メールマガジン

【No.453】中小企業の進むべき道

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J.I.メールニュースNo.453 2010.05.27 発行
中小企業の進むべき道

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◆◇ 目 次 ◇◆
【1】 中小企業の進むべき道
深中メッキ工業株式会社 代表取締役 深田稔
【2】 2010年度自治体の事業仕分け 第一弾は高浜市で6月19、20日に開催
【3】 事業仕分け担当者(事務局補佐)を急募しています
【4】 第154回J.I.フォーラムのご案内   本日開催

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【1】 中小企業の進むべき道
深中メッキ工業株式会社 代表取締役 深田稔
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以前は社長を先頭に真面目にさえ仕事をすれば、何とか中小企業は食べていけました
が、残念ながら現在は様々な業種が海外の市場との競争を強いられているために、そ
うもいきません。高い技術と創意工夫があって初めて土俵に立てる、という感じでし
ょうか。
弊社も一昨年のリーマンショック以後、創業以来の大ピンチの連続でした。売り上げ
60%減。金、土、日休み。こんな状況は想像も出来ませんでした。しかし、企業の
究極的な目標は存在し続けることではないかと思っています。弊社では従業員の給料
には極力手をつけぬように、あらゆるコスト削減をするための業務仕分け(ワークア
ウト)と無駄を省く徹底的な努力をしました。その結果、この三月の決算では、減収
増益。粗利益も10%以上あがり、企業として逆に強い体質になってきました。
メッキ業務に使うすべての薬品の成分分析をし、その結果、個々の薬品を購入し自分
で調合できることはできる限り自分たちでやってみることにしました。このことによ
り月に数百万円の仕入れの引き下げを達成出来ました。また工程の効率の見直し、新
技術の開発や、新規得意先の獲得など、ありとあらゆることを試み実行しました。
数年前に製品のメッキ業務を中国に出してしまい、以前の10%の受注金額になってし
まった得意先の社長に「何とかまた私に仕事を出して欲しい。」と心の底から注文の
お願いに伺ったところ、結果的には、かなりの仕事が戻ってきました。もちろん、情
に訴えるだけで仕事は戻って来ませんから先方にどんなメリットが提供できるのか最
大の努力をしました。実際に最初から諦めていては何も始まりません。
工夫とは物を創る時にだけするものではなく、企業経営のための改善や仕分け(ワー
クアウト)作業にも創造性が本当に必要だと実感しました。
このような物凄い不景気が続いている際は、中小企業の場合、当然財務体質が悪い会
社から順に倒産しがちに思えます。が、今回は財務体質がよい優良企業も、意外と急
激な業績の悪化に対応できず、倒産する件数が多いそうです。
出来ることはどんな些細なことでも必ず実行する。低成長の不景気の場合、中小零細
企業に関わらずとても重要だと実感しています。技術開発から挨拶まで、日々の行動
や思考の中からでもまだまだ出来ることがあるのではないでしょうか?

【2】 2010年度自治体の事業仕分け 第一弾は高浜市で6月19、20日に開催
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構想日本が2002年より行い、政府の行政刷新会議でも実施された行政の「事業仕分け」。
2010年度自治体の事業仕分け第一弾は、高浜市です。
高浜市では、18歳以上の市民2,000人を無作為抽出して「市民判定人」の参加を募い、
約60人の市民が「市民判定人」として事業仕分けに参加します。「事業仕分け」実施時
に「市民判定人」を取り入れるのは、昨年の富士見市、草津市に続き、全国で3回目の
試みです。高浜市では対象事業の選定会議を公開の場で行うなど、準備段階から住民参
加に積極的に取り組んでいます。
市民直接参加型の事業仕分けを是非、見ていただきたいと思います。
《開催概要》
【日時】 2010年6月19日(土)、20日(日)9:00~17:00
※入退室自由、ご都合の良い時間帯にお越しください。
【会場】 高浜市中央公民館 (高浜市湯山町6-7-3)
※会場に関するお問い合わせは、
高浜市役所財務評価グループ (電話 0556-52-1111 内線306)
【主催】 高浜市
【協力】 構想日本
【対象事業】 40事業
【参加者】 事業説明者:高浜市職員
仕分け人、コーディネーター:高浜市市民仕分け人、
構想日本事業仕分けチーム
市民判定人:高浜市市民判定人
●詳しくは構想日本HPをご覧ください:
http://www.kosonippon.org/shiwake/municipality_sort/detail.php?m_project_cd=828

【3】 事業仕分け担当者(事務局補佐)を急募しています
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構想日本では、業務拡大につき事業仕分け担当者(事務局補佐)を急募します。
詳しくはこちらをご覧ください。
http://www.kosonippon.org/shiwake/municipality_sort/detail.php?m_project_cd=825

【4】 第154回J.I.フォーラムのご案内  本日開催
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あらためて「社会」について考えよう
介護疲れ、派遣切り、借金苦、DV、自殺など、暗い報道があふれています。
一方で、大都会の繁華街はにぎわい、夜も煌々と明かりがつき、食べ物は日々
山のように捨てられています。
これらに対して「識者」たちは景気対策だ、セーフティネットだ、また省資源
だ、環境だと政治や行政に様々な注文を出したり私たちに色々と教えてくれる
のですが、これもコメントの大量消費に終わっているように見えます。もはや
世の中の「部品」ごとの議論ではまにあわないレベルで、私たちの社会のあり
方や生き方が問われているのかもしれません。
宗教、経済、自殺対策とそれぞれの異なる視点で、しかし「現場」をふまえて、
行動をしている3人の方に私たちが今、何を最も真剣に考えないといけないのか
議論して頂きます。

○日 時: 平成22年5月27日(木) 18:30~20:30
○会 場: 日本財団ビル2階 大会議室
港区赤坂1-2-2 TEL 03-6229-5111(代)
http://www.nippon-foundation.or.jp/org/profile/address.html
※会場のセキュリティの都合上、本案内状を会場1階で提示してください。
○開 演: 18時30分 (開場:18時00分)
○討論者: 中西 徹(東京大学大学院総合文化研究科教授)
町田 宗鳳(広島大学環境平和学プロジェクト研究センター所長)
清水 康之(NPO法人自殺対策支援センターライフリンク代表)調整中
○聞き手: 加藤 秀樹(構想日本代表)
○主 催: 構想日本
○定 員: 160名
○フォーラム参加費: 2,000円(シンクネット・構想日本会員は無料です)
○懇親会参加費: 4,000円
(参加ご希望の方でまだ申し込みをされていない方は、事務
局 木下明美あてにご連絡ください。TEL 03-5275-5665)
※ゲストを囲んで、下記の会場で懇親会を開催いたします。
「トラットリア・イ・プリミ 虎ノ門店」
港区虎ノ門2-2-1 JTビル1F TEL 03-3589-5812
(http://www.ep-tokyo.com/iprimi/toranomon/)
※当日参加も受け付けております。直接、会場にお越しください。
————————————————————–
*参加申し込みに関するお問い合せは、
事務局 木下明美まで。TEL 03-5275-5665
*内容に関するお問い合せは、
フォーラム担当 西田陽光まで。TEL 03-5275-5607
————————————————————–

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