メールマガジン

【No.767】「今こそローカリズム・日本の祭シリーズ 第十六弾 青森ねぶた」

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J.I.メールニュース No.767 2016.07.28  発行

「今こそローカリズム・日本の祭シリーズ 第十六弾 青森ねぶた」

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【1】<巻頭寄稿文>

「今こそローカリズム・日本の祭シリーズ 第十六弾 青森ねぶた」

至学館大学・伊達コミュニケーション研究所長 石田 芳弘

【2】<お知らせ>

(1) 第226回J.I.フォーラム  7月29日(金)開催

(2) 今後の構想日本の活動

全国初! 地元市民が仕分け人に! in 市原市

(3) Yahoo!ニュースオーサー記事更新

(4)「現場みらい塾」 第4期 募集中 【河野太郎大臣が講師に!】

まだ申し込みできます

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【1】「今こそローカリズム・日本の祭シリーズ 第十六弾 青森ねぶた」

至学館大学・伊達コミュニケーション研究所長 石田 芳弘

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某旅行会社のアンケートによるとわが国で一番人気のある祭は青森ねぶた祭だ。

3百万人が訪れる観光用の祭典。いかなる寺社とも無関係な、宗教色のない祭だと聞いていたので関心の対象ではなかった。

しかし、日本一観光客の多い祭を観ずして祭を語ることもまた偏屈だと思い、8月3日・4日出かけた。※

私は全国の祭を考える際、わが故郷の犬山祭を座標軸の原点に置き、外の祭を観、考え、理解し、学び、評価したいと考えている。

青森駅に降り立つとそこは、ねぶた祭一色の世界であった。

駅前広場からいきなり津軽三味線の演奏が飛び込んできた。祭囃子の基本は笛・太鼓・鉦・鼓などである。

三味線という楽器は少々複雑で他の祭囃子とは一線を画すが、津軽で聴く本場津軽三味線はまた格別迫力がある。一瞬にして地域の伝統的な芸能を動員して総合的に作られた祭であることを悟った。

ねぶた師の存在もこの地の特徴であろう。プロのねぶた師が10人以上いると聞き、祭が地場産業の裾野を広げていると知った。からくり人形の祭のメッカ、中部地方ではプロのからくり人形師は2人しかいない。

祭に参加するハネト(跳人)と呼ばれる踊り子の動きはラッセラー・ラッセラーの掛け声とともに誠に単純、誰にでもできる。笛・太鼓・鉦などの祭囃子と相まって、集団の醸す熱狂は祭の大切な要素ではあるが、それは多かれ少なかれどこの祭にもある。しかし、夜闇に浮き上がる巨大で赤を基調にした鮮やかなねぶたがあってこそ、彼らの興奮は引き出される。

ねぶたのテーマは神話世界や津軽の歴史物語、はたまた三国志・水滸伝などを題材とした勇壮な影武者が描かれる。素材がユネスコ無形文化遺産の和紙であるところが重要だ。

2015年はアメリカ映画スターウォーズのねぶたが作られたが、引き回すことはなかった。この祭は氏神や産土神を祀る神社の例祭ではなく、津軽藩を中心に、七夕の習慣と地域の伝統芸能などを入れて徐々に現在の形を整えてきたものであるが、一定の伝統と規律を尊重した「まつり」ではあると評価した。

縄文最大の遺跡、三内丸山は祭会場と指呼の間にある。「ねぶたは縄文の祭 京都五山の送り火は弥生の祭」梅原猛流の視点や、このねぶたをこよなく愛した棟方志功の宗教色の強い芸術の数々を思い出した。ねぶたの照明が電気であることや、観光会社が商品化し過ぎた部分はやや不満であるが、日本人の宗教観や、かすか縄文の遺伝子を感じたことで私の内での日本の祭基準はクリアされた。

※会期は8月2日~7日

青森ねぶた 詳細はこちらから http://www.nebuta.or.jp/

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石田 芳弘(いしだ よしひろ)

愛知県議会議員、犬山市長、衆議院議員など、地方、中央の政治と行政を経験。特に教育、文化行政に力を入れた。「まちは生涯学習の最良の教室である」というのが持論であり、学校教育も生涯学習の一環であると考え、市民が教師の総合学習や全市博物館構想を推進。また、シンクタンクの研究員として先進国の地方議会を視察、研究。我が国地方議会も議院内閣制を導入すべしという、地方議会改革論議のオピニオンリーダーである。

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【2】(1) 第226回J.I.フォーラム  7月29日 開催

日本にとっても他人事ではありません。頻発するテロやTPPなどにも通底する問題について考えたいと思います。(加藤秀樹)

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イギリスのEU離脱の歴史的な意味

イギリスの国民投票の結果には、世界中が驚き、日本では多くの人が「愚かなこと」と思っている雰囲気です。

しかし長い目で見ると、EUのような地域統合を含めて、人為的、制度的にグローバル化を進めていくことへの抵抗、あるいは限界とは考えられないでしょうか。アメリカのトランプ現象などにも通じるものを感じます。

今回のフォーラムでは、財政社会学と国際経済の専門家に、EUやイギリスの離脱を材料として、先進諸国が目指し、私たちが当然と思っている経済、政治の広域化の将来を私たちはどう捉え、何を考えなければならないのかを議論したいと思います。

◯日 時:平成28年7月29日(金)   ※ 18:00~20:00 (開場17:30)

◯会 場: 衆議院憲政記念館   永田町1-1-1

地図 http://www.shugiin.go.jp/internet/itdb_annai.nsf/html/statics/kokkaimap.htm

※ 開始時間、場所がいつもと違います。 ご注意ください。

◯ゲスト : 井手 英策 (慶応義塾大学 教授)

