メールマガジン

【No.37】「行政の中立性」と「政治主導の確立」をセットで!

┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
「行政の中立性」と「政治主導の確立」をセットで!
JIニュースNo.37  2002.3.8
窓口はこちら! news@kosonippon.org
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
■■ 目次 ■■
1.《コラム蒼天日本》
「行政の中立性」と「政治主導の確立」をセットで!
2.《キャンペーン報告》土壌汚染対策-PartⅡ
3.《お知らせ》「JI Action Summary」スタート
〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓
《コラム蒼天日本》
「行政の中立性」と「政治主導の確立」をセットで!
JI政策スタッフ 山谷 真名
●「行政の中立性」だけでは…
鈴木宗男議員の疑惑解明を機に、政治家の不当な圧力を排除し「行
政の中立性」を担保する制度の必要性が提唱されています。許認可な
ど法律の執行の場では、行政の中立性が確保されなければいけません
。けれども、事実上官僚がほとんどすべての法案を作っている現状の
ままでは、与党議員が心配しているように、「役所の独裁」になって
しまいます。
小泉首相も「政治家の官僚への働きかけを文書に残して情報公開の
対象にする」と、検討を指示しましたが、それだけでは問題の本質の
一面しか捉えていません。
●「政治家と官僚」のあるべき姿とは?
国民→国会→内閣という信任体系に基づく議院内閣制では、国会の
多数党が内閣を形成し政策を作ります。あくまで、官僚は政治家の補
佐役です。
ところが、日本では、官僚が法案を作り政治家を説得し、利害関係
を調整して政策を作っています。それは、与党幹部が内閣の外にいる
ため内閣が機能せず、実質的な権力が党と官僚に分散しているからで
す。その構図のなかで、権限やカネを私物化しているのが今回の件で
す。権限を本来のところに戻すことが必要です。
日本が副大臣制度などを作る際に見習ったイギリスでは、与党の幹
部が内閣を形成しており、内閣に権限と責任が集中しています(内閣
に入っていない政治家を、Private Member of Parliamentと呼ぶ)。
●内閣機能の強化を!
構想日本では、これまでも「与党の幹部が内閣を構成し、与党と官
僚を掌握して主要な政策を決定。その責任は内閣が負う。」という内
閣機能強化の提言をしてきました。
http://www.kosonippon.org/doc/?no=68
21世紀臨調でも、2月28日に発表された「新しい日本と憲法・基
本法制の課題」の中で、「内閣一元」「新しい政官ルールの確立」を
提言しています。
今後、構想日本では、「行政の中立性」と「政治主導の確立」をセ
ットで、「政治家と官僚の関係」のあるべき姿を提案していきたいと
考えています。
みなさんのご意見をお待ちしています。
〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓
《キャンペーン報告》土壌汚染対策-PartⅡ
構想日本 地質環境保全研究会
近く始まる「土壌汚染対策法案」の審議を前に、構想日本は連日、与
党・野党各党、法案関連省庁へのご説明に奔走しております。先週に
引き続き、このキャンペーン活動について簡単にご報告いたします。
●J.I.フォーラム『都市再生』と土壌汚染対策はワンセット!
-今なぜ? 土地の「狂牛病化」? 環境省案では逆効果?-
2月26日(金曜日)午後6時半~8時半、銀座ソニービル8F
ソミドホールにて上記フォーラムを開催。与野党議員、メディア、関
連各省庁および関連企業のご担当者、地方自治体にてのご担当者など
、多数の方々にご出席頂きました。
コーディネーターにテレビキャスターの蟹瀬誠一氏をお迎えし、長年
にわたって土壌汚染問題に深く携わって来られた方々をパネリストと
してお招きしました(パネリスト-青山俊介氏:エックス都市研究所
社長、佐藤泉氏:弁護士、杉本裕明氏:朝日新聞社、鈴木喜計氏:千
葉県君津市役所環境保全課課長補佐、坂野且典氏:鹿島建設株式会社
環境本部、山上毅氏:太平興産社長)。各々がお考えになっている土
壌汚染対策のあり方について話していただきましたが、この法案につ
いては「未然防止」の観点が抜けていることでは全員が一致。特に、
土壌の汚染は地下水汚染へ広がることが必至なだけに、今後の審議を
見守っていかなければならないことを強調していました。当日の議事
録は近日中に、JIホームページ「土壌汚染プロジェクト」にて公開
いたします。http://www.kosonippon.org/forum/
※JIホームページ「土壌汚染プロジェクト」にて構想日本の提言を
公開しています。 http://www.kosonippon.org/prj/c/?no=19
(JI長尾)
〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓
《お知らせ》「JI Action Summary」スタート
今月より、構想日本の活動状況をお伝えする「JI Action Summary」
をお送りします(毎月月初)。設立以来、「考える」ことだけではな
く、むしろ「行動する」ことに存在価値を見出してきた構想日本とし
ては、提言などの成果物はもちろんのこと、日頃の活動の様子をタイ
ムリーにお伝えすることが重要であると考えています。前月の主な活
動を、途中経過も交えコンパクトにお伝えしていきます。
■構想日本の2月の主な活動状況■

●政策プロジェクト
1.「土壌汚染対策法案」の修正案作成及びプロモーション
・国会議員への働きかけ:自民党はじめ与野党議員へのロビーイング
/公明党、民主党、自由党の環境部会での説明
・世の中への働きかけ:政策ディスカッション(2/19、60名参
加)、JIフォーラム(2/26、160名参加)
http://www.kosonippon.org/prj/c/?no=19
2.国と地方の税制を考えるための業務分担の見直し作業
・7県の財政・税務担当者が集まり、住民のニーズに合うサービスを
効率的に提供するには、現在の県の事業をだれが(国、県、市町村、
民間)行うべきかを議論
3.公選法改正キャンペーンのチラシ作成
・候補者の十分な情報を得るために「公開討論会」「テレビ放送」
「インターネット」の自由化を!
http://www.kosonippon.org/doc/?no=129
●ネットワークづくり
1.地域の健康づくり活動の事例集『健康物語』がスタート
・神奈川県川崎市、東京都足立区の事例アップ
http://www.kosonippon.org/prj/hlt/jirei.html
2.地域の新しい教育づくり事例を追加
・大阪府高槻市学校支援人材バンク
http://www.kosonippon.org/prj/edu/jirei/takatsuki/
3.地域の環境保全活動事例を追加
・神戸エコカーパスカル研究所:地球にやさしい交通手段を
http://www.kosonippon.org/prj/evm/jirei/6-0.html
上記のほか、「NPO税制」、「年金改革」、「エネルギー政策」、
「医療制度改革」などのプロジェクトが走っています。
詳しくは http://www.kosonippon.org
(JI冨永)
〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓
◆メールをお待ちしています!
1)お名前:(掲載する場合はイニシャル表記にします)
※匿名、ハンドルネーム使用、不掲載をご希望の場合は明記下さい。
2)肩書き:(掲載可能なもの)
3)メールアドレス:(非公開)
4)メッセージ:(適度に改行を入れて下さい)
◆構想日本メールニュースのご購読は下記のアドレスから。
http://www.kosonippon.org/mailnews/
◆配信の停止やアドレス変更は下記のアドレスから。
http://www.kosonippon.org/mailnews/
◆構想日本メールニュースは、政策シンクタンク「構想日本」の最新
情報をお届けする無料のメール配信サービスです。
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
週刊JIメールニュース 編集:JI冨永 発行:構想日本
news@kosonippon.org
http://www.kosonippon.org/
Copyright(C) 1999-2002 -構想日本- All rights reserved.
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