メールマガジン

【No.525】「事業仕分け」から政治改革は始まっている!

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J.I.メールニュースNo.525 2011.10.20発行

「事業仕分け」から政治改革は始まっている!

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【1】 「事業仕分け」から政治改革は始まっている!
構想日本 代表 加藤 秀樹

【2】 第170回J.I.フォーラム 10月27日(木)開催 (※日付変更)

【3】 事業仕分け 次回は10月22日(土)、かすみがうら市

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【1】 「事業仕分け」から政治改革は始まっている!
構想日本 代表 加藤 秀樹

国の事業仕分けが初めて行われてから2年経った。完全に公開の場所で
民間の「仕分け人」が官僚を問いただしていく。その結果、それまでブ
ラックボックスの中にあった政府のお金の使い方(建前ではなく実際の)
が白日の下にさらされた。その衝撃は、仕分け結果が連日、新聞、テレ
ビのトップニュースになるという形であらわされ、「事業仕分け」がそ
の年の流行語にまでなった。その後2年間に第二、第三弾の事業仕分け
が行われたが、マスメディアの関心は急速に薄れ、「政治パフォーマン
ス」、「与党内の不一致」、「実行されない仕分け結果」など、マイナ
ス面が大きく報道されるようになった。

果たして、事業仕分けは一時のあだ花、日本の政治、行政を変えるには
所詮無駄な抵抗であったのか。私は、決してそうではないという実感を
持っている。

日本の政治報道は地道な追跡を滅多にしないため耳目に触れることはな
いが、霞が関も確実に変わり始めている。いくつか例をあげよう。行政
が行う事業の目的、内容、効果などを一覧表にしたレビューシートとい
う資料が、政府の5000事業すべてについて作られ、昨年から公表される
ようになった。各省の予算の中に、切っても切っても形を変えて復活し
てくる事業があるのは事実だ。しかし、各省ともお金がないのも現実で、
このレビューシートを使って、有効でない事業を削る作業が始まってい
る。また、このシートを用いれば、特別の知識がなくてもおかしな金の
使い方は見えてくる。事業仕分けをしなくても国民の監視の目が届くよ
うになったのは間違いない。

官僚にも変化がみられる。行政の現場に目を向け始めたこと、対外的な
説明に工夫をするようになったこと、レビューシートの内容と事業評価
をリンクさせるようになったことなどだ。まだまだささやかながら、動
きは止まらないと思う。仕分けられた官僚には、仕分けに敵意を持つ者
もいるが、そこから学んでいる者もいるのである。

一方、自治体の事業仕分けは2002年に始めて以来140回を数える。今年も
30自治体を超え、毎年継続する自治体も増えている。自治体仕分けを行
う中で、国の事業や制度に対する問題指摘も多く出される。自治体での
仕分けで得た様々な蓄積が、近い将来、必ず国の制度改革につながって
くるだろう。

さらに新しい動きが加わった。与野党の若手議員が中心になって国会の
決算行政監視委員会で事業仕分けが始まろうとしている。レビューシー
ト作成に始まる各省自らのお金の使い方のチェック。それを国会で議論
する。予算ありきから決算重視へ。このような本来の仕組みが事業仕分
けの定着とともに着実に動き始めている。

経済、財政など様々な意味で日本は巨大な国だ。よくも悪くも「かたい」
国だ。これを変えるには時間がかかる。忍耐力も必要だ。だからこそ、
政治、行政の難点を他人事のようにあげつらうのではなく、変化の兆し
を厳しく監視しつつ伸ばすのが私たち全員の責務だ。

10月27日(木)のJIフォーラムでは、学習院大学の佐々木毅先生と、決
算行政監視委員会での事業仕分けを中心になって進めている2人の議員に、
ここから政治がどう変わっていくのか、大いに語っていただく。ぜひ参
加して議論に加わっていただきたい。

【2】 第170回J.I.フォーラム 10月27日(木)開催 (※日付変更)
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「事業仕分け」から政治改革は始まっている!!

事業仕分けがその後どうなっているのかご存じですか?マスメディア
は興味本位の断片的な報道しかしません。しかし、国は全事業(約5000)
の説明シートを10月中に公表します。これで国民が国の事業を監視で
きるようになりました。国会でも若手議員が立ち上がりました。決算
行政監視委員会で仕分けを始めるのです。国際的にも、OECDから説明
依頼がくるなど注目されています。自治体ではさらに広く深く(今年
は33自治体、通算では85自治体130回)進行中です。ここから政治が
どう変わるか、気鋭の議員と政治学の重鎮に語って頂きます。

○日時: 平成23年10月27日(木)
※日付が変更になりました。

○会場: 日本財団ビル2階・大会議室
港区赤坂1-2-2 TEL 03-6229-5111
http://www.nippon-foundation.or.jp/org/profile/address.html
※会場のセキュリティの都合上、本案内状を会場1階で提出してください。

○開演: 午後6時30分(開場:午後6時00分)

○ゲスト: 佐々木 毅(学習院大学法学部教授)
階 猛  (衆議院議員/民主党)
平 将明 (衆議院議員/自民党)

コーディネーター:加藤 秀樹 (構想日本 代表)

○定員: 160名

○フォーラム参加費: 2000円(シンクネット・構想日本会員は無料です)

○懇親会参加費: 4000円(ご希望の方は下記懇親会参加に○印をつけてください)
※ゲストを囲んで、下記の会場で懇親会を開催いたします。
※懇親会をキャンセルされる場合は必ずご連絡くださいますようお願いいたします。
懇親会直前キャンセルの場合は、キャンセル料を申し受けます。
「頤和園(いわえん)溜池山王店」 港区赤坂1-1-12 TEL 03-3584-4531
(http://www.iwaen.co.jp/tameike)

——————————————————————–
参加ご希望の方は、【10月26日まで】に出欠の是非を、下記のメールアドレス
にお申し込み下さい。
forum@kosonippon.org

お名前

所属

ご連絡先

懇親会に     参加する      参加しない
※懇親会直前キャンセルの場合は、キャンセル料を申し受けます。

——————————————————————–
*参加申し込みに関するお問い合せは、
事務局 木下明美まで。TEL 03-5275-5665
*内容に関するお問い合せは、
フォーラム担当 西田陽光まで。TEL 03-5275-5607
*今後の開催予定日: 11月30日、12月21日
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【3】 事業仕分け 次回は10月22日(土)、かすみがうら市
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かすみがうら市◆
日にち: 10/22(土)
会 場 : かすみがうら市あじさい館
お問い合わせ先: 企画課 0299-59-2111

※◆の付いている自治体は、仕分け人の議論に基づいて市民が判定を
する「市民判定人方式」での実施。
※( )内の数字は実施回数。

*今後のスケジュールなど、詳しくは構想日本HPをご覧ください。
http://www.kosonippon.org/shiwake/contribution/index.php

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