メールマガジン

【No.863】「僕はお母さんの腕を切らなければいけなかったんだ。」(3)

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構想日本メールマガジン【No.863】

「僕はお母さんの腕を切らなければいけなかったんだ。」(3)

2018.06.14 発行

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【1】J.I.フォーラム 6月27日(水)開催 15:00~17:00

「そうだったのか! 森友・加計問題の本質 ~国の意思決定や情報管理~」

国会では出てこないお話が聞けるはずです。

【2】お知らせ

Yahoo!ニュースオーサー 新記事投稿  NEW!

【3】ご紹介

先週のメルマガ執筆者、杉本様よりのご支援のお願い

クラウドファンディング道半ば  6月29日まで

【4】巻末寄稿文

「僕はお母さんの腕を切らなければいけなかったんだ。」(3)

特定非営利活動法人テラ・ルネッサンス理事・創設者  鬼丸 昌也

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【1】 第246回J.I.フォーラム  2018年 6月27日(水)

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「そうだったのか! 森友・加計問題の本質 ~国の意思決定や情報管理~」

◯日 時: 2018年 6月27日(水) 15:00~17:00(開場14:30)

※昼開催 時間にご注意ください。

◯会 場: 憲政記念館・会議室(千代田区永田町1-1-1) 確定

※場所にご注意ください。

「国会議事堂前駅」2番出口・徒歩7分 「永田町駅」2番出口・徒歩5分

◯登壇者: 前川 喜平(前文部科学事務次官)

木原 誠二(衆議院議員)

加藤 秀樹(構想日本 代表) (敬称略)

◯コーディネーター : 伊藤 伸(構想日本 総括ディレクター)

◯主  催 : 構想日本

◯定  員 : 150名

◯参加費 : 一般 2,000円 / 学生 500円 (構想日本会員は無料です)
※学生の方は受付にて学生証をご提示ください。

事前にお申し込みください ☆懇親会はございません。

★ニコニコ生放送 番組ページを公開しました こちらです→ http://live2.nicovideo.jp/watch/lv313446316

※フォーラムへのご参加は6月26日(火)14:00まで お電話、FAX、E-メール info@kosonippon.org  にお願いします。

HPからのお申し込みはこちら http://www.kosonippon.org/forum/index.php

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【2】お知らせ  Yahoo!ニュースオーサー 新記事投稿

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Yahooニュースにオーサーとして新しい記事を投稿しました。ぜひ御覧ください。

代表 加藤 秀樹

◇2018年4月2日 ヤフーニュース 森友・加計問題が私たちにつきつけていること

https://news.yahoo.co.jp/byline/katohideki/20180402-00083471/

◇2018年4月20日 ヤフーニュース 相撲の神様の思し召し

https://news.yahoo.co.jp/byline/katohideki/20180420-00084241/

ディレクター 伊藤伸

◇2018年6月12日 ヤフーニュース 政府の事業チェック ~消費税増税に伴う「買いたたき」調査(公正取引委員会)~

https://news.yahoo.co.jp/byline/itoshin/20180612-00086400/

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【3】ご紹介 ~先週のメルマガ執筆者、杉本様より お知らせ~

目標額300万円まであと少し

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お陰様で表明目標額の半分150万円まで来ました!しかし、Readyforクラウドファンディングではご支援表明額が目標金額に達しないと、なにもなかったことになります。

せっかくのご厚意も水泡に帰してしまうのです。ですので、あと150万、皆様何とかよろしくお願い申し上げます。

Readyforクラウドファウンディングでのご支援のお願い

障がいを持ちながら芸術表現をしている作家の作品を展示販売するギャラリーを、東京都心に作りたい。「障がい者アート」の展覧会はたくさん開催されても、作品を購入できるギャラリーがないため、作家たちに経済的な還元ができません。心身の障がいや様々な背景のもと、自由な芸術表現をするアーティストたちの作品に適正な価格を付けて販売する、誰もに開かれたアートギャラリーのオープン(2018年8月頃)を目指して私たちは始動しました。

そして、この度、恵比寿西五差路に小さいながらも一階でバリアフリーの車椅子の方でもお越しいただける良い物件と出会いました。ですが、内装費用が不足しております。

そこで、皆様のご支援を広く募るためクラウドファウンディングを始めました。

少額でも構いません。より多くの方々にご関心をお持ちいただき、障がい者のアートの普及の輪を広げていきたい。皆様の温かいご支援を心よりお願い申し上げます。

ご支援はこちらから →  https://readyfor.jp/projects/16236

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【4】寄稿文 「僕はお母さんの腕を切らなければいけなかったんだ。」(3)

特定非営利活動法人テラ・ルネッサンス理事・創設者  鬼丸 昌也

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◯僕らは「微力」ではあるが、決して「無力」ではない

僕らの日常生活の延長線上に、アフリカの紛争があることを自覚した時に、大きなショックを覚えました。

テレビで世界中の貧しい国の子どもたちの姿が映し出された時に、「かわいそう」と憐憫の情が起こります。けれどもそれは、「私とは関係のないところで起きている」と捉えているから、そのような気持ちになれるのかもしれません。

けれども僕らの生活の中に、アフリカを始めとする世界各地の紛争の原因が、子ども兵が生み出される原因が含まれていると気付いたときに、私は同情や憐憫の想いではなく、痛みを覚えるのです。

携帯電話やパソコンを始めとする電子製品に含まれるレア・メタル(希少鉱物)が、もしかすると紛争の原因となっているかもしれない。

コンゴ民主共和国では、レアメタルや様々な資源をめぐる戦闘が今も続き、一説には1万人を超える子供たちが、奥深いジャングルでの戦闘に従事させられているのです。そのような状況を、日ごろ使っている製品が生み出しているかもしれない。

