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【No.218】欽ちゃんの仮装大賞とコイズミ劇場

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JIメールニュースNo.218  2005.9.30発行
欽ちゃんの仮装大賞とコイズミ劇場

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◆◆ 目 次 ◆◆
1.【欽ちゃんの仮装大賞とコイズミ劇場】
2.【J.I. Action Summary】
3.【第100回「J.I. フォーラム」のご案内】
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1.【欽ちゃんの仮装大賞とコイズミ劇場】
中尾相談室   中尾 英司
落下傘部隊と造反組の総得票数が公表された。全くの互角だったが結果は自
民圧勝。つまり、民意は50:50なのだが、今の選挙の仕組というフィル
ターを通ると100:0とアウトプットされるのである。
欽ちゃんの仮装大賞というのがある。演技が終わって得票を見る。棒グラフ
が積み上がっていき、20点を超えると合格。一挙に華やかなファンファー
レ。ところが19点。1点でも足りないと不合格。トボトボと舞台を去るこ
とになる。
さて、仮装大賞は全員が見ている舞台の上で行われる。全員が理解もし、審
査員の眼力も見定めることができる。何より入賞の数に制限はない。
政治は、駆け引きの激しい舞台裏が皆目見当がつかない。政策を全国民が理
解しているはずもなく、国会議員の実力もよくわからない。そして、議席数
に限りがあるとすれば、何はともあれ“席取り”のうまさが勝敗を分けるこ
とになる。
どのように“席取り”に結びつけるか。民主党は、舞台の上でマニフェスト
を掲げた。が、マニフェストは遠くて見えない(まだ身近なものになってい
ない)。一方、お隣では自民党が大立ち回りをやっている。当然観客は、マ
ニフェストを掲げ持っている人物ではなく大立ち回りの方に目がひきつけら
れる。
典型が静岡7区。他党の存在は無きがごとく、ともに19点を取った片山、
城内両氏が最後の1点を目指して民営化賛成か反対かのバトルを繰り広げた。
このバトルは分りやすい。こと郵政に絞れば観客も何がしかの意見を言うこ
とができる。参加できるから関心も高まる。
さて、法案をより理解すれば城内氏が勝っていたかもしれない。が、更なる
単純化がなされた。「郵政民営化=改革」というイメージが浸透したのだ。
浸透させたのはもちろん小泉首相。同じことを繰り返すコマーシャルと同じ。
法案の中身ではなく「民営化=改革」というイメージを定着させた。
それができたのは派閥をぶち壊した実績があるから。彼は、改革者というキ
ャラを自分のものにした。むしろ、保守自民の中にあったからこそ対照的に
際立った。誰もが曲がり角にあることを感じている今の日本で、“改革者”
のイメージを負った者がいれば、先ずそこになびく。
つまり、争点はどんどん単純化されていった。どのような日本にするか→郵
政民営化賛成か反対か →改革するのかしないのか。
結局、極端に単純化された議論の中で国民は選択を迫られた。静岡7区を見
ると、他党が観客の審査の対称にさえならなかった構図が分る。つまるとこ
ろ、国民は“改革者コイズミ”を選んだということだ。
しかし、改革と破壊は似て非なるものであることにも気づく必要がある。そ
して、100:0の水面下の民意は50:50であることを小泉さんは十分
に知っておいてほしい。
<プロフィール>
シニア産業カウンセラー、家族相談士
著書「あきらめの壁をぶち破った人々」「あなたの子どもを加害者にしない
ために」
★中尾相談室 http://www.jiritusien.com/nakaosodansitu
☆徒然ブログ http://nakaosodansitu.blog21.fc2.com/
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2.【J.I. Action Summary】
■構想日本の9月の主な活動状況■

1.国と地方(行財政改革)
○「事業仕分け」作業
・横浜市の福祉事業を対象に実施(9/3、横浜市は2回目)
他自治体有志議員・職員、経営者、学識者、NPO関係者など約40
名の外部者が、事業をチェック(市職員含め総勢130名が参加)。
( http://www.kosonippon.org/doc/?no=233 )
・次回(第14回)は千葉県で実施予定(11月中)。
○新潟県「市町村権限移譲検討委員会」第4回会合参加(9/21)
・移譲対象項目の検討、等
2.政治改革(公選法改正)
○「選挙運動のあり方」に関するアンケート実施中
( http://db.kosonippon.org/form.php )
・公選法改正に向け、有権者のニーズを整理。
○東商「政治・行政改革推進委員会」WG参加(9/26)
・マニフェスト選挙に不可欠な公選法のあり方、等
3.国会議員アンケート
○「政治家・政策データベース」大幅リニューアル
(2001年から14回のアンケート実施、 http://db.kosonippon.org/ )
・アンケート結果のほか、国会議員の検索、国会議員のプロフィールや過
去のアンケート回答一覧、国会議員のホームページやメールマガジンの一
覧を新規に追加。
4.その他
○第6回「JC-JIフォーラム」(9/16)
・「大激論!衆議院総選挙を振り返り、今後の国政を考える」
与野党議員約10名が参加

(文責:政策担当ディレクター 冨永朋義)
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3.【第100回「J.I. フォーラム」のご案内】
100回記念!! 461人のゲストと一緒に日本を構想しよう!

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「JIフォーラム」が100回目を迎えます。これまでのゲスト総数は、
461人。学者、ジャーナリスト、市町村長、国会議員、作家、職人、お百
姓、僧侶、宿のおかみ、シェフ、スポーツ監督、サラリーマンと実に様々で
すが、そのご発言はみなさん、大変含蓄のあるものでした。100回記念の
今回は、これらの方全員に「日本に残すべきもの、捨てた方がいいもの、こ
れまで一番幸せだと感じた時」などを伺っています。
職業、年齢、著名・無名のいかんを問わず、一級の方ですから、きっと私
たちの生き方、世の中のあり方を考える上で、多くのヒントが含まれている
と思います。
それを材料に、今回のゲストと一緒に会場全員で日本を考えようという趣
向です。
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日 時 : 平成17年10月28日(金)
会 場 : 日本財団2F・大会議室(※今回は場所が変わります)
(http://www.nippon-foundation.or.jp/org/profile/address.html)
開 演 : 午後6時30分~8時30分(午後6時00分開場)
ゲスト : 櫻井 よしこ(ジャーナリスト)
長谷川 眞理子(生物学者)
平田 オリザ(劇作家)
三神 万里子(ジャーナリスト・キャスター) ほか
コーディネーター:加藤 秀樹(構想日本代表)
主 催 : 構想日本
定 員 :160名(先着順)
フォーラム参加費 :2,000円(シンクネット・構想日本会員は無料です)
懇親会参加費   :4,000円程度
(ご希望の方は下記懇親会参加に○印をつけてください)
※ゲストを囲んで懇親会を開催いたします。
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参加ご希望の方は、10月27日までに出欠の是非を、下記のメールアドレ
スにお申し込み下さい。
forum@kosonippon.org
お名前
所属
ご連絡先

懇親会に     参加する      参加しない
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*参加申し込みに関するお問い合せは、
事務局 木下まで。TEL 03-5275-5665
*内容に関するお問い合せは、
フォーラム担当 西田まで。TEL 03-5275-5607

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発行:構想日本      発行責任者:加藤秀樹
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