メールマガジン

【No.524】障害の強み×農業=可能性の爆発

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J.I.メールニュースNo.524 2011.10.13発行

障害の強み×農業=可能性の爆発

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【1】 障害の強み×農業=可能性の爆発
つくばアグリチャレンジ「ごきげんファーム」代表 五十嵐 立青

【2】 第170回J.I.フォーラム 10月27日(木)開催 (※日付変更)

【3】 事業仕分け 次回は10月15日、16日 3つの自治体で実施!

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【1】 障害の強み×農業=可能性の爆発
つくばアグリチャレンジ「ごきげんファーム」代表 五十嵐 立青

私はここ数年、どうしたら障害を持つ人たちの雇用を生み出せるか、と
いうことを考えてきた。現在、この問いに対する私なりの一つの答えと
して、NPO法人「つくばアグリチャレンジ」を設立し、障害を持つスタ
ッフが働く農場「ごきげんファーム」を経営している。

今日の日本では障害を持っていると、働くことができる場所は残念なほ
どに限られている。障害者就労について法律は「全従業員の1.8%は障
害者を雇用せよ」と定めるが、この規定はなんと5割以上の企業で守ら
れていない。規定を守らない代わりに、これらの企業はひと月に5万円
の罰金を払っている。仮に1000人の企業では18人の障害者雇用義務があ
り、もし一人も雇わないとすれば罰金は毎月90万円、年間では1000万円
以上にもなる。

本当にこれだけの罰金を払ってでも障害を持つ者は雇わないほうがいい
のだろうか?そんなにも経営の足手まといになってしまうのだろうか?

もちろん、決してそんなことはない。「ごきげんファーム」は、「障害
の強み」を最大限に活かすことで従来の農法では難しい農業経営を目指
している。「障害の強み」などというと鼻息荒く、ちょっと無理してい
る響きがある。でも、農業では本当に障害が強みとして活きるのだ。例
えば、ある知的障害を持つスタッフは一度に5粒の種をつかみ驚きのス
ピードで1粒ずつ間違いなく正確に落としてくれるので種蒔き作業が一
気に進む。あるアスペルガー症候群のスタッフは仕事をきっちりとこな
すことを得意とし、彼がトラクターでムラなく畑を耕してくれるので安
定して肥料が撒ける。ある自閉症のスタッフは草取りを開始すると驚異
的な集中力で一本も残らず黙々と草を抜いてくれるので農薬を使わなく
ても虫があまりつかない。結果として、農薬をじゃぶじゃぶ撒かずとも
栽培が可能となり、付加価値の高い野菜を作ることができる。

何よりも大切なのは、そのことにスタッフ自身が大きな誇りとやりがい
を感じていることである。農業といっても何でもいいわけではないのだ。
例えば、農業を看板にしているある福祉事業所では、近所からもらって
きた植木ポットを障害を持つ利用者が洗い10円で販売するだけ、といっ
た事例も耳に入ってくる。彼らの自尊心は相当に傷ついている、とも。

今の社会で一般に「障害」とされてこといることを、強みとして活かし
輝かせることも、逆に浪費し潰してしまうのも、環境次第だと感じる。
「障害はその人の内側にあるものではなく、社会の側にあるもの」とい
う考えは今や福祉先進の北欧諸国では常識になりつつある。誰しも持っ
ている能力を発揮する環境さえ創られれば、その可能性は着火し、爆発
する。スタッフの自信あふれる最高の笑顔を見るにつけ、その思いを日
々強めている。

五十嵐 立青(いがらし・たつお)
1978年生。つくば市議会議員(現在2期目)、いがらしコーチングオフ
ィス代表、(株)コーチ・エィ(非常勤)、特定非営利活動法人つくば
アグリチャレンジ「ごきげんファーム」代表理事。日米青年政治指導者
交流プログラム日本側代表、日独ヤングリーダーズフォーラム日本側代
表、第一回マニフェスト大賞最優秀成果賞ノミネート等。現在3男誕生
に伴い育児モードで仕事中。国際政治経済学博士。
ごきげんファームHP: http://www.gokigenfarm.org/

【2】 第170回J.I.フォーラム 10月27日(木)開催 (※日付変更)
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「事業仕分け」から政治改革は始まっている!!

事業仕分けがその後どうなっているのかご存じですか?マスメディア
は興味本位の断片的な報道しかしません。しかし、国は全事業(約5000)
の説明シートを10月中に公表します。これで国民が国の事業を監視で
きるようになりました。国会でも若手議員が立ち上がりました。決算
行政監視委員会で仕分けを始めるのです。国際的にも、OECDから説明
依頼がくるなど注目されています。自治体ではさらに広く深く(今年
は33自治体、通算では85自治体130回)進行中です。ここから政治が
どう変わるか、気鋭の議員と政治学の重鎮に語って頂きます。

○日時: 平成23年10月27日(木)
※日付が変更になりました。

○会場: 日本財団ビル2階・大会議室
港区赤坂1-2-2 TEL 03-6229-5111
http://www.nippon-foundation.or.jp/org/profile/address.html
※会場のセキュリティの都合上、本案内状を会場1階で提出してください。

○開演: 午後6時30分(開場:午後6時00分)

○ゲスト: 佐々木 毅(学習院大学法学部教授)
階 猛  (衆議院議員/民主党)
平 将明 (衆議院議員/自民党)

コーディネーター:加藤 秀樹 (構想日本 代表)

○定員: 160名

○フォーラム参加費: 2000円(シンクネット・構想日本会員は無料です)

○懇親会参加費: 4000円(ご希望の方は下記懇親会参加に○印をつけてください)
※ゲストを囲んで、下記の会場で懇親会を開催いたします。
※懇親会をキャンセルされる場合は必ずご連絡くださいますようお願いいたします。
懇親会直前キャンセルの場合は、キャンセル料を申し受けます。
「頤和園(いわえん)溜池山王店」 港区赤坂1-1-12 TEL 03-3584-4531
(http://www.iwaen.co.jp/tameike)

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参加ご希望の方は、【10月26日まで】に出欠の是非を、下記のメールアドレス
にお申し込み下さい。
forum@kosonippon.org

お名前

所属

ご連絡先

懇親会に     参加する      参加しない
※懇親会直前キャンセルの場合は、キャンセル料を申し受けます。

——————————————————————–
*参加申し込みに関するお問い合せは、
事務局 木下明美まで。TEL 03-5275-5665
*内容に関するお問い合せは、
フォーラム担当 西田陽光まで。TEL 03-5275-5607
*今後の開催予定日: 11月30日、12月21日
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【3】 事業仕分け 次回は10月15日、16日 3つの自治体で実施!
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三島市◆
日にち: 10/15(土)、16(日)
会 場 : 三島市消防庁舎3階消防センター
お問い合わせ先: 企画部行政課 055-983-2615

静岡県(3)◆
日にち: 10/15(土)、16(日)
会 場 : 静岡県庁 別館
お問い合わせ先: 行政改革課 054-221-2911

小諸市(2)◆
日にち: 10/16(日)
会 場 : ベルウィンこもろ
お問い合わせ先: 企画課 0267-22-1700

※◆の付いている自治体は、仕分け人の議論に基づいて市民が判定を
する「市民判定人方式」での実施。
※( )内の数字は実施回数。

*今後のスケジュールなど、詳しくは構想日本HPをご覧ください。
http://www.kosonippon.org/shiwake/contribution/index.php

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