代表の加藤がYahoo!ニュースエキスパートとして記事を投稿しましたので、お知らせします。
この記事は、全4回シリーズの第3回目です。
(以下、抜粋)
日本人が感じるインドの嫌なことには、すべてそこに住む人の生活が密着している。生き死にを生で感じ過ぎると言ってもいいだろう。
(中略)
おかげで公衆衛生の成果は大きく、医療技術の進歩とあわせて健康状態は良くなり、寿命はずいぶん延びた。これは文明の進歩で有難いことだと素直に思う。しかしインドが考えさせるのは、町の音や臭いの「意味」だ。
(中略)
日本全体が一つのシステムあるいはそういった秩序をもって運行されている「コスモス」として整然と動いているのに比べて、発展めざましい現在でもインドのシステムは穴だらけだ。
(中略)
日本が特に重症な理由は、二つの点で際立っているからだと思う。一つは、多くの人が自分がコミュニティの一員だという感覚を失い、 “個”に埋没するようになったこと。
もう一つは、世の中全体で整然とした現在のコスモスを維持することが目的化して、組織と個人の両方で自己規制、防御姿勢が縮こまりのスパイラル状態になっていること。
(続く)