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【No.570】民家の甲子園

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J.I.メールニュース No.570 2012.09.13発行

民家の甲子園

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【1】 民家の甲子園
NPO法人かがわサンサン倶楽部 代表理事 佐野 昭三

【2】 第181回J.I.フォーラム 9月25日(火)開催予定

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【1】 民家の甲子園
NPO法人かがわサンサン倶楽部 代表理事 佐野 昭三
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私たちは2003年から「民家の甲子園」を開催しています。

「民家の甲子園」は、全国の高校生に、身近にある民家や町並みと、
そこでの人々の暮らしに関心を寄せてもらうことで、地域文化を再
発見し、継承することが目的のコンテストです。毎年たくさんの高
校生が独自の感性で民家や町並みの写真を撮り、5枚の写真と800字
程度の作文を10分間のプレゼンテーションで伝え、入賞を競います。
その過程で若者たちは地元のお年寄りの暮らしや言葉にしっかり触
れるのです。

今年は全国で100チームを超える応募があり、勝ち抜いた18チーム
が熊本県で開催された全国大会に出場しました。どの発表も民家や
町並みを通して地域の人たちが大切にしているものをしっかり捉え
ていました。

地域の文化を体現する民家や町並みは、世代を超えて親から子へ、
子から孫へと受け継がれてきました。この「継承と創造」こそが民
家の本質であり、現在では「持続可能な循環社会」のモデルとして
改めて注目されています。

先人たちと同様、私たちはリレー選手のように、前の世代から受け
取ったバトンを次の世代に手渡す役割を背負っていたはずでした。
しかし、私たちの世代は都市と工業の文明の真っ只中を生き、古い
もの、効率的でないもの、均質でないもの、大量生産に向かないも
のは全て時代遅れと否定され、民家や町並みは失われていきました。

40年前には少なくとも500万棟以上あったと推定される茅葺の民家は、
今や約8万棟位しか残っていません。何と98%以上も失われています。
失ってはならないものを失うこと、それは心を失うことに等しいと
気づかされました。

大会開催の背後には各地の同志、参加校の先生方の大変なご苦労が
あります。しかし、地元文化や伝統に対する価値は大きなものです。
「民家の甲子園」を通じて、次世代の主役たちが民家や町並みに込
められた意義を実感してくれれば、民家は再定義され、21世紀型の
新しい文化を担う力になると確信しています。ご賛同いただける方
はぜひ仲間に加わって下さい。

(構想日本加藤より)
私も実行委員長としてこの活動に参加しています。私が「民家の甲
子園」の最大の意義だと思うのは、写真を撮ったり、文章を書いた
りする過程で、高校生たちが古い民家の住人――多くはお年寄りた
ち――と話をし、その生き方や知恵に多くのことを発見したり、感
動したりすることです。古いもの=捨てるもの、ではなく、そこに
宝物、誇らしいものがいっぱい詰まっていることを若者が自ら再発
見しているのです。これこそが「地域活性化」や「国づくり」の基
本だと思います。

*来年度(H.25年8月開催予定)は福島県会津若松市で開催予定。
作品のテーマは「生」です。
http://www.minka-kousien.com/ (民家の甲子園HP)

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*みなさんのご意見をお待ちしています(800字以内でお願いします)。
info@kosonippon.org
いただいたご意見はバックナンバーと共に「読者の声」として以下
に掲載しています。
http://www.kosonippon.org/mail/index.php
※不掲載をご希望の場合は必ずその旨を明記して下さい。氏名、肩書
きは、特にご指示がなければそのまま掲載します。匿名、ハンドル
ネームをご希望の場合は必ず明記して下さい。なお、盗作、名誉毀
損、人権侵害、差別的な記述などの投稿は禁止いたします。
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【2】 第181回J.I.フォーラム 9月25日(火)開催予定
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※時間の変更にご注意下さい: 開場18:15、開演18:45

合意形成できない政治からの脱却を
~ 正しい「仕分け」の使い方 ~

ウォールストリートの「Occupy Wall Street」(格差是正のデモ)、
ロンドンの暴動、そして日本の首相官邸周辺の反原発デモ。民主主
義の先進国とされている多くの国で、政治が民意を反映できていな
い、合意形成ができていないなど議会制民主主義の機能不全が指摘
されています。

一方、事業仕分けは、地方自治体での実施が150回を越えました。
「全面公開」の場で「外部の目」を入れて具体的な議論をする仕分
けの手法は民主主義の原点です。最近は、議論を聞いた住民自身が
今後の方向性を判定する「市民判定人方式」が主流になるなど、民
意の反映や合意形成のための手法として広く浸透しています。

こうした手法はOECDやインドネシア上院、オーストラリアでの学会
など、海外でも民主主義の新しい手法として熱い視線が注がれてい
ます。

日本発の新しい政治の仕組みである仕分けの意義と活用方法につい
て、あらためて解説し、また大いに議論します。

○日時: 平成24年9月25日(火)

○会場: 日本財団ビル2階・大会議室
港区赤坂1-2-2 TEL 03-6229-5111
http://www.nippon-foundation.or.jp/org/profile/address.html
※セキュリティの都合上、本案内状を会場1階で提出して下さい。

○開演: 午後6時45分(開場:午後6時15分)

○ゲスト:石渡 進介(ヴァスコ・ダ・ガマ法律会計事務所 弁護士)
福嶋 浩彦(中央学院大学教授/前消費者庁長官)、ほか

コーディネーター:加藤 秀樹(構想日本 代表)

○主催: 構想日本

○定員: 160名

○フォーラム参加費: 2000円(シンクネット・構想日本会員は無料です)

○懇親会参加費: 4000円
ゲストを囲んで、下記の会場で懇親会を開催いたします。
「頤和園(いわえん)溜池山王店」
港区赤坂1-1-12 TEL 03-3584-4531
http://www.iwaen.co.jp/tameike

※懇親会をキャンセルされる場合は必ずご連絡下さい。
直前のキャンセルの場合、キャンセル料を申し受けます。

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参加ご希望の方は、【9月24日(月)まで】に出欠の是非を、下記の
メールアドレスにお申し込み下さい。
forum@kosonippon.org

お名前

所属

ご連絡先

懇親会に     参加する      参加しない
※懇親会直前キャンセルの場合は、キャンセル料を申し受けます。

—————————————————————-
*参加申し込みに関するお問い合せは、
事務局 木下明美まで。TEL 03-5275-5665
*内容に関するお問い合せは、
フォーラム担当 西田陽光まで。TEL 03-5275-5607
*今後のスケジュール等、詳細はHPをご覧下さい。
http://www.kosonippon.org/forum/index.php
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