2020.04.15
新規プロジェクトとして「オンライン自分ごと化会議」を始めます ~コロナウイルスによって変化する社会との付き合い方について~

 

 

構想日本が日本全国で10年に渡り145回実施してきた「自分ごと会議」を、今回初めてオンラインで開催します。テーマは「コロナウイルスによって変化する社会との付き合い方について」。全国各地の住民がコロナウイルスに関してどのような問題に直面しているか話し合う場です。

政府は新型コロナウイルスの対策として、感染防止策や経済対策を打ち出しています。しかし、必ずしも国民の生活周りのことに目が行き届いてはいません。

構想日本が2009年から行ってきた「自分ごと化会議」の参加経験者は全国に約1万人。この人たちの社会のことに対する関心は一般的な水準より高く、コロナ問題についても地域で起こりつつあることを把握していると言えます。

そこで、この1万人の中から(例えば4~5地域から計20~30人など)参加者を募り、いま国民がどのような状況にあるか、それに対して自分たちは何ができるか、行政は何をすべきかなどをオンラインで議論します。

この試みを継続し、国民が直面する様々な問題を拾い上げて政府やメディアに届け、私たちがこの過酷な状況を切り抜けていくためのお役に立ちたいと考えています。

 

※自分ごと化会議とは

社会や政治・行政のことを「他人事」ではなく「自分ごと」にすることを目的として、無作為に選ばれた住民が地域の課題や行政が行っている事業の見直しを考える場。構想日本が2009年から始め、145回実施。参加した住民の総数は約1万人。

 

 


プレ開催:太田市「新型コロナウイルスに係る市民との意見交換会」
新型コロナウイルスの感染拡大について、日常生活への影響など市民の率直な意見を聞き、また、個人や地域でできることを考えるべく、過去3年行っている「太田市自分ごと化会議」に参加した経験のある市民による意見交換会を開催する。

 

日時

2020年4月16日(木)18時30分~20時(終了)

参加者

市民(太田市自分ごと化会議に過去参加した市民):4名

コーディネーター:伊藤伸(構想日本総括ディレクター)

清水聖義 太田市長、市関係部局

主催    太田市

協力    構想日本

その他  メディアのみ当日取材可(事前に要連絡)

問合せ  太田市役所 企画部企画政策課(担当:齋藤、桑子)

TEL:0276-47-1892(直) FAX:0276-47-1885

メール:005200@mx.city.ota.gunma.jp

 


 

第1弾:「スマート市民議会」 ~「social distance」を市民目線で考える~
いま私たちの生活は根幹から見直しを迫られています。とりわけ、最近よく言われる「social distance」。コロナ終息にはこれを徹底することが必須である一方で、いわゆる弱者など、もともと社会との距離が遠い人たちにとってはさらに距離が広がっています。この状況で、自分たちには何ができるのか、今後行政(国、地方)やメディアには何を求めていく必要があるのかなどについて、過去の「自分ごと化会議」に参加経験のある全国各地の住民と議論する。

 

日時

2020年4月29日(水・祝) 14:00~16:00(予定)

参加者

市民(過去に「自分ごと化会議」を行った6自治体の参加者):計15名程度

ナビゲーター(専門的視点から論点の提示や視点の提供を行う役割):3名程度(調整中)

コーディネーター:伊藤伸(構想日本総括ディレクター)

主催

構想日本

その他  メディアのみ当日取材可(事前に要連絡)

オンライン会議の模様をライブ中継すること、後日アーカイブを構想日本ホームページで公開することを検討しています。


 

問合せ  政策シンクタンク 構想日本(伊藤、永由、秋元、窪田)

東京都千代田区平河町2-9-2 エスパリエ平河町3F

電話:03-5275-5607 FAX:03-5275-5605

メール:info@kosonippon.org