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【No.260】マイク丹治の暴言シリーズ(3) プロ意識の再生が必要だ!-社会のリーダーの意識改革を

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JIメールニュースNo.260  2006.8.4発行
マイク丹治の暴言シリーズ(3)
プロ意識の再生が必要だ! -社会のリーダーの意識改革を
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◆◆ 目 次 ◆◆
1.【マイク丹治の暴言シリーズ(3)
プロ意識の再生が必要だ! -社会のリーダーの意識改革を】
2.【J.I. Action Summary】
3.【第109回「J.I. フォーラム」のご案内】
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1.【マイク丹治の暴言シリーズ(3)
プロ意識の再生が必要だ! -社会のリーダーの意識改革を】
構想日本 政策委員
丹治 幹雄
日銀の福井総裁の村上ファンドへの投資問題が一時マスコミを賑わした。先
般実施されたゼロ金利解除をはじめ金融政策上の重要な課題を抱えている
環境下、福井氏という金融マンとして有能な人物をこのことで更迭するのは、
国益に反するという意見が識者の中では強いようで、おそらくその点はその
通りだろうと感じる。
ただ、筆者はやはり中央銀行の総裁という職責を考えると、あまりに発言や
対応がお粗末ではないか、と感じる。更に言えば、この事件を契機として、日
銀の幹部職員の投資に関して、がんじがらめの規制をすることで対応すると
いうのが当面の対応策らしいことを見るにつけ、わが国の民度の低さというか、
社会全体のプロ意識の欠如を感じる。
そもそもこの10年ー20年、いや以前からあったのかもしれないが、警察、医
療機関、金融機関、社会保険庁などなど、わが国の本来信頼されるべき機
関における不祥事は枚挙に暇がない。そして、何かあるとすぐに隠す、逃げる
という自己保身。
ちょうど映画化された高杉良氏の「不撓不屈」を読んだ。これはある税理士に
対する行政当局の不当な弾圧を描いたものだが、このようなことが過去の遺
物ではなく今でもまかり通っているのでは、と感じるのは筆者だけだろうか?
特に行政機関は、民間の遵法精神が欠けているという仮定の下に、民間の
業務推進に関しては厳しい検査・監督を行うが、では自分達はどうなのか?
そろそろ民間による行政の日常業務の徹底的な検査・監督が必要なのでは
ないか?
わが国は、アメリカに追いつき追いこせをスローガンに経済成長を達成してき
たが、その過程で欧米流の自由主義を、同時に存在するキリスト教とは切り
離して導入してきた。個々の宗教にこだわるつもりはないが、キリスト教には、
誠実さとか他人への思いやりを大事にする精神があり、それが欧米の社会を
ギリギリのところで支えていると思われる。このような精神的支柱なしに、自
由主義だけを持ち込んだ結果、自由主義の根幹にある「責任」という認識を欠
いた、利己主義・無責任な社会を築いてしまったのではないか? そして、そ
れが個々の職業の社会における位置づけに対する認識の不足や、それに伴
うプロ意識の欠如につながっているのではないか、と考える。
昨今、このような事態に憂慮して、教育基本法の改正など教育にその再生を
委ねる試みがなされている。内容的に議論すべき点は多々あろうかと思うが、
社会教育を含めた教育の重要性に関しては、賛同するところだ。ただ、教育で
社会を変えるには50年かかるのも事実とすれば、せめて国際社会で恥ずかし
くない一つの国としてのわが国を維持するため、その第一歩として政治家や行
政官庁、大企業などわが国の社会を代表する組織のトップを中心とした責任者
の方々にはノブレス・オブリージュというか、リーダーとして恥ずかしくないプロ
意識を身につけていただき、社会に範を垂れていただきたい。
どんなに教育で様々なことを指導しても、社会のリーダーが尊敬するに当らな
ければ、子ども達や若者はそれを信じないのではないか? その意味で、福
井氏は、想定される金融政策上の喫緊の課題の道筋をつけた後、早期に退
陣することを念頭において、後継者選びに貢献する活動を始めるべきだと考え
る。
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2.【J.I. Action Summary】
■構想日本の7月の主な活動■
1.「事業仕分け」キャンペーン
●講演:関東学院大学「経済経営研究所」(1日、横浜市)
・「事業仕分け」の意義と実際
●日経「経済教室」:正念場の財政再建『小泉後』の課題(7/14)
・改革の基本は地方の自立-「事業仕分け」が起点-
★「事業仕分け」の自主的な取り組みが広がっています!
●自治体主導:逗子市、和歌山県など
・逗子市:市民が評価(逗子市行政評価市民会議)。
http://www.city.zushi.kanagawa.jp/syokan/hyoka/index.html
・和歌山県:予算編成に加え、組織改正や職員配置等にも反映。
http://www.pref.wakayama.lg.jp/prefg/011700/kusawake.html
●大学主導:滋賀大学NPM研究会
・県内の市町村に、「事業仕分け・地域事業組成作業」を提案。
http://biwako.ciao.jp/
2.国と地方(行財政改革)
●読売国際会議2006夏季フォーラムにパネリスト出席(7/10)
・テーマ:「新生日本の設計-『小さな政府』を考える」
●信濃毎日新聞:「問われるもの」-「小泉改革と地方」(7/15)
・県と市町村 補完関係に
(文責:政策担当ディレクター 冨永朋義)
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3.【第109回「J.I. フォーラム」のご案内】
古武術とクオリア
丁々発止の切り結び
私たちは歩くことすら「現代の常識」にとらわれすぎているのかもしれませ
ん。最近、スポーツ、音楽、介護など様々な分野で注目されている、日本
古来の身体の動かし方を体系化している甲野善紀さん。
一方、「クオリア」をキーワードに、脳と心について次々に大胆な発言をして
いる茂木健一郎さん。
当代一流の武術家と脳科学者に体と心を通じた人間論をくり広げていただ
きます。あなたの人間力が一気にアップするかもしれませんよ。
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日 時 : 平成18年8月28日(月)
(→日程が変更となりました。ご注意ください。)
会 場 : 日本財団ビル2階・大会議室港区赤坂1-2-2 TEL 03-6229-5111
(http://www.nippon-foundation.or.jp/org/profile/address.html)
開 演 : 午後6時30分(開場:午後6時00分)
ゲスト : 甲野善紀(武術家)
茂木健一郎(脳科学者)
主 催 : 構想日本
定 員 : 160名
フォーラム参加費 : 2,000円(シンクネット・構想日本会員は無料です)
懇親会参加費   : 4,000円
(ご希望の方は下記懇親会参加に○印をつけてください)
※ゲストを囲んで、下記の会場で懇親会を開催いたします。
「トラットリア・イ・プリミ 虎ノ門店」
港区虎ノ門2-2-1 JTビル1F TEL 03-3589-5812
(http://www.ep-tokyo.com/iprimi/toranomon/)
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参加ご希望の方は、8月27日までに出欠の是非を、下記のメールアドレス
にお申し込み下さい。
forum@kosonippon.org
お名前
所属
ご連絡先

懇親会に     参加する      参加しない
—————————————————————–
*参加申し込みに関するお問い合せは、
事務局 木下まで。TEL 03-5275-5665
*内容に関するお問い合せは、
フォーラム担当 西田まで。TEL 03-5275-5607
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