂回献金の禁止(公明、民主、社民の3党が提案)
など、問題の本質を突いたものではありません。
その本質は「情報公開の徹底」。構想日本の提言は、以下の3つです
(詳細は上記No.165参照)。
1.政治資金収支報告書の「連結化」=わかりやすく見せる
2.収支報告書の「コピー可」を明記(何ら制限なくインターネット
に掲載)=容易に手に入るようにする
3.外部監査の義務づけ=支出目的の是非など実質的にチェックする
国民によるカネの実質的なチェックを可能にすることが、ヤミ献金を
なくすにはもっとも有効です。すべてを「ガラス張り」にしなければ、
政治団体間の寄付に上限を設けるなどしてもまったく効果はありません。
細かい規制をすればするほど、お金の全体像は一層わかりにくくなり、
そして、また新たな抜け道ができる”いたちごっこ”が続くだけです。
今回のヤミ献金疑惑は、大きなチャンス。構想日本は、引き続き提言
の実現に向けたキャンペーンを行っていきます。”本質を突いているのは
だれか?どの党か?”、みなさんも是非、今後の議論をチェックしてみて
ください。ご参考までに、今年の2月に実施した国会議員アンケートの
結果もご覧ください
(「政治家・政策データベース」第12回アンケートの設問3~5、
http://db.kosonippon.org/question/question.php?id=24 )。
≡≡ ≡≡ ≡≡ ≡≡ ≡≡ ≡≡ ≡≡ ≡≡ ≡≡ ≡≡ ≡≡
2.《第88回「JIフォーラム」のご案内》
「語り」が歴史をつくる
-オーラル・ヒストリーでブラックボックスを開く-
—————————————————————–
インターネット時代になり、どうやってそうなったという歴史のプロセス
抜きの結果ばかりが情報として取り上げられています。
オーラル・ヒストリーとは、専門家による、万人のための口述記録を作
成して後世に伝える手法です。この手法により、私達が知り得なかった、
歴史をつくってきた人々の胸の内に封じられていたブラックボックスを開
きます。インターネットや文献では読み取れない意思決定プロセスの中に
秘められた「その時、何が起きていたのか」を解明していきます。
オーラル・ヒストリーの第一人者である東京大学教授の御厨貴氏(政治
学)と、「語り」を引き出す達人であるジャーナリストの永江朗氏をお迎
えし、オーラル・ヒストリーの魅力、可能性について大いに語っていただ
きます。
—————————————————————–
日 時  : 平成16年10月27日(水)
会 場   : 銀座ソニービル8階 ソミドホール
開 演  : 午後6時30分(開場:午後6時00分)
討論者  : 御厨 貴 (東京大学教授)
永江 朗 (ジャーナリスト)
主 催   : 構想日本
共 催  : 東京大学先端科学技術研究センター 御厨研究室
定 員  :160名
フォーラム参加費 :2,000円(シンクネット・構想日本会員は無料で
す)
懇親会参加費   :3.500円(ご希望の方は下記懇親会参加に○印を
つけてください)
※ゲストを囲んで懇親会を開催いたします。事前申込のみ承ります。
—————————————————————–
参加ご希望の方は、10月26日までに出欠の是非を、下記のメールアドレス
にお申し込み下さい。
forum@kosonippon.org
お名前
所属
ご連絡先

懇親会         参加する      参加しない
—————————————————————–
お問合せ:構想日本・西田(電話03-5275-5607)
≡≡ ≡≡ ≡≡ ≡≡ ≡≡ ≡≡ ≡≡ ≡≡ ≡≡ ≡≡ ≡≡
3.《お知らせ》
加藤秀樹が世話人になっている、「日本再建のため行革を推進する700人委
員会」主催の『郵政改革』を考えるシンポジウムのご案内です。構想日本
が手がけてきた道路公団などの特殊法人改革とも密接にからむので、是非
ご参加下さい。

「郵政改革」を考えるシンポジウム
日時: 10月27日(水)15:00~17:30
場所: 日本財団ビル2階 大会議室
パネリスト: 塩川正十郎、竹中平蔵、本間正明、生田正治、北城恪太郎
など
入場無料、参加申し込みは、03-3234-2882 700人委員会事務
局まで。
〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓
◆寄せられたご意見は「読者の声」として以下に掲載しています。
http://www.kosonippon.org/mailnews/log.html
不掲載をご希望の場合は、必ずその旨をご意見などのメールに明記下さい。
また、氏名、肩書きは、特にことわり書きがなければそのまま掲載します。
イニシャル、匿名、ハンドルネーム使用の場合は必ず明記下さい。
◆構想日本メールニュースのご購読は下記のアドレスから。
http://www.kosonippon.org/mailnews/
◆配信の停止やアドレス変更は、news@kosonippon.org にご連絡願いま
す。
◆構想日本メールニュースは、政策シンクタンク「構想日本」の最新
情報をお届けする無料のメール配信サービスです。
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
週刊JIメールニュース  発行:構想日本 発行責任者:加藤秀樹
info@kosonippon.org
http://www.kosonippon.org/
Copyright(C) 1999-2004 -構想日本- All rights reserved.
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