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【No.275】首長リレーエッセー(13) メルボルンで学んだこと

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JIメールニュースNo.275  2006.11.17発行
首長リレーエッセー(13) メルボルンで学んだこと
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◆◆ 目 次 ◆◆
1.【首長リレーエッセー(13) メルボルンで学んだこと】
2.【第112回「J.I. フォーラム」のご案内】
*構想日本ホームページで「ワンクリックアンケート」開催中。
「Q:教育委員会、必置?廃止?選択?」にお答えください。
〔アンケート期間:2006/11/13(月) ~2006/11/23(木)〕
↓     ↓     ↓
http://www.kosonippon.org/enquete/index.php?m_enquete_cd=33
*前回の「ワンクリックアンケート」の投票結果が出ました。
質問は「Q:教育基本法の改正は必要ですか?」です。
↓     ↓     ↓
http://www.kosonippon.org/enquete/result.php?m_enquete_cd=32
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1.【首長リレーエッセー(13) メルボルンで学んだこと】
熊本県天草市長 安田 公寛
天草が雲仙国立公園に編入指定され、雲仙天草国立公園となってから、今年
で50年が経ちました。先日開催された編入指定50周年を祝う記念式典の席
上で、8年前の記憶がよみがえりました。
「公園の中に街をつくらせてもらう」──この言葉を、私は今でも忘れることがで
きません。
それは、オーストラリアの旧都メルボルンを旅したときのこと、私が旧本渡市長
に就任する前の出来事です。メルボルンは近年私が訪れた都市の中で最も心
惹かれる街の一つですが、その地を訪れ、私はこれからのまちづくりについて
想いを新たにしました。
私は、メルボルン市役所の企画担当者の案内で、路面電車の一日周遊切符
を利用しながら、街中を散策していました。次から次に車窓に映る美しい公園
の方を指さし、私は彼に質問しました。
「いったいこの街には、いくつの公園があるのですか?」
すると彼は、「あなたの質問に私は答えることができません。なぜなら、私たち
は街の中に公園をつくったという認識を持っていません。私たちは、公園の中
に街をつくらせてもらったのですから。ここは、パークシティ・メルボルンですよ」
と、胸を張って言ったのです。私は、まるで頭から冷や水でもぶっかけられたよ
うな衝撃を受け、しばらくあ然としてしまいました。
昨今、天草市を振り返ってみるとどうでしょうか。雲仙天草国立公園の中にあ
りながら、「公園の中に街をつくらせてもらう」という認識が果たしてあるでしょう
か。いや、これは何も私たちの街だけに限ったことではないでしょう。日本の都
市づくりにはまったく欠落している認識なのかもしれません。
メルボルンで、「公園の中に・・・」という逆転の発想、そして「つくらせてもらう」
という謙虚さを学ばせていただきました。
折りしも天草は、平成の大合併により2市13町が2市1町となり、新たな歴史
を歩み始めました。国立公園の中に位置する天草市のまちづくりを進めていく
とき、「公園の中でのまちづくりという視点を忘れてはならない」と肝に銘じた記
念式典でした。
*安田 公寛(やすだ きみひろ)氏のプロフィール
1949年10月14日生まれ。73年、熊本大学法文学部卒業。75年に駒沢大
学大学院修士課程修了後は保育園にて勤務し、園長および理事長を務める。
その間に、本渡市教育委員長や日本青年会議所副会頭などを歴任。2000年
4月より、旧本渡市長。市町村合併後の2006年4月からは、現職。
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2.【第112回「J.I. フォーラム」のご案内】
ダイナミック・インド
インドへの関心がとみに高まっています。経済成長率8%、人口の54%が
25歳以下、IT産業の急成長などの理由からでしょう。インドはいろいろな意
味で偉大な国です。しかし私たちは、今のインドについて実はほとんど知ら
ないのではないでしょうか。報道などの情報もごく一面的です。
1年の大半をインドで過ごし、庶民の暮らしをベースに宗教、民族、そして中
国、イランなどとの国際的な関係まで、幅広く研究している森尻さんと、インド
と中国というアジアの二大国の大使をご経験し、日本との関係を戦略的に把
握している谷野さんに「インドの姿」を語っていただきます。
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日 時  : 平成18年11月28日(火)
会 場  : 日本財団ビル2階 大会議室
港区赤坂1-2-2 TEL 03-6229-5111
(http://www.nippon-foundation.or.jp/org/profile/address.html)
開 演  : 午後6時30分(開場:午後6時)
ゲスト  : 谷野 作太郎
(元駐インド大使・元駐中国大使、早稲田大学大学院客員教授 )
森尻 純夫
(インド・マンガロール大学客員教授、東京財団リサーチ・フェロー)
コーディネータ : 加藤 秀樹(構想日本 代表)
主 催  : 構想日本
定 員  : 160名
フォーラム参加費 :2,000円(シンクネット・構想日本会員は無料です)
懇親会参加費   :4,000円
(ご希望の方は下記懇親会参加に○印をつけてください)
※ゲストを囲んで、下記の会場で懇親会を開催いたします。
「トラットリア・イ・プリミ 虎ノ門店」
港区虎ノ門2-2-1 JTビル1F TEL 03-3589-5812
(http://www.ep-tokyo.com/iprimi/toranomon/)
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参加ご希望の方は、11月27日までに出欠の是非を、下記のメールアドレス
にお申し込み下さい。
forum@kosonippon.org
お名前
所属
ご連絡先
懇親会に     参加する      参加しない
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*参加申し込みに関するお問い合せは、
事務局 木下まで。TEL 03-5275-5665
*内容に関するお問い合せは、
フォーラム担当 西田まで。TEL 03-5275-5607
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●書籍『構想日本』シリーズの第4弾が出ました。好評発売中です。
http://www.kosonippon.org/book/book8.php
●構想日本提供の「政治家・政策データベース」で新コーナー「政治ガイド」
(ワンポイント解説)をはじめました。
http://db.kosonippon.org/
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