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【No.243】マイク丹治の暴言シリーズ(2) 少子化は本当にいけないのか?

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JIメールニュースNo.243  2006.3.31発行
マイク丹治の暴言シリーズ(2) 少子化は本当にいけないのか?

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【マイク丹治の暴言シリーズ(2) 少子化は本当にいけないのか? 】
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【マイク丹治の暴言シリーズ(2) 少子化は本当にいけないのか?】
-成長至上主義を脱却せよ!-
構想日本 政策委員 丹治 幹雄
我が国の人口が減少に転じ、少子化対策が真剣に議論されている。しかし、
何故少子化は困るのだろうか?確かに、子供を産みたい働く女性に対するイ
ンフラが整っていないという点はあるが、国家としてこれを問題とする理由
は、人口の限界が成長の桎梏になるからだろうか?とすれば、子供を産む女
性や産ませる男性に、思い切った補助金を用意すれば良いし、入国政策をよ
り柔軟にすれば良い。
年金や保険の財源が足りなくなるからというのは、仕組みの問題だ。
でも、何故成長が必要なのか?人類社会が成長することで、既に世界的には
人口の爆発が心配され、その結果として食糧や水、更には環境やエネルギー
など様々な分野での影響が懸念されている。そして、米国では火星を地球と
同じ環境にして人類が移住できるようにする研究もされていると聞くが、実
現は数十億年先だそうだ。科学技術の進歩を疑うものではないが、人類が成
長することで、他の生き物の生存の機会を奪っていくとすれば、本当にそれ
が望ましいのか、疑問だ。
昨今我が国の若者男性の精子の数が激減しているそうだが、これはまた生物
としての人類の成長に対する警鐘ではないのか?
翻って我が国の現状を眺めると、バブルの影響からは脱したように見えるが、
土地価格を始めとしてまたバブル時に近い状況が生まれ、その中で下流社会
と言われる階層が生まれてきている。ますます企業社会の中で巨大企業がそ
の規模を大きくし、生き物としての人間から乖離した論理がまかり通るよう
になっているような気がする。ライブドアの買収戦略もまさにそんな企業社
会での生き残り作戦であり、その崩壊こそが実は経済を貫く仕組みの限界を
露呈しているようにも感じる。
筆者は市場メカニズムが人類の経済社会の中で形づくられて来た仕組みとし
て極めて優れたものだと思っているし、いわゆる結果平等には反対の姿勢を
明確にしている。しかし、そろそろ行き過ぎた成長至上主義にほころびが見
え始めているとしたら、人類が生き物として現状維持で生存しつづけられる
新たな仕組みを提示すべき時にきているような気がする。現在の与党政権が
成長至上主義だと断定する気はないが、二大政党制の下でその一翼を担う
人々は、成長至上主義ではなく現状維持主義を理念に政策を提示するという
こともあり得るのではないか?
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