【No.376】子どもが学ぶ、子どもと遊ぶ ―知育玩具「かけざん大王」―
2008.11.21

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JIメールニュースNo.376  2008.11.21発行
子どもが学ぶ、子どもと遊ぶ ―知育玩具「かけざん大王」―
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◆◇ 目 次 ◇◆

1.【子どもが学ぶ、子どもと遊ぶ ―知育玩具「かけざん大王」―】
2.【第136回「J.I. フォーラム」のご案内】
3.【国の事業仕分け第4弾 外務省の「政策棚卸し」のご案内】
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≪TOPICS≫

★「ワンクリックアンケート」を開催しております。
今回のテーマは、先週に引き続き・・・
Q:日本のODA 必要?要改善?不要?
〔アンケート期間:2008/11/13(木) ~2008/11/30(日)〕
↓     ↓     ↓
https://www.kosonippon.org/wp-manager/enquete/index.php?m_enquete_cd=59
構想日本のホームページにて、あなたのご意見お聞かせ下さい!
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1.【子どもが学ぶ、子どもと遊ぶ ―知育玩具「かけざん大王」―】
株式会社 フクイクレスト
代表取締役 福井康人
織物業界にて製造をメインに事業を行ってきましたが、昔から、変わった物をつ
くりたいという気持ちがありました。商売中心ではなく、何か社会の役に立つも
のを、と。
九九は一の位から九の位まで、81の節がありますが、実はその九九、全てあ
わせて37のパターンしかありません。その九九を使ってのちょっと変わったパ
ズルゲームが生まれました。5枚の木のシート一枚ごとに、数字を表記した9つ
の窓を設け、1から9の木のピースを、掛け算してぴったりあてはまる数字の窓
に埋めていきます。それが、私がつくった「かけざん大王」です。
子どもの学習において、掛け算九九を覚える方法は「暗唱による記憶」が一般
的です。しかし、その学習方法を補完するものとして、自発的に楽しく学び、掛
け算九九の暗唱とは異なった順序で感覚的に答えを考え出す。また、掛け算
の答えからそれに該当する逆算(割り算)の思考も同時に養います。
もちろん、子どもだけではなく、大人にも、思考能力低下を防止するため、トレ
ーニングとしても使っていただけます。木のぬくもりをそのまま残した、あたた
かみのある遊具であると思います。先日、NHKの番組にて取り上げられ、非
常に大きな反響を得ました。
昨今の子どもたちは、正解を求められると、答えはひとつだけ。そこに駆け足
でたどり着こうとあくせくしているように思えます。正しい答えに至る過程は何
通りもあり、回り道をしても試してみることが大事であるとこの「かけざん大王」
のおもちゃを通して、身につけてもらいたいと思っています。
さらに、親子や先生と生徒など、子どもと大人との対話を通して楽しんでもら
いたいという想いも込めています。
構想から1年。試作品を含めて10サンプル以上の試行錯誤。木の材質から、
板の組み方、安全面、デザインまで、開発の過程では苦労がたくさんありまし
た。漆器職人の手もかりて、現在の装丁となりました。
今後、11月の末に大阪で開催される「知財ビジネスマッチングフェア2008」に
出展いたします。
ゆくゆくは、もしかしたら、「かけざん大王」のパズルのアイデアは、紙になる
かもしれない。携帯電話で遊べるものになるかもしれない。
作り手として、たくさんの人たちに、「かけざん大王」を使って、遊び感覚で学
びを楽しんでもらいたいと思うと同時に、こうして木で丁寧に作られた製品の
質をいつまでも保ちたいとも思います。
大切なのは、子どもに楽しんで使ってもらうこと。家族に長く愛されるおもちゃ
であること。それは、73歳の私自身、孫と一緒に、勉強の合間に楽しんでい
るように。そんな愛されるおもちゃであり続けることを願っています。

* 福井 康人氏のプロフィール
株式会社フクイクレスト代表取締役。
1910年創業。創業以来、北陸を中心としたジャガード織物の業界発展のた
め技術向上に努める。日本全国の織物業界に献身。1981年3代目代表に
就任。2007年にものづくり事業を開始。福井市ものづくり支援事業の対象と
なる。

ホームページ ; http://www.c-fukui.jp/99.html
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2.【第136回「J.I. フォーラム」のご案内】

