メールマガジン

【No.655】『あなたの手を世界の誰かに』セカンドハンド20年

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J.I.メールニュース No.655 2014.05.22発行

「『あなたの手を世界の誰かに』セカンドハンド20年」
公益社団法人セカンドハンド 設立者 新田恭子

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【1】<巻頭寄稿文>

「『あなたの手を世界の誰かに』セカンドハンド20年」

公益社団法人セカンドハンド 設立者 新田恭子

【2】<ご紹介>

(1)公益社団法人セカンドハンド 20周年の事業のご案内

(2)コンフォルト主催「漆喰フェスタ」ワークショップ

【3】<お詫びとお知らせ>

メール送受信の不具合について

【4】<お知らせ>

(1)第201回J.I.フォーラム  6月24日(火)開催

「女性の視点、パワー、これです。」

(2)構想日本× PHP総研

「現場みらい塾」~地域のリーダー育成プログラム~

(3)Yahoo!ニュース記事更新情報!

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【1】「『あなたの手を世界の誰かに』セカンドハンド20年」

公益社団法人セカンドハンド 設立者 新田恭子

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香川県高松市でチャリティーショップを資金源とするNGOを立ち上げて20年。市民から提供された中古や新古の品物を販売して、その収益金でカンボジアに教育や医療支援などを続けている。組織名は「中古」の英語「セカンドハンド」、第二の手(余力)で活動するという意味もある。

1994年、内戦が続くカンボジアで、同年代の人たちからポル・ポト時代に肉親や友を亡くした話を聞いた。「同じアジアで、同じ歳の人たちがそんな目に遭ってただなんて」…歴史上の出来事としてインプットされていたポル・ポト時代の情報を自分と重ねた瞬間、『運命』という一言で片づけてはいけないんじゃないかと感じた。

英国でのチャリティーショップとの出会いも、この活動の原点である。旅行中にたまたま立ち寄った中古品を売る店が「チャリティーショップ」と呼ばれる店で、無償のボランティアがお店番や品出しをしていた。英国では6,000店舗以上あり、動物愛護や環境保護、国際協力など様々な団体が活動の資金を集めるために運営している。日本では十分使えるモノが捨てられていたのを「もったいない」と常々思っていた私にとって、目からウロコの仕組みであった。

そのお店で買い物をしたとき、お店番をしていたのが90歳近いおばあさん。「こうやって人の役に立てることが嬉しいの」と言われたのが、私の「ボランティア観」を変えた。役に立てるから嬉しいと素直に喜び、肩ひじ張らずに楽しみながらボランティアをする、それでいいんだと気づかされた。おばあさんはピンクのセーターを着て、同色のイヤリングと口紅でおしゃれだった。こうやって貢献という形で高齢者が社会に参画するのも素敵だし、何より自分がこんなおばあさんになりたい!と思った。

日本に帰国して調べてみたが、こんな仕組みはない。当時、パーソナリティーとして担当していたラジオ番組で紹介したが、リスナーからの反応は皆無。そんな時にカンボジアに訪れ、目的と多様な効力があるチャリティーショップという手段が結びついた。

ファンドレイジング、人材育成、情報発信…、様々な「場」として市民誰もが関わることができ、「見える活動」がチャリティーショップである。東日本大震災が発生した直後から、募金、援助物資を集める「場」として活用され、日ごろのボランティアのスキル、ネットワークが活かされた。市民の何とかしたいという想いと支援先を結ぶ窓口にもなった。

資金が集められ、特別なスキルがなくても関われるシステムは、始めて可視化したらあちこちで広がるだろうと安易に考えていたが、それは甘かった。税制などのチャリティー事業を促進する制度の不備、NGOで中核となり働く人材の不足、そして「誰かのために」無償提供を呼びかける我々より品物を買い取ってくれるリサイクルショップを選ぶ人の意識。簡単には変えられなかったが、20年経ち、ようやくこの仕組みも拡がりつつある。ノウハウはいくらでも提供するつもりなので、関心あれば連絡がほしい。

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新田 恭子(にった やすこ)

香川県高松市に生まれ、1994年日本初となるチャリティーショップを資金源とした国際協力団体「セカンドハンド」を地元で設立。本業(フリー司会業)の傍ら、無報酬で活動を続けている。2007年に理事長を退任後もカンボジア支援事業の調整などを担当し、年に2~3回は渡航。全国での講演活動のほか、香川大学、四国学院大学などで非常勤講師を務めている。高松市社会教育委員。
【フェイスブックやっています。セカンドハンドで検索してください!】