けれど、日常生活の中にアフリカや世界各地の紛争の原因が存在するという事実は、逆に僕らにささやかな「希望」をもたらしてくれるのです。なぜなら、原因を変えれば、そこから生じる結果は変化するからです。

自分の生活を改めるなんて、自分にはできないと思うかもしれません。けれども大きいことを考えるのではなく、自分の身の丈にあったところから変化を起こしていけばいいのだと、僕は信じています。

たとえば、外食をしたときに残さないように注文することで、大量消費のクセを変えてみるとか、割り箸の消費を抑えるために、マイ箸をもち歩くなど、僕らには「できること」がたくさんあるのです。

2004年に福島県会津若松市で講演したとき、Kさんという女性が、子ども兵の話にショックを受け、「自分にできること」を一生懸命考えてくださいました。そして彼女は、日本の携帯電話会社、携帯電話をつくっているメーカーに、はがきを書いて送ったのです。

「子ども兵の話を聞いてショックでした。だから、あなたの会社でつくっている携帯電話にコンゴ産のタンタル鉱石を使わないでください」

普通だったら、一介の主婦が大企業にはがきを書いて送ったとしても、相手にされないと思い、行動に移す前にあきらめてしまうでしょう。けれども彼女は、自分にできることを素直に実践したのです。すると、ほとんどのメーカーから返事がきたのです。

各企業とも、まじめに携帯電話とコンゴ産タンタルの問題を考えてくれました。多くの企業が調査した結果、日本の携帯電話に使われるコンデンサーには、安定供給の観点からカナダ産、オーストラリア産のタンタルを使っていることがわかったのです。

Kさんがはがきを一枚一枚書いて、そのことに企業も真摯に対応してくれたことで、僕らも知らなかったことが初めてわかったのです。

世界でも、コンゴ紛争を激化させる一つの原因としてのタンタル鉱石の役割が知れ渡るようになると、エリクソン、ノキア、モトローラ、コンパック、インテル社は供給ルートを調べ、コンゴで不法に採掘されたタンタル鉱石の買い付けを中止するように素材メーカーに圧力をかけるようになりました。

この背景には、同じくアフリカ諸国の紛争を激化させる原因であるダイヤモンドの不法取引をめぐって、デビアス社が消費者やNGOから名指しで非難され、社会的な信用を急落させたことがあったのは否めません。

このように、一人ひとりの声を積み重ねれば、企業や社会システムを、より良い世界をつくるために変えることができるのです。

自分たちの生活の中に、世界の様々な問題の原因が存在する。その痛みを感じることは、僕らの希望そのものです。

僕は12年間、NGO活動を続けてきて確認をしています。だからこそ、何度でも、何度でも、繰り返し伝えたいのです。

僕らは「微力」かもしれない。けれども、決して「無力」ではない。(完)

(1)はこちら → http://www.kosonippon.org/mail/detail.php?id=856
(2)はこちら → http://www.kosonippon.org/mail/detail.php?id=862

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鬼丸 昌也 (おにまる まさや)

特定非営利活動法人テラ・ルネッサンス理事・創設者。1979年、福岡県生まれ。立命館大学法学部卒。高校在学中にアリヤラトネ博士(サルボダヤ運動創始者/スリランカ)と出逢い、『すべての人に未来をつくりだす能力がある』と教えられる。
2001年、初めてカンボジアを訪れ、地雷被害の現状を知り、「すべての活動はまず『伝える』ことから」と講演活動を始める。同年10月、大学在学中に「全ての生命が安心して生活できる社会の実現」をめざす「テラ・ルネッサンス」設立。2002年、(社)日本青年会議所人間力大賞受賞。地雷、子ども兵や平和問題を伝える講演活動は、学校、企業、行政などで年100回以上。遠い国の話を身近に感じさせ、一人ひとりに未来をつくる能力があると訴えかける講演に共感が広がっている。

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☆本日のメルマガ執筆者、鬼丸様よりのお知らせ☆

~お知らせ~

NPO法人テラ・ルネッサンスは、すべての生命が安心して生活できる社会の実現を目指し、カンボジア、ラオス、ウガンダ、コンゴ、岩手で、活動を展開しています。それらの活動は、多くの人の会費や寄付によって支えられています。

●あなたの1,000円で、10平方メートルの地雷原を安全な土地に

月額1,000円で、テラ・ルネッサンスの活動を支えられるファンクラブ会員になれます。1,000円で、実はたくさんの変化を世界にもたらすことができます。お申し込みは、以下のウェブサイトから  http://www.terra-r.jp/profile/entry_f.html

【連絡先】

京都市下京区五条高倉角堺町21番地 jimukinoueda bldg. 403号室
NPO法人テラ・ルネッサンス
TEL&FAX: 075-741-8786 公式ウェブサイト〈http://www.terra-r.jp〉

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*みなさんのご意見をお待ちしています。(800字以内でお願いします)
info@kosonippon.org
いただいたご意見はバックナンバーと共に「読者の声」として以下に掲載しています。メルマガにて抜粋掲載をさせていただくこともございます。
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*不掲載をご希望の場合は必ずその旨を明記して下さい。氏名、肩書きは、特にご指示がなければそのまま掲載します。匿名、ハンドルネームをご希望の場合は必ず明記して下さい。なお、盗作、名誉毀損、人権侵害、差別的な記述などの投稿は禁止いたします。

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(編集後記)

関東甲信越も梅雨入りしましたね。
日本には四季に加え、梅雨という季節があると言ったのは、どなたでしたでしょうか。
とはいえ、「四季は日本にしかない」というのは錯覚のようです。

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