金融の“浮き足立ち症候群”への処方箋
~金融の原点から、世界の金融を考える~
100年に一度といわれる金融危機。グローバル化や資産の証券化が進み、
資金を何回も回転して生み出す“高収益”金融の行きつく先が、サブプライ
ム問題を契機として浮き彫りになりました。実体経済から遊離した金融も最
後は、実体経済そして私たちの生活を振り回すのです。
本来、銀行は集めた預金を貸し出し、その貸出先としっかりつきあうことで、
事業者とも預金者ともよき関係をつくるものではなかったのでしょうか。
銀行や金融の原点、そして、世界の中ではまだまだ長い時間軸を持ってい
る日本の金融の可能性などについて、現場を熟知しているゲストを迎え皆さ
んと一緒に考えてみたいと思います。
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日 時  : 平成20年11月26日(水)
会 場  : 日本財団ビル2階 大会議室
港区赤坂1-2-2 TEL 03-6229-5111(代)
(http://www.nippon-foundation.or.jp/org/profile/address.html)
開 演  : 午後6時30分(開場:午後6時)
ゲスト   : 舩橋 晴雄(シリウス・インスティテュート株式会社 代表取締役)
森本 紀行(HCアセットマネジメント 代表取締役)
山崎 正芳 (西武信用金庫 理事長)
他 調整中
コーディネータ:坂本 忠弘 (構想日本 政策担当ディレクター)

主 催  : 構想日本
定 員  : 160名
フォーラム参加費 :2,000円(シンクネット・構想日本会員は無料です)
懇親会参加費   :4,000円
(ご希望の方は下記懇親会参加に○印をつけてください)
※ゲストを囲んで、下記の会場で懇親会を開催いたします。
「トラットリア・イ・プリミ 虎ノ門店」
港区虎ノ門2-2-1 JTビル1F TEL 03-3589-5812
(http://www.ep-tokyo.com/iprimi/toranomon/)
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参加ご希望の方は、11月25日までに出欠の是非を、下記のメールアドレス
にお申し込み下さい。
forum@kosonippon.org
お名前
所属
ご連絡先

懇親会に     参加する      参加しない
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*参加申し込みに関するお問い合せは、
事務局 木下まで。TEL 03-5275-5665
*内容に関するお問い合せは、
フォーラム担当 西田まで。TEL 03-5275-5607

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3.【国の事業仕分け第4弾 外務省の「政策棚卸し」のご案内】

国の事業仕分け第4弾 !
~外務省の「政策棚卸し」~
自民党無駄撲滅プロジェクトチームは中央省庁が持っている
仕事をゼロベースで見直す「政策棚卸し」=国の事業仕分けを
文科省、環境省、財務省と続けて実施してきました。
第4弾は外務省です。ODA予算も対象です。NGOや企業の
経験を参考にして、外交活動やODAのあり方自体も検証して
いきたいと思います。
行政の「事業仕分け」は行財政改革の切り札です。自治体
(36回実施)では、1割もの歳出削減につなげた例もあります。
景気対策の財源の宝庫でもあります。カナダなど外国でも財政
再建に絶大な威力を発揮しています。
報道関係の方、また世の中を良くしたいという方はどなたでも、
是非傍聴参加ください。国の行政を肌で感じる絶好の機会です。
【日時】平成20年12月1日(月) 午前9時15分~午後6時
※入場には入館証が必要になります。入館証は、1階
階段脇にてお渡しします。お立ち見になる場合も
ございますので、予めご了承ください。
【会場】衆議院第2議員会館1階 第一/第四会議室
(千代田区永田町2-1-2)
※ 会場に関するお問い合わせは構想日本まで。
【対象】外務省の事業(14事業程度、2班体制)
【参加者】事業説明者:外務省職員
「仕分け人」(評価者)、コーディネーター:自民党
「無駄遣い撲滅プロジェクトチーム」、構想日本
事業仕分けチーム及び外部有識者
★この作業は、自民党「無駄遣い撲滅プロジェクトチーム」による
外務省の「政策棚卸し」です。構想日本は、本作業の実施・運営、
評価者の推薦等において協力しております。
≪事業仕分けとは・・・≫
・国や自治体の行政サービスについて、予算書の項目ごとにまず要否
の議論をする。
・その上で、実施主体(官か民か、国か地方か)を議論
・「外部の目」を入れる
・「公開の場」で議論する
※構想日本のホームページ「事業仕分け」もご覧ください。
https://www.kosonippon.org/wp-manager/project/list.php?m_category_cd=16
●これまでの実例をもとにポイントをまとめた、構想日本編『入門 行政の事
業仕分け』(ぎょうせい刊・1,800円)のご注文は構想日本ホームページ
https://www.kosonippon.org/wp-manager/books/book9.php よりご注文ください。
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ご参観ご希望の方は、出欠の是非を、下記のメールアドレスにお申し込み下さい。
forum@kosonippon.org
お名前
所属
ご連絡先
————————————————————–
*お問い合せは、 西田/伊藤まで。TEL 03-5275-5607

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