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*みなさんのご意見をお待ちしています。(800字以内でお願いします)
info@kosonippon.org
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http://www.kosonippon.org/mail/index.php

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【2】<ご紹介>

メルマガ等で構想日本とご縁のある方々から寄せられた、お知らせです。
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(1)公益社団法人セカンドハンド 20周年の事業のご案内

今週末、5月24日(土)に香川県高松市でヴァイオリニストのアテフ・ハリム氏を迎えチャリティーコンサートを開催する。http://2nd-hand.main.jp/

収益金は秋に支援先のカンボジアの孤児院から子どもたちを招く資金に充てる。保護された子どもたちの背景を通して私たちが容易に想像できない現実があることに目を向けてもらえたら…と思う。国際協力は決して一方通行ではない。彼らから学ぶこと、学ぶべきことがたくさんある。

寄付という形での応援も、もちろん大歓迎!家に売れそうなものが眠っていたら、送料は自己負担になるが、活用させていただくので送ってほしい。また、近隣にチャリティーショップがないか探していただき、あれば是非身近な組織も応援して!

●セカンドハンド チャリティーコンサート●

◆日程:5月24日(土)

◆開演:16時(開場15時30分)

◆場所:サンポートホール高松 第一小ホール

◆入場料: 一般 前売 3,000円(当日3,500円)
学生(高校生以下) 前売 2,000円(当日2,500円)

◆チケット販売場所:香川県内のセカンドハンドの各店舗(各店舗の住所はこちら http://urx.nu/8ptB)

お問い合わせ:セカンドハンド本部事務局(087-861-9928)

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(2)コンフォルト主催「漆喰フェスタ」ワークショップ

コンフォルト6月号「漆喰と木の家」発行を記念して、漆喰の魅力や参加型家づくりを知るワークショップを開催します。

◆【日時】5月24日(土)13:00~14:30……漆喰ワークショップ (コンフォルトが推薦する「DIY漆喰」を塗る体験)
14:30~15:30……トークセッション テーマ「参加型家づくりのすすめ」 パネラー加藤陽介さん(楓設計室)
15:30~16:30……懇親会 建築家や参加者の情報交換

◆【場所】 富沢建材本社 東京都中野区東中野4-30-11
*10分前までにお越しください。多少汚れてもいい服装、作業しやすい運動靴をご用意ください。

◆【定員】40名(要予約、残席わずか) ※23日(金)までにお申し込みください

◆【参加費】\2,000

◆【問合せ・申し込み】tel 03-3986-3230(建築資料研究社 出版部)confort@to.ksknet.co.jp 氏名、参加人数をお知らせください。

残席がわずかです。定員に達してしまった場合は、どうぞご容赦ください。

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【3】<お詫びとお知らせ>

メール送受信の不具合について
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構想日本ホームページのシステム障害のため、2014年5月12日(月)12:00から5月14日(水)14:00までの間に、以下のページからフォームにそってご連絡をいただいた方のメッセージを受信できておりません。

この間に、フォームからご連絡いただいた方には、心からお詫び申し上げます。

大変お手数をおかけいたしますが、再度以下のページにアクセスしていただき、ご連絡くださいますようお願い申し上げます。

・「お問い合わせ」 http://www.kosonippon.org/form/index.php

・「資料請求」 http://www.kosonippon.org/info/shiryo.php

・「JIフォーラム申し込み」 http://www.kosonippon.org/forum/regist.php?m_forum_cd=322

また、昨日配信したお知らせメールが、文字化けしてしまっているというご連絡を数件頂戴しています。

上記と同様、システム障害の影響です。重ねてお詫び申し上げます。

昨日のメールが文字化けして見ることが出来なかった方は、以下のページからご覧ください。

http://www.kosonippon.org/project/detail.php?m_project_cd=1163&m_category_cd=33

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【4】(1)第201回J.I.フォーラム  6月24日(火)開催
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「女性の視点、パワー、これです。」

今回お話していただく4名の方をはじめ、企業、社会で大活躍している女性は大勢います。もっと地味な、しかし重要な働きをしている女性はさらに多い。政府は「2020年までに管理職の30%を女性に」とはっぱをかけています。これには、大いに結構という声と、戸惑いが相半ばしています。
女性が十分力を発揮し、幸せに感じ、社会のパワーアップになる。それはどんな世の中なのか。何をしないといけないのか。構想日本の不得意分野です。ゲストと参加者全員に大いに語っていただきたいと思います。