榊原 英資 (青山学院大学 教授)

◯コーディネーター:加藤 秀樹(構想日本代表)

◯主 催:構想日本

◯定 員:100名

◯参加費:一般 2,000円 / 学生 500円 (構想日本会員は無料です)
※学生の方は受付にて学生証をご提示ください。

◯懇親会参加費:4,000円(ご希望の方は懇親会参加とお申込み時に明記して下さい)
※フォーラム終了後、ゲストを囲んで、懇親会を開催いたします。

「レストラン ペルラン」 千代田区永田町1-11-35 全国町村会館 B1F TEL03-3581-0471

※フォーラムへのご参加は7月29日(金)12:00まで info@kosonippon.org  にお願いします。

お申し込みはこちらから http://www.kosonippon.org/forum/index.php

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(2)《今後の構想日本の活動》

≪事務事業の総点検≫  全国初! 無作為抽出市民が仕分け人に! 市原市

既に2回行われ、次回の市民参加の点検は、8月6日(土)7日(日)です。

職員一人一人が従来の発想に捉われず、市民の皆様や他部門の職員など第三者との対話を通じて市の様々な事務事業を点検し、見直す「事務事業の総点検」を実施します。

傍聴を希望される方は、当日、市原市役所議会棟の傍聴受付までお越しください。

※事前申込み不要・各会場の入退室は自由です。

詳細はこちらから http://www.city.ichihara.chiba.jp/joho/keikaku/gyokaku/soutenken/tenken_timeschedule.html

《その他》

2016年4月~隔週月曜日 京都大学経済学研究科・経済学部 特殊講義「公共経営論1」 (代表 加藤秀樹)

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(3)Yahoo!ニュースオーサー記事更新!

Yahooニュースにオーサーとして投稿している記事が更新されました。ぜひ御覧ください。

代表 加藤秀樹

◇3月8日 防災を「自分事」に

http://bylines.news.yahoo.co.jp/katohideki/20160308-00055180/

ディレクター 伊藤伸

◇6月24日 18歳以上なのに投票ができない? ~下宿中で住民票を移動していない学生有権者は選管に確認しよう!~

http://bylines.news.yahoo.co.jp/itoshin/20160624-00059168/

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(4)【河野太郎大臣が講師に!】 「現場みらい塾(構想日本×PHP総研)」

第4期開講 受講生募集中! まだ間に合います!

税収、人口の奪い合い(=ゼロサム)ではなく、プラスサムを!

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人口減少、高齢化、不十分な予算と人員など、自治体にとってはますます厳しい時代です。政府の「地方創生」も続きそうにありません。

自治体間で税金や人口の奪い合いをするのはゼロサム、つまり持続可能ではありません。

それでも、視点を変え、従来の延長線上で考えることをやめると、解決策が見えてくるのです。

この塾は、従来型の研修ではありません。自治体のどの仕事にも応用できる、「知恵の出し方を身につけるトレーニングの場」です。

他自治体の職員、議員、民間人と一緒に半年間議論し、学び合うゼミ形式のプログラムです。受講生はこれまでに約70名。

問題意識の高い自治体職員、議員のネットワークも大きい財産です。

ここから日本が変わります。

― 第4期カリキュラム ―  ※現時点の予定ですので、変更の可能性があります。

【内 容】

第1回:7月30日(土)13:00~18:30、31日(日)10:00~16:00
実践:問題発見と構造分析
モデレーター:熊谷 哲 〔PHP総研 主席研究員〕
講義:「ゼロサムからプラスサムへ」
加藤秀樹 〔構想日本 代表〕
講義:「日本のこれから(仮)」
河野太郎 〔行政改革担当大臣〕

第2回:8月27日(土)10:00~18:00
講義:ディベートで培う実践的思考
熊谷 哲 〔PHP総研 主席研究員〕
実践:ディベート
熊谷 哲 〔PHP総研 主席研究員〕
講義:「事業シートで業務の画期的な効率化を」
伊藤 伸 〔構想日本 総括ディレクター〕

第3回:9月24日(土)10:00~18:00
講義:「財政の自分事化に向けて~国の財政と地方の財政~」
福田 誠 〔財務省 国有財産企画課 政府出資室長〕
講義:「無作為抽出の住民参加で地域の課題を『自分ごと』に」
伊藤 伸 〔構想日本 総括ディレクター〕
実践:模擬事業仕分け1/手法を学ぶ

第4回:11月5日(土)13:00~18:30、6日(日)10:00~16:00
実践:模擬事業仕分け2/チームで体験する
実践:事業シートプレゼンテーション/発表から体得する
セッション:「『わたしのまち』と一人称で呼んでもらえる町を目指して(仮)」
筒井 敏行 〔香川県三木町 町長〕
実践:締めくくり総括ディスカッション

【応募資格】
地域をよりよくしたいという情熱を持ち、地域の課題解決と未来創造のために、自ら考え行動する意志のある人

【募集人員】 50名程度

【会  場】  PHP総研会議室
(江東区豊洲5-6-52 NBF豊洲キャナルフロント11階)

【参 加 費】  37,800円(税込)※旅費・食費等は含まれません

【応募手続き】

現場みらい塾申込みサイト(以下のリンク先)に入力し送信

https://docs.google.com/forms/d/1AaZhsGk6sCIS-UEOtw_VWMgdL6elYrMxwr8UuBAn7dY/viewform

定員に達し次第、締め切らせていただきます。

【お問い合わせ】

構想日本:田中、小川、永由 TEL:03‐5275‐5607、Email:info@kosonippon.org
PHP総研 :皆川      TEL:03‐3520‐9612、Email:genba-mirai@php.co.jp

その他詳細はこちら http://www.kosonippon.org/project/detail.php?id=713

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