メールマガジン

【No.489】買い手市場への変化

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J.I.メールニュースNo.489 2011.02.10発行
買い手市場への変化
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【1】 買い手市場への変化
前高知県知事 橋本大二郎

【2】 「税・社会保障制度の抜本改革」を考える
衆参全議員 連続討論会のご案内
2月15日、22日、3月1日、8日、15日(火)開催
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【1】 買い手市場への変化
前高知県知事 橋本大二郎
ある地方紙が主催する講演会に、講師として招かれた時のこと、編集
担当の幹部が、最近の若い記者はと嘆いていた。話を聞けば、デスクと
話をしながら、その内容をツイッターにのせる記者がいたため、デスクが、
いい加減にしろと怒鳴ったそうだ。そうしたところ、その記者は「うっひゃー、
怒られちゃったー」とつぶやき、デスクもさじを投げたという。
ツイッターと言えば、最近、朝日新聞の総理官邸詰めの記者グループが、
ツイッターを始めた。といっても、デスクが目を通した上でのつぶやきな
ので、紙面に出る情報と、さほど変わった内容ではない。くだんの、地方
紙の若手記者のような例は論外だが、朝日の官邸記者クラスなら、それ
ぞれの記者の感性で、自由につぶやいた方が面白いと思うし、それが、
新聞の読者の拡大に、よい影響を与えるかもしれない。
そもそも、ツイッターやフェイスブック、さらにはユーチューブなど、
ネット上に次々と登場したサイトが、取材と報道の手法をどう変えていく
のか、マスコミの側も、もっと真剣に考えないといけない。
1月の初め、広島市の秋葉市長が、仕事始めの職員向けの挨拶で、4選
不出馬を表明した。ところが、そのことに関する、マスコミの取材には
一切応じず、「不出馬の理由はユーチューブに投稿したので、それを見て
ほしい」の、一点張りで通した。
自分なら、取材を受けるし、かたくなにそれを拒否する理由も、今一つ
分からない。ただ、だからといって、ユーチューブに自分の思いを投稿する
だけで会見に応じないのはけしからんというのも、マスコミの側の思い
あがりのように見える。そもそも、4選不出馬という情報を、公表前に
取れなかった時点で、市政記者クラブの記者は、全員市長に負けたのだ。
ネット社会の進展によって、報道する手段を、マスコミが一手に握って
いた時代は終わった。今や、読者や視聴者の側が、情報を手に入れる手段を
選べるようになっている。すでに、買い手の側に主導権は移ったのだ。
こうした変化の中で、新聞もテレビも、ソーシャルネットワークを始めと
する、ネット上のツールとの関わり方を問われている。官邸詰めの記者の
ツイッターへの投稿など、そこに向けた新しい兆しが、今後どう動いて
いくのか、とても興味がある。

【2】「税・社会保障制度の抜本改革」を考える
衆参全議員 連続討論会のご案内
2月15日、22日、3月1日、8日、15日(火)開催
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東京財団、(株)PHP、みずほ総合研究所(株)、構想日本が共催で、
『衆参全議員 連続討論会「税・社会保障制度の抜本改革」を考える』を
2月8日(火)から毎週火曜日に開いています。
「税と社会保障制度の抜本改革」をテーマに、国会議員や有識者が率直に
党派を超えて話し合うことができる企画です。
3月までの2ヶ月間、毎週火曜日に。政府の厳しい財政状況にもかかわらず、
日本の政治が前に進まない、国民的合意の機会を失うとの危惧を共有する
政策シンクタンクが集まって、連続で討論会を開いていくものです。
詳しくは東京財団HPをご覧ください。
http://www.tkfd.or.jp/event/detail.php?id=159
最初の全議員連続討論会の傍聴は申し込みで、満員になりましたが、
ユーストリームによるインターネット動画生中継もご覧ください。
http://www.ustream.tv/channel/tokyofoundation?lang=ja_JP
2月のJ.I.フォーラムは、この連続討論会にかえます。
第163回のJ.I.フォーラムの開催は3月30日(水)です。
詳細は決まり次第お知らせします。

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