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【No.305】地方分権の実現と地方税財源の充実に向けて現場からの声を届ける

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JIメールニュースNo.305  2007.6.22発行
地方分権の実現と地方税財源の充実に向けて現場からの声を届ける
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◆◆ 目 次 ◆◆
1.【地方分権の実現と地方税財源の充実に向けて現場からの声を届ける】
2.【第119回「J.I. フォーラム」のご案内】
*前回の「ワンクリックアンケート」の投票結果が出ました。
質問は「Q:『公開討論会』についてどう考えますか?」です。
↓     ↓     ↓
http://www.kosonippon.org/enquete/result.php?m_enquete_cd=42
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1.【地方分権の実現と地方税財源の充実に向けて現場からの声を届ける】
国と地方の税制を考える会 座長
高知県知事 橋本大二郎
平成12年4月の地方分権推進一括法の施行以降、小泉内閣の三位一体改革
を経た今も、国の地方に対する関与の縮小や税財源の地方移譲などは遅々と
して進んでいません。
夕張市の財政破綻が注目されていますが、これは特殊な例ではありません。
財政を健全にし、住民が本当に必要としている行政を行なっていくには、行政サ
ービスの内容を自治体が自ら決め、それを自らの財源で賄うこと。そして、国が
全国一律に実施させる行政についての財政措置は国がとること、という当然の
ことが実行されなければなりません。
地方自治は国民にとって生活の基盤をなすものであり、国の政治の基本です。
にもかかわらず、国政の場できちんと議論されていないのが現状です。「国と地
方の税制を考える会」は、このような状況を憂い、参議院議員選挙に向けて以
下のアピールを行ないました。是非お読みいただき、国民的議論につなげてい
ただきたく思います。
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《地方分権の実現と地方税財源の充実について(アピール)》
「地方にできることは地方に」という掛け声の下、三位一体の改革が推進された。
しかし、その本来の趣旨とは懸け離れた改革は、多くの地方自治体の財政状況
を一層深刻化させ、地方の自由度の拡大という点では不十分であった。
また、国と地方の税収配分の改善が十分進まない中で、自治体間の財政力格
差が議論されているが、まず優先して改善されるべきは地方の役割・仕事量に
見合った税財源の拡充強化であると考える。
そのためには、第一に、これまで地方分権に関する議論が国民に理解されにくか
った反省も踏まえ、税を負担し、同時に行政サービスを受ける立場の国民、住民
の視点から、行政サービスの供給主体である国と地方の役割分担を見直すこと
が必要である。
その上で、近接性と補完性の原理に基づき、住民により近い自治体が必要な権
限と自主財源を確保し、地域に合った行政サービスを自らの責任において提供し
ていくことで、多様性をもった地域づくりが進むと考える。
今夏実施される参議院議員選挙は、これらを実現するための重要な選挙であり、
関係者それぞれが、下記の事項について態度を明らかにされるよう求める。


〔1〕
行政サービスを受ける立場の国民、住民の視点から、国と地方の役割分担を見
直すこと。その上で、国から地方への権限移譲を行うとともに、過剰な関与を廃
止することにより、国と地方の二重行政を解消し、地方分権を実現すること。
〔2〕
住民への直接のサービスを担う地方の役割、特に今後確実に増大する地方の社
会保障負担を十分見据えた上で、地方の歳出に見合うよう地方税財源の拡充を
図ること。
具体的には、まず地方消費税の拡充に最優先で取り組むこと。あわせて、地方税
の応益負担や負担分任の原則、各地方自治体の税源涵養インセンティブの確保
等に配慮した上で、安定的で偏在性の少ない地方税体系を構築すること。
〔3〕
地方交付税は、地方固有の財源であることを明確にするとともに、地方自治体の
計画的で安定的な行財政運営を可能とし、基本的な行政サービスにおける地域
間格差を生じさせないための財源調整機能を確立すること。
平成19年6月22日
国と地方の税制を考える会
座長 高知県知事  橋 本 大二郎
秋田県知事  寺 田 典 城
新潟県知事  泉 田 裕 彦
岐阜県知事  古 田   肇
和歌山県知事  仁 坂 吉 伸
福岡県知事  麻 生 渡
熊本県知事  潮 谷 義 子
大分県知事  広 瀬 勝 貞
群馬県太田市長  清 水 聖 義
埼玉県草加市長  木 下 博 信
神奈川県横浜市長  中 田   宏
新潟県新潟市長  篠 田   昭
新潟県妙高市長  入 村   明
岐阜県多治見市長  古 川 雅 典
静岡県静岡市長  小 嶋 善 吉
和歌山県田辺市長  真 砂 充 敏
和歌山県高野町長  後 藤 太 栄
構想日本 代表  加 藤 秀 樹

※国と地方の税制を考える会
http://www.pref.kochi.jp/~zeimu/kunitochihou.hp/top.htm
※構想日本の「地方分権」プロジェクト
http://www.kosonippon.org/project/list.php?m_category_cd=5
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2.【第119回「J.I. フォーラム」のご案内】
「美しい日本」について話そう
~ 美しい国とは何がどうであることなのか ~
最近、政治の世界で「美しい国」とか「品格」という言葉をよく聞きます。政治
や経済の基盤は文化ですから、これは大変結構なことです。
しかし、問題は、「美しい」の中身と、どうすれば美しくなれるのかです。昔か
ら、中身のない人ほど精神性を強調したり、規則でしばろうとしてきました。
ここは政治家や御用有識者の手に委ねると危険です。
幸い日本はまだまだ捨てたものではありません。美しい景色、言葉、職人の
技などいっぱいあります。心から日本を愛し、とことん日本を知り尽くしたお二
人に美しい日本をじっくり語っていただきます。

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日 時  : 平成19年6月28日(木)
会 場  : 日本財団ビル2階 大会議室
港区赤坂1-2-2 TEL 03-6229-5111
(http://www.nippon-foundation.or.jp/org/profile/address.html)
開 演  : 午後6時30分(開場:午後6時)
ゲスト  : 中西 進(奈良県立万葉文化館長/文化功労者)
アレックス・カー(東洋文化研究家)
主 催  : 構想日本
定 員  : 160名
フォーラム参加費 : 2,000円(シンクネット・構想日本会員は無料です)
懇親会参加費   : 4,000円
(ご希望の方は下記懇親会参加に○印をつけてください)
※ゲストを囲んで、下記の会場で懇親会を開催いたします。
「トラットリア・イ・プリミ 虎ノ門店」
港区虎ノ門2-2-1 JTビル1F TEL 03-3589-5812
(http://www.ep-tokyo.com/iprimi/toranomon/)
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参加ご希望の方は、6月27日までに出欠の是非を、下記のメールアドレス
にお申し込み下さい。
forum@kosonippon.org
お名前
所属
ご連絡先
懇親会に     参加する      参加しない
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*参加申し込みに関するお問い合せは、
事務局 木下まで。TEL 03-5275-5665
*内容に関するお問い合せは、
フォーラム担当 西田まで。TEL 03-5275-5607
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