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【No.44】「政」と「官」のあり方の本質は?

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「政」と「官」のあり方の本質は?
JIニュースNo.44  2002.4.26
窓口はこちら! news@kosonippon.org
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■■ 目次 ■■
1.《政策ラウンジ》「政」と「官」のあり方の本質は?
2.《第58回「JIフォーラム」の報告》
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1.《政策ラウンジ》「政」と「官」のあり方の本質は?

●「事前承認」の慣行が崩れた
1960年代後半から、政府が法案を提出する前に、自民党の部会→政調
審議会→総務会の順に承認を受けなければならない慣行が続いています。
これが、郵政公社関連法案については、小泉首相の強い主張により、事
前承認なしに国会へ提出されることになりました。

●有力議員は内閣の外に
党の実力者というと、ほとんどの日本人が閣僚ではない人の顔を思い
浮かべます。これは、いわゆる党三役などが、内閣の外から政治をコン
トロールしていることの表れです。一方で、大臣の多くは当選回数や派
閥に対する貢献度で選ばれ、毎年、定期異動のように内閣改造が行われ
ます。
また、与党による「事前審査制」の慣行も、政党が政策決定をコント
ロールするためのものです。その結果、官僚も内閣より政党とのやり取
りを重視し、本来、権限も責任もない“場外”で政策決定が行われます。
●国家戦略本部の提言に激しい反発
このような歪んだ状況を変えていくには、与党の実力者が内閣を構成
し、内閣が党をコントロールできるようにしなければなりません。その
意味で、自民党の国家戦略本部が3月13日に発表した提言では、構想日
本がかねてから主張してきた「内閣・与党の政策決定の一元化」が盛り
込まれており、高く評価できます。しかし、この提言に対する反発は
「政」と「官」の双方から強く、実現が困難な見通しです。
●政党が適切なマネージメントを!
構想日本は、活動を始めて以来、国の統治システムに関わる重要な問
題として、この問題に取り組んできました。その内容は、
(1) 国会議員の評価を政策本位で行う
(2) 政策能力の高い議員で内閣を構成する
(3) 官僚と国会議員の接触を制限する
です。
これらは、政党のリーダーたちが適切なマネージメントを行えること
が前提になっています。そして、そのことが長期的にみると政党の強化
にもつながるのです。同時に、官僚も国会あるいは個々の議員対策から
開放され、本来の政策形成能力を強化でき、また、行政執行における中
立性を確保できるのです。

最近の様々な政治スキャンダルをチャンスとしてとらえ、政治システ
ムを変革しなければなりません。改革推進に向けて、構想日本と共に声
をあげていきましょう。
内閣機能強化の提言の詳細については、ホームページをご覧下さい。
http://www.kosonippon.org/doc/?no=68
(文責:「国会・内閣機能強化」プロジェクト担当 山谷 真名)
2.《第58回「JIフォーラム」の報告》

私たちが使っている資源、技術、社会基盤のなかには、千年以上も前
から使われているものも多くあります。それらの可能性をさらに探ろう
というのが「千年持続学会」。その主要メンバーである赤池氏、澁澤氏、
近江氏に縄文時代からの様々な知恵を、現代の私たちの生活にどう生か
せるかなど具体的に話していただきました。全国各地にある多様な知恵
、ここに新しい事業や地域振興のタネがいっぱいあります。
<討論者>
近江 哲也(ユニバーサルデザイン総合研究所地域開発研究室)
澁澤 寿一(樹木ー環境ネットワーク専務理事)
赤池 学 (ユニバーサルデザイン総合研究所所長)
(文責:編集担当 志田 玲子)
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