○日 時 : 平成26年6月24日(火)18:30~20:30(開場18:00)

○会 場 : 日本財団ビル2階 大会議室  港区赤坂1-2-2 TEL 03-6229-5111
※会場のセキュリティの都合上、本案内状を会場1階で提示してください。

○ゲスト : 岸紅子(NPO法人日本ホリスティックビューティ協会 代表理事)「姿・体・心」のバランスの大切と調整法を伝えている

木村利惠(エアハース・インターナショナル株式会社 代表取締役社長)海外で亡くなった方の遺体を搬送、遺族のもとに届ける(国際霊柩送還士)

田澤由利(株式会社テレワークマネジメント、株式会社ワイズスタッフ 代表取締役) 場所や時間に縛られない柔軟な働き方を提案している

福井泰代(株式会社ナビット 代表取締役)  地下鉄ホームにある「のりかえ便利マップ」の考案者

○定 員 : 160名

○参加費 : 一般 2,000円 / 学生 500円 (シンクネット・構想日本会員は無料です)
※学生の方は受付にて学生証をご提示ください。

○懇親会参加費 : 4,000円(ご希望の方は下記懇親会参加に○をつけてください)

※ゲストを囲んで、下記の会場で懇親会を開催いたします。
「頤和園(いわえん)溜池山王店」 港区赤坂1-1-12 TEL 03-3584-4531

※ フォーラムへの参加はHPのフォームから、もしくはこのメールにご返信をお願いします。
(http://www.kosonippon.org/forum/regist.php?m_forum_cd=325)

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(2) 構想日本× PHP総研
「現場みらい塾」~地域のリーダー育成プログラム~

地域の課題が複雑化、高度化している中、現場を担う自治体職員の役割は更に重要になっています。地域の様々な課題を「自分事」として捉え、解決のために自らの頭で考え、行動する地域のリーダーとしての自治体職員を育成する。それがこのセミナーの目的です。
PHP総研と共同でカリキュラムを作成しています。2つのシンクタンクがこれまで蓄積してきたノウハウが詰まっています。是非ご参加ください!

○日 時 :【第1回】平成26年6月21日(土)22日(日)
【第2回】平成26年7月5日(土)6日(日)
【第3回】平成26年7月26日(土)27日(日)
※いずれも土曜日13時~18時、日曜日9時半~15時半
※各回のみのご参加も可能です。ご相談ください。

○場 所 : 各回、PHP研究所 2階ホール (東京都千代田区一番町21一番地 東急ビル)

○定 員 : 50人

○参加費 : 3万円(食事、宿泊費別)

○主 催 : PHP総研、構想日本

○講師(予定):野村総合研究所 山口高弘氏、中央学院大学 福嶋浩彦氏、厚木市総務部次長 小瀬村寿美子氏、PHP総研主席研究員 熊谷哲氏、総務省地域政策課長、元京都府副知事 猿渡知之氏、足立区総務部長 定野司氏、構想日本代表 加藤秀樹、構想日本ディレクター 伊藤伸。

○参加申し込み:PHP総研ホームページ(http://research.php.co.jp/event/2014/06/21.php)よりお申し込みください。

お問い合わせは PHP総研:今井 TEL 03‐3239‐6222  構想日本:伊藤/田中 TEL 03‐5275‐5607 まで

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(3)代表加藤、ディレクター伊藤のYahoo!ニュース記事更新情報!
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代表加藤秀樹、ディレクターの伊藤が、Yahooニュースにオーサーとして投稿している記事が更新されました。ぜひ御覧ください。

代表 加藤秀樹

◇5月2日『新国立競技場の建て替えは将来世代に誇れることなのか』
http://bylines.news.yahoo.co.jp/katohideki/20140502-00035003/

ディレクター 伊藤 伸

◇4月10日『理研とスパコン ~今だからこそ、あの時の仕分けを振り返る~』
http://bylines.news.yahoo.co.jp/itoshin/20140410-00034401/

◇4月22日『理化学研究所「一般公開」潜入記 ~理研にある2つのスパコン~』
http://bylines.news.yahoo.co.jp/itoshin/20140422-00034692/

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