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【No.184】人がしっかり自然とつきあえば、森林の災害は減る

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人がしっかり自然とつきあえば、森林の災害は減る
JIニュースNo.184  2005.2.4
窓口はこちら! info@kosonippon.org
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■■ 目次 ■■
1.《人がしっかり自然とつきあえば、森林の災害は減る》
2.《J.I. Action Summary》
3.《第92回「J.I. フォーラム」のご案内》
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1.《人がしっかり自然とつきあえば、森林の災害は減る》
岐阜県加子母村長   粥川 眞策
加子母村も内外の情勢が極めて厳しいなか、この二月中津川市に合併す
ることになりました。合併のスローガンは「多様性の中の統一」です。今
後村の特色を生かして新中津川市の建設に貢献すると共に、五百年以上続
いた村の伝統や文化も後世に伝えなければならないと考えています。
最近特に感じますことは、人はこれ以上自然から遠ざかってはいけない
ということです。私は十年来、集中豪雨で、集団化して倒れた森林を調べ
ていますが、驚いたことに、どんなに集団化して倒れていても、植林した
単純林の場合は根が一本一本バラバラです。地上の枝は互いに交錯して、
空間を共有しながら成長するのに対し、地下の根は個々に縄張りを持って
独立していますから、地上の見かけより遙か以前に根が劣化しています。
私は地上が複層林化すれば根も複層化し、混交林化すれば根も混交化する
のではないかと思っていますが、もしそうだとすれば、私達は簡単に災害
に強い森林を造成することができます。それは木の根が交錯し複層化して、
地面を網の目のようにしっかり保持すれば良いのです。
根についてもっと知りたいと思い、調べてもらいましたが、誰が研究し
ているか分りませんでした。根の研究は誰もしていないようです。
森林を災害から守る最良の道は、樹が自らの力で森林を守ることですが、
もしそれが可能なら、昨年の七百億円にも及ぶ飛騨の大災害は、二-三百億
円も軽減できたはずです。樹が自らの力で森林を守るには、間伐を現在の
何倍も何十倍も可能な限り促進することですが、それは国が予算を盛るだ
けでなく、山村地域にもそれに応える労働力の確保が必要です。今後台風
や豪雨が日本を襲う度に、必ず幾何級数的に災害が増えるはずですが、そ
の被害の何%かを間伐に回せば森林は救われます。
もう一つの大問題は昨年の秋に気づきましたが、都市の街路樹、山地の
広葉樹林、高速道路の沿道のナラ、クリ、カエデと見られる木の中に落葉
しない木があることです。落葉は葉の葉柄の付け根に離層が出来るのが原
因ですが、四季の別が明確になっていないと、こういう現象が表れると思
います。問題はこういう現象が何を警告しているかということです。私達
はこういう些細な現象に気をつけないと大変な問題が起るかもしれません。
人はこれ以上自然から遠ざかってはだめです。
森林と人間が共生するためには、まず人間の一方的な考えで自然を守る
という思考を捨てることです。地球上の現象はすべて借方と貸方からでき
でいます。人間の都合だけで森林を見ないことです。こんな事を考えなが
ら新年を迎えています。
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2.《J.I. Action Summary》
■構想日本の1月の主な活動状況■
(1)教育行政改革
●106名の市町村長と共同提言(1/25)
http://www.kosonippon.org/prj/edu/
・市町村への権限移譲(移譲する権限内容の具体化、移譲の手順や
時期の明示)をアピール。
・共同アピールに続き、下村文部科学大臣政務官と9名の市町村長が、
あるべき教育制度改革について議論(@JIフォーラム、250名が参加)。
(2)政治改革(政治とカネ)
●「政治資金規正法」改正のキャンペーン(「情報公開の徹底」の実践)
・各党首の「連結収支」(収支の全体像)、各党幹部/閣僚/民主党
「次の内閣」メンバーの政治団体の数を公表。
http://www.kosonippon.org/doc/?no=198
(3)公益法人制度改革
●「非営利活動法人制度」の抜本的な改革に向けたキャンペーン
・第14回info-netニュース( http://www.kosonippon.org/doc/?no=221 )
(4)医療制度改革
●医療制度の問題点の整理(近々、HPに掲載し広く意見を募集)
・「患者の不安や不満」や「医療事故発生のメカニズム」を切り口に整理、
提言へつなげる。
上記の他、「社会保障制度改革」、「農業政策」等の政策プロジェクト
が進行中。詳しくは、 http://www.kosonippon.org まで。

(文責:政策担当ディレクター 冨永朋義)
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3.《第92回「J.I. フォーラム」のご案内》

人づくりのしんどさと面白さ
-京大アメフト監督と人事コンサルタントが大いに語る-
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人のしかり方、ほめ方、能力の引き出し方、人と人の組み合わせ方・ぶつ
け方などなど。人使い、人育て、チームづくり、組織づくりのプロお二人
をお迎えします。全く勝てないチーム京大アメフトチームを、4度の日本一
に導いた水野弥一氏と人事コンサルの桑畑英紀氏に、人、リーダー、チー
ムなどについて、タテ、ヨコ、ナナメあらゆる角度から語って頂きます。
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日 時:平成17年2月23日(水)
会 場:銀座ソニービル8階 ソミドホール
開 演:午後6時30分(開場:午後6時00分)
討論者: 水野 弥一(京都大学・アメリカンフットボール監督)
桑畑 英紀(マーサー・ヒューマン・リソース・コンサルティン
グ(株)取締役・次世代リーダー育成塾)
フォーラム参加費:2,000円(シンクネット・構想日本会員は無料で
す)
懇親会参加費:3,500円
(ご希望の方は下記懇親会参加に○印をつけてください)
※ゲストを囲んで懇親会を開催いたします。事前申込のみ承ります。

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参加ご希望の方は、2月22日までに出欠の是非を、下記のメールアドレス
にお申し込み下さい。
forum@kosonippon.org
お名前
所属
ご連絡先

懇親会に     参加する      参加しない
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お問合せ:構想日本・西田(電話03-5275-5607)
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週刊JIメールニュース  発行:構想日本 発行責任者:加藤秀樹
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