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【No.203】マスコミの報道姿勢は変えられないのか?

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JIメールニュースNo.203  2005.6.17発行
マスコミの報道姿勢は変えられないのか?

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◆◆ 目 次 ◆◆
1.【マスコミの報道姿勢は変えられないのか?】
2.【第96回「J.I. フォーラム」のご案内】
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1.【マスコミの報道姿勢は変えられないのか?】
-全体主義国家、日本の危険-
構想日本政策委員 丹治 幹雄
JR西日本の福知山線の事故は、その後次々と明らかになる状況から、わが
国の代表的企業の緩みを示している。その後何故か次々と起こった交通系の
事故、相変わらずあちらこちらで起きている警察や病院の不祥事と相俟って、
わが国のそれぞれの職務に携わる人々のプロフェッショナリズムの欠如を示
すものだと憂慮している。
世界でもっとも正確な鉄道、旧国鉄の伝統が薄れつつあるのは、わが国全体
の現状の象徴だと感じる。

ただ、一方で、これらの事件に関する報道を見ていると、ちょっと如何な
ものかと思うものもあるのが事実である。ボーリング大会を開催したとか、
酒を飲みに行ったとかいう一つ一つをマスコミはスポンサーの金を使って
追い続け、これらについて一々微に入り細をうがった報道を行うのだが、
犠牲者の方々のお気持ちは別にして、一般の視聴者にとってこれがどう
いう意味があるのか? 一事が万事で、何か悪いことをするとすぐに全て
悪者にして、ヒステリックに排除する、自分だけが「正義」を気取る姿勢が
にじみ出ているような気がしてならない。何故事柄の本質を見極め、良い
点、悪い点を冷静に示して、国民の議論を惹起するような報道が出来
ないのか?

また、一方で、先の少女監禁事件では、小学生もテレビを見ている時間帯の
番組で、イヌの首輪がどうしたという報道を平気でする。何でも、人が出さ
ないものをとにかく出せばよいと、自分がより多くを知っているということ
を誇示するスタンスで、報道の役割をきちんと考えていないものが多すぎる。
以前に、オウム関連の報道がやはり度を越していると思い、テレビ関係者に
対して一言申し上げたことがあるが、「視聴率が大事だ」という答えを聞い
てあ然としたことがある。ライブドア・フジテレビの買収合戦の際に、マス
コミは公益性が高いからという論理が再三に亘って主張されていたが、これ
で本当に公益性に応えた報道だと思っているのだろうか?

彼らは、報道内容について疑問を呈されると、必ず「視聴率が全てだ」、
「我々がもっとも視聴者の事を理解している」とのたまうが、本当にそう
なのかどうか、一度でも顧客の本当の期待を理解しようとしたことがあ
るのか?本当に視聴者のことを考えたときに、バラエティ中心の現在の番組
構成で、本当に良いと思っているのか?
何故か、報道で大きく揺れるわが国国民の特徴に鑑みると、危険を感じるの
は筆者だけだろうか?
このような状態であるがゆえに、隣国中国も必要以上にわが国を警戒してい
るのではないか、と思う今日この頃である。
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2.【第96回「J.I. フォーラム」のご案内】

巨大災害
- 近未来の気候変動を科学的に予測する -
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地震、集中豪雨、竜巻・・・近年世界中で巨大災害が頻発している。地球
温暖化と重ねあわせ、文明の終焉を説く人もいる。しかし考えてみれば、
「災害」とは人間の側からの見方だ。災害を引き起こす現象が、地球や気象
の側からみて「異常」なものかどうか。そこをよく検証することが人間の生
き方、を考えるうえでますます重要になっている。
「地球学」の提唱者でスマトラ地震の調査を行って来られた松井孝典、
「環境史学」の実践者安田喜憲、気候システムの専門家である安成哲三の
3氏をお迎えして、自然と共生可能な文明の時代を創造するための“叡智”
について話していただきます。
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日 時 : 平成17年6月29日(水)
会 場 : 銀座ソニービル8階 ソミドホール
開 演 : 午後6時30分(開場:午後6時00分)
ゲスト : 松井 孝典 (東京大学大学院新領域創成科学研究科教授)
安田 喜憲 (国際日本文化研究センター教授)
安成 哲三(名古屋大学地球水循環研究センター
気候システム学研究室教授)

主 催 : 構想日本
定 員 :160名
フォーラム参加費 :2,000円(シンクネット・構想日本会員は無料です)
懇親会参加費   :3,500円
(ご希望の方は下記懇親会参加に○印をつけてください)
※ゲストを囲んで懇親会を開催いたします。
—————————————————————–
参加ご希望の方は、6月28日までに出欠の是非を、下記のメールアドレス
にお申し込み下さい。
forum@kosonippon.org
お名前
所属
ご連絡先

懇親会に     参加する      参加しない
—————————————————————–
*参加申し込みに関するお問い合せは、
事務局 木下まで。TEL 03-5275-5665
*内容に関するお問い合せは、
フォーラム担当 西田まで。TEL 03-5275-5607

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