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【No.23】JIフォーラム速報 「ソシオプレナーの世紀」

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JIフォーラム速報 「ソシオプレナーの世紀」
JIニュースNo.23  2001.11.29
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■■ 目次 ■■
1. JIフォーラム速報 「ソシオプレナーの世紀」
2. お知らせ      東洋経済12月号に「医療改革」提言を掲載
3. JIスタッフより   「年金制度を考える」シリーズについて
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●●JIフォーラム速報●●
11月27日のJIフォーラムは「ソシオプレナーの世紀」
すぐれた技術があり、育むおカネがあり、取りもつ人間がいる。
世の中をつくり変えてゆく“3つの力”を、3人のソシオプレナー]
(社会起こしの達人)に語って頂きました。
●討論者のエピソード
片岡 勝 氏:社会的意義のある事業に投資する「市民バンク」、
仕事づくりと公正な貿易で南の国の生産者の自立を応援する
「第3世界ショップ」の代表。大学のゼミでは学生起業家を育てる。
http://www.p-alt.co.jp/
「こんな形でやってきたのも現場で生きていくのが一番面白いから
です。山口在住の私にいろんな所から相談が来ますが、それを解決
するのが私の仕事です。吉田松蔭の松下村塾だって吉田がやりたい
ようにやっていました。だから2年7ヶ月しかやらなかったのに
あんなに広がったのです。楽しいからやるんです。」
原 丈人 氏:ベンチャー企業の投資・育成に力を注ぐ、
デフタパートナーズ・マネジングパートナー
「私達が出資していたガン制圧遺伝子の組換えを研究する会社は、
当時債務超過で売上ゼロでした。増資しようかと考えていたとき、
米国有数のたばこ会社が出資しようと言ってきました。健康を
めぐってはもちろん対立する立場です。皆さんならどうしますか?
理念に忠実に行こうということで私たちは断りました。その会社は、
結局2年で株式公開できました。」
赤池 学 氏 :ひと、地球、地域にとって安全・安心・健康なもの
づくりや事業活動に取り組む、ユニバーサルデザイン総合研究所所長
http://www.udinet.com/udihtm/kaisha/openudi.htm
「うちの会社はモノを生産するまでにお年寄りから学生まで多くの
人が関わります。みんな貢献するのが大好きな人たちです。私が住む
大森には小さな工場がたくさんあります。ある小工場が作っている
真空ポンプ、実は、銀行の紙幣を数える器械に活用されています。
町工場で生き残ってるのは、「使命感」に燃えて自分の技術を活かす
場所を見つけたところなんです。」
●“ミッション”
「私たちが見ている先は似ていると思う。」フォーラム冒頭に出た
赤池氏の言葉どおりに、異色の経歴をもつ3人の起業家の話は一つの
方向にまとまって行きました。
片岡氏「志(こころざし)で人、経済を動かす“ミッション・
エコノミー”が必要なんですよ。」
原氏「理念や感情は数量化できません。でも、そういう志のある会社
の方が伸びるのです。財務上の数字を見て経営をするような会社では
-その究極が粗利益率が100%に近いドットコム企業ですが-
結局うまくいかないのです。」
赤池氏「技術を活かそうとする意欲です。地雷除去に取り組むNPOでは、
大企業の技術者が集まって雷管まで探せる機械を作りました。
ゼネコンまで仲間入りして、爆砕処理の翌日にはもう畑を耕せる
ように土壌改良に取り組むようにもなったのです。」
【※編者注 人道目的の地雷除去支援の会 http://www.jahds.org/】
●“社会起こし”に向けてのメッセージ
片岡氏「小さな事例でいいから、成功させることです。そうしたら
放っておいても広がって行きます。」
原氏「ソシオプレナーは、目に見えない階段を1歩、2歩と上って
いくことです。自分でできることしかやらない、そして好きなことを
追求する。そうすれば、結果として成功することが多いのです。」
赤池氏「ヒントはない。自分で体験することです。」
“社会起こし”は、志一つ、最初の1歩から。
ある人は技術を活かす、ある人はカネを活かす、ある人はひとを
育てる。結果的におカネも集まり、人も動き、技術も発展していく。
経歴も個性も異なる3人の討論者が、共通するメッセージを発信した
のが印象的でした。
(JI政策スタッフ草薙発)
JIフォーラムの詳しい様子は、近日構想日本ホームページにて
紹介します。 http://www.kosonippon.org/forum/
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■■お知らせ■■
週間東洋経済12月号に医療改革プロジェクト担当・松永誠一氏による
提言を掲載。「医療の質を高めるため、診療情報の集積と分析、
医療の標準化、情報開示と医療の質の評価を最優先に進めるべき」と
いう主張。患者負担の引き上げなど、保険財政の帳尻あわせに汲々と
している政府・与党へのカウンターパンチです。
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● ●JIスタッフより●●
前号「年金制度を考える その1-現状どれくらい知ってますか?-」
に予想以上の反響がありました。「年金は、国民投票でもやって国民
自らが選択するべき大きな政治問題です」という新聞記者の方からの
ご意見など多数いただきました。
この年金シリーズのなかで、迷走する議論をすっきりさせていきたい
と思います。皆さまからのお便りには返信を差し上げるつもりです
ので、是非ご意見をお寄せください。
(JI政策スタッフ/メールニュース担当:草薙)
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