メールマガジン

【No.444】政治とお金の問題 本質はなに?

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J.I.メールニュースNo.444 2010.03.26 発行
「政治とお金の問題 本質はなに?」
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◆◇ 目 次 ◇◆
【1】 「政治とお金の問題 本質はなに?」
特定非営利活動法人情報公開クリアリングハウス理事 三木由希子
【2】 ワンクリックアンケート
『「政治とカネ」根本的な解決のために必要なのは?』
【3】 第4回「医療構想・千葉」シンポジウムのご案内
【4】 第152回J.I.フォーラムのご案内 本日開催(3月26日)

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【1】 「政治とお金の問題 本質はなに?」
特定非営利活動法人情報公開クリアリングハウス理事 三木由希子
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繰り返される政治とお金の問題に、うんざりしている人は多いはず。
何か問題があると、その都度政治資金規正法の改正による、『規制強化』が
行われてきています。今回も、団体献金の禁止が検討課題になっています。
しかし、政治団体や政治資金収支報告書を見ていると、団体献金の問題もさる
ことながら、その前に議論すべきことが別のところにもあります。
一つは政治団体のあり方です。一人の政治家に関連する政治団体の数に制限がな
く、関連する政治団体が100を超える政治家がいたり、全国各地に多くの関連政
治団体のある政治家もいます。政党支部も、選挙区支部ではなく別の支部が主な
献金の受け皿になっていることもあります。
政治団体の名称も届出をすれば自由に変えられるので、政治家のフルネームが入
っている団体名から姓のみ含むものへ変更している政治家もいます。何度も別の
名称に変えている政治団体、政治団体を解散させた直後にまったく同じ政治団体
を新設しているなどもあります。
政治家単位でお金の流れをフォローすることや、一つの政治団体を経年的に追うこ
とがむつかしいのが実態なのです。
もう一つは、政治活動がどう支えられるべきなのかということです。団体献金の禁
止などは、政治が不当な影響をお金によって受けないようにするためには必要なこ
とだと思います。一方で、政治が長く、団体献金によって支えられてきたことも事
実です。言い換えるならば、団体献金によってしかお金が集められないので、政治
がなかなか市民のためのものにならなかったとも言えます。
団体献金を禁止するのであれば、政治活動のためにどのくらいお金がかかり、それを
どう支えるのかもあわせて考えなければなりません。政治資金収支報告書を見ている
と、収支がゼロという政治団体は多いですし、政党本部や政党支部からのお金以外の
収入のほとんどない団体もあります。個人献金は微々たるもの。
今、国政政党には政党助成金として税金が入っていますが、政治活動は国政政党だけ
でなく、地域政党も行っていますし、無所属の議員もいます。政党助成金を増やすと
いう話だけだと、国政政党の救済策というだけであって、政治活動をどう支えるのか
という本質的な議論ではありません。
政治にかかるお金を「見える化」すること、そして政治活動がお金の面でもどう支え
られるべきなのか、という二つのことを今度こそきちんと議論をすべきだと思います。

*三木 由希子(みき ゆきこ)氏のプロフィール
1996年横浜市立大学文理学部国際関係課程卒業。同年2月より情報公開法を求める市
民運動事務局スタッフ。1999年7月の組織改称・改編にともなうNPO法人情報公開クリ
アリングハウスの設立とともに室長となる。情報公開・個人情報保護制度やその関連
制度に関する調査研究、政策提案、意見表明を行うとともに、市民の制度利用のサポー
ト、行政、議員に対しても情報提供や政策立案への協力などを行っている。

【2】 ワンクリックアンケート実施中
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『「政治とカネ」根本的な解決のために必要なのは?』
http://www.kosonippon.org/enquete/index.php?m_enquete_cd=68
1)政治家の資金の流れを明らかにすること。
2)政治にお金がかかりすぎていることが問題。お金をかけないようにすればよい。
3)企業・団体による献金の禁止。
4)その他
●●感想も合わせてお寄せください!●●
http://www.kosonippon.org/enquete/index.php?m_enquete_cd=68

【3】 「医療構想・千葉」 第四回シンポジウムのご案内
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構想日本の医療提言にご協力いただいている竜崇正・千葉県がんセンター長
が代表を務める政策シンクタンク「医療構想・千葉」の第四回シンポジウム
こどもを支える現場から が4月11日(日)に開催されます。
詳しくは以下「医療構想・千葉」ホームページをご覧ください。
http://iryokoso-chiba.org/katsudou_shinpo_4.html

【4】 第152回J.I.フォーラムのご案内
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「『政治とカネ』問題、もう打ち止めにしよう」

政権交代しても「政治とカネ」の問題が止みません。野党はここぞとばかり
に追及しますが、最後は弥縫的な法律改正で終わり、また同じ問題が繰り返
す。こんなことが数十年来続いています。
重要な政治問題が山積している時に日本はこんなことをやっていていいので
しょうか。
問題解決の核心は情報開示の徹底です。具体的には(1)国会議員の政治団体の
一本化 (2)「外部監査」の義務化 (3)すべての収支報告書のインターネット公
開と複写の解禁です。これをしなければ何をしても根本解決にはなりません。
私たちはこのフォーラムを「政治とカネ問題を打ち止めにする会」にしたい
のです。

≪開催概要≫
○日 時:平成22年3月26日(金)18:30~20:30
○会 場:日本財団ビル2階 大会議室
港区赤坂1-2-2 TEL 03-6229-5111(代)
http://www.nippon-foundation.or.jp/org/profile/address.html
※会場のセキュリティの都合上、本案内状を会場1階で提示してください。
○開 演:18時30分(開場:18時00分)
○討論者:岩井 奉信(日本大学教授)
柿沢未途(衆議院議員)
柴山 昌彦(衆議院議員)
平 将明(衆議院議員)
藤末 健三(参議院議員)
三木 由希子(情報公開クリアリングハウス 理事)
○コーディネーター兼討論者:野中 尚人(学習院大学教授)
○フォーラム参加費:2,000円(シンクネット・構想日本会員は無料です)
○懇親会参加費:4,000円
(ご希望の方は下記懇親会参加に○印をつけてください)
※ゲストを囲んで、下記の会場で懇親会を開催いたします。
「恵比寿BIAN 霞ヶ関店」
千代田区霞が関3-2-5 霞が関ビルディング霞ダイニング1F
TEL 03-3592-3101
http://r.gnavi.co.jp/e494100/
————————————————————–
参加ご希望の方は、下記のメールアドレスにお申し込み下さい。
forum@kosonippon.org
お名前

所属

ご連絡先

懇親会に     参加する      参加しない
————————————————————–
*参加申し込みに関するお問い合せは、
事務局 木下明美まで。TEL 03-5275-5665
*内容に関するお問い合せは、
フォーラム担当 西田陽光まで。TEL 03-5275-5607
————————————————————–

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